写真の定番アングル
丸の内OAZOがオープンして、大分人の流れが変わってきた。
関連の話題をひとつ。
OAZOのビルは、旧国鉄本社跡地だが、この方向から東京駅北口を映すのが、報道写真の定番アングルであることをご存知だろうか?気を付けてみていると、実にこの手の写真は多い。また、よく朝にカメラマンがカメラを構えていることを見るのも珍しくない
実は、学生時代の山のクラブの後輩が日経新聞の報道カメラマンになっている。彼が新入社員のときに、「季節の変わり目の日とか、入社式のある4月1日とか、春一番が吹いた日だとか、とにかく何かあると、必ず東京駅北口の場所にカメラを持って撮ってくるのが仕事だ」という話を聞いたことがある。その話はたぶん10数年前に聞いた。
そもそも、後輩は私の大学の経済学部出身だから、当然記者になるために入社したのだと思ったら、カメラマン希望で入社していた。写真がとても上手で、彼の釧路湿原の全紙の大きさの写真を見せてもらったが、素晴らしいものだった。そんな彼が、東京駅北口エピソードを話してくれたのだった。
OAZOに向かう人が多くなった今、果たしてじっくりカメラの三脚を立てたりできるほどあの歩道で悠長にできるかどうか?今後のカメラマンのアングルが変わるかどうか楽しみである。新聞の紙面に注目である。
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