人事異動の季節 その後
先日の人事異動で、突然辞める! とタンカをきった話に続編ができました・・・・
例の人事異動の事件は先週の月曜日のこと。それが、なんと今週の月曜日にご本人が出社しているので、目を疑ってしまい、まるで幻を見た気分で、ひぇ~~~・・・・・・
さすがに、残務処理の関係もあるし、さすがに社会人としてもう少しまともな最後で締めくくろうとしたのか、上司が説得したのか?まあ、よくわかりませんけど・・・・・。でも、若手女性社員がちょっとしたことで、逆鱗に触れて怒鳴られました。どこまで仕事を頼んでいいのか恐くて近寄れないので、私は本人が電話していて、向こう向いている隙にひょいっと机にファックス置いちゃった! それと、なるべく半径3m以内には立ち寄らないことにしてます。(苦笑)
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この人事の話とは全く別のことだけど、ある部署が今度新しく設立されて、私の部署と隣の部署から何人かが行くことになったのだけど、白羽の矢が立ったのが私の友人。彼女はとっても悲劇的で、絶対に異動はないと思っていたので、ひと足早い夏休みを計画してイギリス旅行を予定していた。人事の発表は彼女の旅行期間だったので、前倒しに行われたけど、予想もしない異動で強烈にお怒り!!海内旅行中ブチキレ状態だっという。あまりにも遠距離通勤。彼女は大変に体が弱くて、アナフィラキーショックを会社で起こして救急車騒ぎを2度も起こしている。一時は生命の危機もあった。大変なアレルギーで、ほとんど薬が飲めない。本人は体は丈夫と強がっているが、私的に見ると痛々しい・・・・・・。
なんで、そんな遠距離通勤になってしまうのか?実は私も知らなかったけど、1日2本だけ走るバスが朝の通勤時間帯にあり、往きはそれを使いA駅に向かい、帰りは別のB駅からのバスで40分もかけて帰っていたという。東京から見ると、B駅の方が手前なので、定期の申請はA駅から電車とバスの便で申請していた。(ちなみにA駅とB駅は別の路線です)
ところが、会社は朝に2本だけで帰りにバスがないことまでは確認しないし、もちろん内示までは極秘だから通勤の足のことなんか本人に聞けない。だから、会社としては<駅すぱーと>などで検索して、実はA駅から赴任先の東京郊外C駅までは、都心を経由しないとっても便利な路線で行くとわずか40分ぐらいで到着なので、良かれと思って人事を決めたという。彼女の家はA駅から3キロで、自転車を使うにはとってもアップダウンが厳しく、彼女の体力では無理。結局、今のところは10キロの道のりをバスで行くB駅経由で一旦東京方面に出てから、再び郊外のC駅に行くという通勤路線になる。うまく説明できていないかもしれないけど、A駅を三角形の頂点とすると、AからCは左の辺で一直線。実際はA駅から、右の辺を通りBを経て、Cにいたるという実質2倍の時間と距離が必要になる。
大変に落ち込んでいる友人を見て、とにかく長距離通勤で恐らく片道2時間15分前後が画見込まれるというので、良かれと思ってちょっとアドバイスしたところ、むっとされて、うーん、アドバイスも難しいものだ。
以前にも、別のもっと若く大変元気な女性が東京の比較的北の方に住んでいて、<駅すぱーと>なるソフトで検索すると、あっという間に大宮に行けるという名目だけで異動命令がでた。これまた、夜遅いと全く便数がない電車を想定した通勤経路のために実際には使えない路線だった。一旦池袋まで出てから大宮に行くとやはり2時間クラスかそれ以上の通勤を強いられた。その結果は、あんなに元気だった彼女が体を壊して2年間ぐらいぐったり状態。ようやく比較的近くの部署に異動して健康を取り戻した事例がある。
とにかく、防衛策としては自分の住まいの場所をPRしておくってことは、結構会社生活にとっては重要ってことでしょうかね? 単にパソコンのソフトで調べただけで人事異動させられたら、生身の人間はたまったもんじゃない! 今は全ての人事申請がPCなので、たとえば<ここのバスは1日に朝2便しか来ません>とはインプットできないのです(苦笑)。そういう私の場合は、実は使おうと思えば2路線が使えるけど、絶対にもう1本の路線のことはおくびにも出しません。変な発想に結び付けられては困りますから、自分の場合は「私のおうちはどこどこです!」と宣伝しておくと、頭の中には会社の人が皆ある路線のイメージでインプットされますから、効果的と思われます。せめてもの、会社員生活の知恵です。今後は友人の健康がとっても気になるところです。
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