君子危うきに近寄らず
埼玉の方で2件のディスカウント店「ドンキホーテ」が火災で全焼した。放火説も濃厚であるが、有名なお店で、かつ近隣とのトラブルも多かっただけに、身近に感じた人も多いかと思う。
24時間営業で、建物の外壁がケバケバシイ派手な黄色だったり、派手なネオンだったり、車のお客さんが休日には列をなしたりして、近所にあったら勘弁して欲しいようなお店だ。
ずいぶん前に初めてお店に入ったときには、その通路の狭さと空間のわかりにくさ、商品陳列のわかりにくさに大変戸惑ったものだった。よくテレビなどの取材では、このお店の迷路のような、何が出てくるのかわかりにくい意外などきどき感が逆に面白いんだと話すお客さんも多いという。
自分自身は、特に2年ぐらい前までは、今よりも遥かにストレスの多い仕事を抱えていたせいもあって、「買い物をするのにどきどき」とか「探すのが面白い」という感覚は全く受け付けない気分だった。あんな、狭いごみごみした空調が悪い空間にいること自体が耐え難い苦痛。綺麗な空間で商品をゆったりした気分で選ぶのは楽しいが、売り込みの放送のけたたましい感じの音がして、ほこりっぽいようなところにいるだけでストレスを感じた。
思うに、もともとの生活がよっぽど間延びしているとか、刺激がないという人ならば、ああいう空間も楽しいかもしれないが、普段の仕事や生活自体が十分ドキドキハラハラしていれば、あんな所に魅力などは全く感じいのでは?それに、安いというが、なんだか元々安物みたいな物を、安く売っているのではあまり嬉しくもないなと。。。。さらに、盗品も含めた倒産品とか、バッタ屋でいかにも仕入れたような物ばかり・・・のでは、本来持っているショッピングの楽しさってどうなんでしょう・・・・と思うのだった。
迷路チックな店内は、今回の事故ではさぞや火事の際には大変だったろうと思うと、せめてものお客様に亡くなられた方がいないのだけが唯一の救いである。
君子危うしに近寄らず・・・・というが、危ない場所に行くかどうかは、心がけもあると思うので、十分気をつけたいものだ。(そいういう、自分は、危ない山に行くこともあるけどね。。。。苦笑)
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コメント
これを読み思い出したことがあるので、「ひとりごと」に書いてみました
同じ題名にさせていただきました
投稿: えみ丸 | 2004/12/17 21:48
私には混雑した山小屋が危険に思えます。消火設備が不十分な木造なのに、タバコに火をつける登山者が大勢いて怖いので、小心者の私はテントが頼りです。
投稿: かめの | 2004/12/17 22:39
★えみ丸さん
どうも、関連エッセイありがとうございます。
それぞれ各自で思うところがあると思いますので、そのきっかけになってくれれば嬉しいです。
★かめのさん
混雑している山小屋。。。なるほど!最近あまり山小屋泊まっていないけど、無意識のうちに必ず窓から外にすぐ出れるかチェックしている自分です。(笑)
投稿: MINMIN | 2004/12/18 00:10