怖い中国の話
先日、覚せい剤の関係で捕まった日本人が中国で4人死刑になったと思う。このニュースを聞くしばらく前に、ある人からとっても怖い中国の話を聞いた。如何怖いかというと、背筋がぞーっとするようなという感じ。
その人は
当時30前後の女性で、お母さん(推定60歳前後)と一緒に中国の海南島に観光旅行に行った。海外の一人歩きも割りと慣れているので、特にツアーとかに入らずに、飛行機のチケットとホテルを予約して行ったそうです。
海南島は中国のハワイと呼ばれていて、温暖なリゾート地です。<塩>のお土産で有名なんで、小さな包みで塩がお土産として売られているのです。多くの人に配るお土産としてはうってつけ! 単価はたぶん相当安い!だから、ウン十個(10個程度でなく、職場、近所、お付き合いのあるお客さんとか30個とかそれ以上のレベルだったようです。)とまとめて買ったそうです。旅慣れているのでスーツケースは2名だけど1つにしてしまったこともあり、塩はかさの割りに重たいので、容量オーバーが怖くて、手荷物にしてしまったのだそうです。
そこが、恐らく不幸の始まり!なんと、税関でストップがかけられて、母娘ともに<塩=白い=覚せい剤か麻薬かも?>みたいな嫌疑で、密輸に疑わられて別室に連れて行かれて、なんと、麻薬の検査結果がでるまで一時拘留みたいな措置部屋へ。
恐怖なことに、検査には時間がかかり、その日の飛行機には乗れず。犯罪者だと決まった訳ではないので、いちおうそれなりに美味しい?中華料理は出たそうです。とにかく一晩、ベットとトイレだけのような(実質監視下の柵の中の)部屋に留め置かれて、結局、無罪とわかるまで拘留されたそうです。
その後、無事放免されたけど、明らかに税関など通る時にはなにか表示がでるようで、<二度と中国には行かない方が良い>という感じだそうです。恐らく、パスポートを見せると中国の税関には彼女母娘は<ややグレーな人物>表示が出るような感じらしいです。
今回はツアー旅行ならば、恐らく添乗員も前後にいるし、目もつけられなかったと思います。本当にきちんとした弁明ができたかというと、治外法権という感じで、自分の言い分をきちんと聞いてくれない、英語が通じない・・・・・ やっぱり、中国は怖いです。経済発展はしたけど、まだ法治国家という概念は遠く、今回の上海万博の岡本真夜さんの盗作騒動もそうだけど、法律的な整備が遅れている国と、さらに国民性の問題もあるかもしれません。
この話を聞いたら、私も中国本土にはツアー旅行ぐらいでしか行きたくないかもです。 また、お土産だからといって、同じ物を大量に買い込むのも不審に思われるのでやっぱり、転ばぬ先の杖としてそういうのも避けた方がよさそうです。自分としては勉強になったお話しでした。
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