何故彼女は食べるのをやめられないのか？

会社の昼休み面白い話を聞いた。というのは、つい数日前に日経新聞に「身長170センチで１２０キロとか、そういう極端に太った方が日本では今増えていて、病気を防ぐ意味もあって、痩せる必要があるが、どうしても普通に痩せられない人には胃の手術をするケースがある」という話が掲載されていた。この話を話題にしていた時に、皆も「最近はアメリカなどでよく見かける普通レベルでない、ぶよぶよとした巨体な方が増えているね」という実感だった。

その話をしていたら、Mさんが実は・・・・・ということで、披露された話がある。

Mさんは、東京の東の方に住んでいる。Mさんはパート勤務で決まった時間に帰宅して、お買い物をして・・・という生活パターンである。そのMさんは必ずモスバーガーの前を通るのだが、毎日午後７時ぐらいから１１時ぐらいまで、ずっ～～っとある一人の女性がお店に陣取って、驚くほどの飲み物やらバーガーを食べ続けているのだという。Mさんの近所では有名な話になっているという。飲み物の数はざっと１０個ぐらい、バーガー類は数知れず・・・・・。とにかく、１人で４人の席を占領して、テーブル全部に飲み物や食べた跡が食い散らされている状態だという。

その女性は年齢は不詳。１度だけ5～,60代ぐらいのお母さんのような方が近くにいることを見かけたので、恐らく２０代から３０代か？お仕事をされているようにも見えない。とにかく巨体だという。ぶよんぶよんと歩くのも辛そうな感じで１００キロ超は確実。実はモスバーガーに毎日出没する前は、同じ商店街のミスタードーナッツに毎日やはり出没していたという。それが、ドーナツ屋さんが店員さんがオーダーした物を集めてくれる形から、最近は自分でドーナツを取るセルフ形式に変えたらお店に現れなくなったという。要は、自分でドーナツを取ったり運んだりするのもシンドイ状態だからだろう。これだけ一杯食べると、一日５０００円以上は最低でもモスバーガーに費やしており、これが毎日だから一ヶ月に１５万円！　すごい経済的にもびっくりです・・・・・・

今ではMさんはモスバーガーに彼女がいないと、お元気かしら？と心配してしまうほどだという。それぐらいの常連さんの巨体な彼女である。普通の方ならば、そこまで食べ続ければお腹が一杯で気持ち悪くなって食べられないか、吐いちゃう・・・・っていうレベルじゃないかな？　恐らく満腹であるというサインが脳の中枢神経ににちゃんと伝わっていないのではないだろうか？　＜食べ続けるのを辞めよ＞というサインが伝わらないというとなると、これも肥満病という病気なのかなあ？ 何故彼女は食べ続けなければならないのか、それが謎だ。