山岳関係のネットサーフィンにて
山のホームページを色々と眺めるのはなかなか楽しいが、ちょっと感慨深いことが二つあった。
ひとつは、今年行った真名井沢の私のレポの写真の1枚と、ほとんど全く同じ物を発見!私がたまに眺めている人のホームページのリンク集から、たまたま山岳会のリンクがあって、見るともなしに見ていたら、あれ~~~??? 大体真名井沢自体が、東京周辺の沢としては私にも行けるぐらいの初心者向けのコースな訳だし、行った時期も沢始めみたいな比較的初心者が入りやすい時期だったので納得。確かにそれらしき山岳会の団体さんが前後していたので、ははぁ~んって気分。
山で印象に残っているのは、沢が初めて人が多く、その割りというのか、そのお陰か、皆装備や服がとっても新しくてピカピカで、見るからに中高年のおば様やおじ様が多かった。最近の中高年はお金があるのでとっても装備が最初からいいんだよね。。。たくさんの人数で楽しんでいたけど、私も山岳会を辞めなければ、ああいう感じの雰囲気で沢をやっていたのかなあ?(なんか、いかにも連れられて登ってますという感じがして、ちょっと・・・・。だけど、滝は直登できるんだよね、ああいう方が。)自分的には、もう少しこじんまりとした人数で楽しみたいものだとついつい思ってしまう。(苦笑)
もうひとつは、私はGWに剣の長次郎雪渓を新雪が比較的最近降った関係で断念したんだけど、前日の雷鳥沢の登りから大ザックを背負った数人の山スキーパティーがいたのは覚えている。どうもその彼らが私がちょうど翌日長次郎雪渓を上から眺めて断念した時に、長次郎の取り付きあたりで準備をしていたパーティーだったようだ。そのパーティーのHPを本日発見してしまった!!時間的にもぴったり! 出合いはデブリがそれなりにあったけど、写真が載っていたところは、結構雪の状態が良くて、う~~~ん、と唸ってしまう。彼らは剣山頂まで到達していた。
こうなってくると、どこまでリスクを背負うかという個人の考え方の問題になるんで、なんとも言えない。まあ、長次郎雪渓の滑走の感想が、彼らのHPでは雪が腐っていてあまり快適ではなかった・・・・というのが、せめてもの自分への救い?というのかな。
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コメント
渓谷登攀をバリエーションと定義するなら
大人数での入渓は感心しませんね~ 僕の場合。
登らせてもらってるのを登れる。
なんとなく攀じれちゃうのを攀じれる。
って勘違いする奴が多いからね~
能書きは教授するもの。
技は伝授するもの。 なんて考えてます。
伝授は1対大人数では難しいとこがあるような…
一子相伝、理想な技の伝授方ではないでしょうか?
リスクに対する己の感性。尊重したいと思ってます。
人が行っても自分は行かない。
人が嫌っても自分には行ける。
そんな駆け引きがバリエーションのおもろいところです。
投稿: go-h | 2004/12/27 08:00
go-hさん、こんばんわ
>登らせてもらってるのを登れる。
>なんとなく攀じれちゃうのを攀じれる。
>って勘違いする奴が多いからね~
そうなんですよね。もちろん自分で登らせてもらっていると自覚していれば、それは次へのステップなんでいいことだと思うけど、勘違いしている人は多いでしょうね。
>伝授は1対大人数では難しいとこがあるような…
>一子相伝、理想な技の伝授方ではないでしょうか?
含蓄のあるお言葉ですね。少なくとも団体さんでは無理でしょうね。(笑)
リスクとの駆け引き・・・確かにバリエーションならではの醍醐味でしょうね。少しずつ、そういう勘を養っていきたいものです。
投稿: MINMIN | 2004/12/27 23:33