« 志賀高原でパウダー三昧 (その1) | トップページ | ゲレンデ深雪滑り »

2005/01/18

志賀高原でパウダー三昧(その2)

siga (写真は高天ヶ原のもこもこバーン)


1月16日(日)

前夜から降り積もった雪が30センチは軽く積もっていた。やや温度が高いようで大粒な雪がしんしんと降っている。。視界は雪の割りに良好で、風もない。今朝はチェックアウト後、ジャイアントまでスキーを履いて移動。いつもならあっという間の連絡通路が、除雪作業で狭くなっていて大渋滞だ。

9時半頃にジャイアントゲレンデに到着。期待のバーンは、見事なほどまでトラックがない部分が多い。最大斜度34度というけど、これだけの斜面をパウダーで滑れるかちょっと心配だったけど、ここまで雪が深くて重くいと自然に体が止まってしまう。本能的に深雪エリアはリフト沿いだとわかったので、ここばかりを滑ることになる。雪まみれで嬉しい悲鳴。Iさん、Hさんは先に比較的楽な中央ゾーンに途中で逃げたが、私はめったにない良い機会なので、根性で深雪エリアで頑張る。2本目はやや慣れてきて、大分リズムをつかんで滑れるようになった。底がない深雪という感じで、腰ぐらいまで簡単に埋まってしまう。足を取られることも何度か。起き上がるのも大変だ。Iさんの滑りはやはり八甲田の常連だけあって、だんだんと本領発揮。後ろで見ていると勉強になる。そんな彼女でもこけるのだから、やっぱり深雪は面白い。3本目ともなると、自分は絶好調♪ Hさんは、やや重いパウダーに違和感があり。板が外れたようで、自分が下から10分位見守っていたが、スキー発掘できず。やむなく、もう一回上から救援に行くことにした。そうしたら、やっと現場に到着したら、やっとスキーが見つかって、ほっと胸をなでおろす。Hさんが八甲田を控えて、これでは悔しいのでもう一本行こう~! となった。結局やや重めの腰まで深雪パウダーをリフト沿いばかりを朝一で5本も滑って、既に太ももはすごい筋肉痛。でも、とっても満足。(後で志賀のHPを見たら、やはりリフト沿いは非圧雪ゾーンにしているようです。)

さすがに体が辛いので、次は寺子屋のパウダー狙いに移動。西館山~高天ヶ原を1本、タンネの森は修学旅行生が一杯だけど、可愛らしい樹林帯のゲレンデなので、軽くツリーランもどきを1本楽しんでから一之瀬経由寺子屋へ。予想通り閑散としたゲレンデだが、既にボーダーに新雪を食べ尽くされた感じで、斜度もジャイアントの斜面からすると緩くてつまらないので、早々に退散。本当は、メインバーンの逆の短いけど急な斜面が滑りたかったけど、閉鎖されているのでやむなし。

その後、高天ヶ原で昨日コブ斜面の練習をした所が、もさもさパウダーで人がほとんど滑っていないので、ビデオ撮りをして遊ぶ。2本ぐらい遊んでから、昼食を食べに東館~ブナ平とかなりよれながら、さらにジャイアントを1本滑ってからレストハウスに滑り込む。

さすがに、かなり疲れてきたのでゆっくりと昼食を摂ってから、「午後は怪我などしないように、お互い見える範囲で滑りましょうね」と確認してから、東館のゴンドラに乗るために移動。東館の急斜面の部分は新雪のなかにコブも隠れていて疲れる。雪は相変わらず降っているが、気温が下がってきて細かい雪に変わってきて、雪が朝よりも締まってきて滑りやすくなってきた。これまでも十分パウダー三昧だったが、西館は人が少ない分、ますますゲレンデはじの方の深雪が楽しい。あっというまにIさんがその深雪を映像の一シーンのように私の前を華麗にぶっ飛ばしていって、左カーブで姿が消えたと思った瞬間、雪にとられて自分はこけた。Hさんが、前方で待っていてくれるように止まってくれたのが心強い。結構起き上がるのが大変だが、やっと体勢を整えてよれよれとHさんの所に行くと、そこはIさんが、スキーを探すための発掘作業現場だった(爆笑)かなり穴が既に掘られるようになっていたが、私も参加してストックで探すが、本当に見つからず。スキーが外れてから3秒は片足で滑ったというから、そうとう広範囲で探したが、やっと30分位かかって発掘されて、歓喜の声を上げたのは言うまでもない。(苦笑)やっぱり、八甲田ではゲレンデ板にも紐をつけなくちゃね・・・と二人して痛感したようだった。

さて、悔しかった思いがあるのであと1本西館を滑ることにしたのは言うまでもない(笑) やはりシュプールのある所でなくて、あくまでもパウダーっぽい狙いのルートで滑る。すると途中で、パウダーレッスンらしきをショートターンをしている講習シーンを目撃。教師の力強い「よいしょ、よいしょ・・・・」という掛け声の深雪滑走シーンには気合を入れてもらった想いだ。彼らが現れたコースはわかりにくい場所で、下から見てとても美味しそうなパウダーコースなので、早速探しにあがってみる。するとFIS大回転コースという所だった。本当にシュプールが数本だけだ。思い切りはじけて、がんがん滑っていると、講習生の人達が後ろに登場。たまたまコースの真ん中に止まっていたら、コーチが真上から滑走してきて、とってもエッジングが効いた滑りを真下から眺めることができて感動~~☆

結局西館を3本連チャンで滑って、今回の締めの滑りとなりました。今回ご一緒した二人とも志賀は大好きで、私以上に何度も来ているので、志賀の膨大なスキーゲレンデマップなぞ見なくても、自由自在にゲレンデ間の移動ができるので、とっても私は楽だった。

|

« 志賀高原でパウダー三昧 (その1) | トップページ | ゲレンデ深雪滑り »

スキー」カテゴリの記事

コメント

深雪で板が外れると、よく行方不明になりますよね(笑)
ストックだとピンポイントしか判らなので、残った板で斜面を縦横に切っていくと見つかりやすいですよ。

投稿: めえ | 2005/01/19 07:29

めえさんも、片品では美味しい深雪を楽しまれたようですね。板は、外れたり、突き刺さって取れなくなってりで、体力を相当消耗しますね。3人かがりで発掘したIさんの板は、彼女は板をめえさんがおっしゃるように切っておりましたね。
でも、予想より相当上の位置で発掘されました。いい勉強になりました!

投稿: MINMIN | 2005/01/19 21:14

この記事へのコメントは終了しました。

« 志賀高原でパウダー三昧 (その1) | トップページ | ゲレンデ深雪滑り »