人事異動の季節

この時期、うちの会社はそわそわ・・・・。４月、６月、７月と人事異動の季節なのです。覚悟はしていたけど・・・・・

私の所属する部署が、今の場所からお引越し。まるごと都内某所に移転なのです。私もやっぱり皆と同じにお引越しとなることが１８日（月）に内示。まあ、担当している仕事柄、絶対にそうなるとは思っていたけど・・・・・。

今度異動する場所は、実は今の場所に勤務する前に居た場所で、全然目新しくもない。書き出したら止まらないほど嫌な想い出が一杯詰まっている場所で、できれば避けたいな・・・・って。当時の人達も一部残っているけど、人間関係的には今回は全く仕事も別で関係ないのでまあ我慢できるけど。ビルもぼろいのがネック。今居る場所は快適な場所だけど、まあ会社員だから異動はやむなしですね。

ところが、実は月曜日には全く大ハプニングが出現しておりました。人事異動は一人ひとり別室で面談形式で内示するんだけど、いきなりブチキレテ＜俺は行かない！！！＞って言い張って＜辞めてやる！！＞と還暦間近の人間が言い放った。私ら部下はそれを知らなくて、課長だけが知っていたけど、なんだかその人間がその日は目茶苦茶ご機嫌が悪いということは見てとれた。

自分はたまたまその人と１つの件だけど二人でやる重複した内容だったので、本当はその人がメインの仕事だけど、あまりにご機嫌が悪いので自分の方が対応していた。それが、とんでもない案件で１００回とは言わないけど、優に３０回ぐらいはお詫びしまくりの事案だった。（ふぅ～疲れたぁ～～）

夕方になって、たまらなくなって本来業務はその人なので、その後の対応を頼み込んでお願いしようとした時に、ギラツイタ血走った恐ろしい眼つきでにらまれた！　きゃ～～～ん、こわいよ～～～・・・・・　自分はすごすごと引き返したのでした。私が上司に事情を話したら、さすがにこの時点では上司も事情を知るに及んでいて代わりに対応してくれてほっとした・・・・（実はまだこの時点では、私はその人が辞めるってタンカをきったのは知らなかった）

翌日の火曜日に会社に出社すると、「某さんは今日から出てきません。辞めることになりました。」という電撃発表。もう二度と会社には出てこない模様。うちの会社は一応堅い会社なので、ここまでひどい形で辞める人はいない。まあ、彼としても第二の就職先でいつも不満ばかり言っていたから、気持ちはわからないでもないが、社会人としてはあまりにまずすぎる。子供みたいない辞め方だね・・・・と残された人達は口々にいい、残務整理は大変なのでした。

それにしても、あまりに恐い形相で睨まれたので、その人を見かけたのはその時が最後だった・・・。今でも思い出すだけでもこっちが凍てつきそうな気分になってしまう。とんだ人事異動のシーズンです。

異動先の場所は、通勤時間が少し短くなることぐらいがメリットですが、あとひとつは、山道具屋さんに徒歩で簡単に行けることぐらいかなあ・・・。散財しないように気をつけなくちゃ。