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2006/05/31

チーズの話 続編

去年の12月に「チーズの話」という内容を、ここのプログに載せた。要約すると、もともとチーズは家族は全員大好きなのに自分だけはチーズ大嫌いで、やっと中学ぐらいの時にピザの溶けたチーズだけは食べられるようになった。それでも大進歩だったが、それ以上はどうしても食べられなかった。それが、去年の夏にヨーロッパに行って、全くチーズを食べられないのもどうかと思って、今更だけど、チーズを食べるようにトレーニング?を始めたという話でした。


プログには励ましの声や、食べるヒントなども寄せられて大変役立つアドバイスを頂いたものだった。さて、約半年後の現在ですが・・・・。


まず第一に、、ブルサンのチーズはガーリックとハーブがミックスしたチーズっぽくない味のせいもあって、大好物になってしまった! 大体いつも買って置くことにした!
さらに、第二にフィアデルフィアのチーズ(白いナチュラルチーズ)を常に買い置きしておくようにして、フランスパンに載せてたべたり、さらに最近のお気に入りは、このチーズとおしょうゆとかつお節をまぜまぜして食べるのです。これが、お酒のつまみみたいで最高に美味しい♪自分は下戸なんだど、思わず一杯飲みたくなるような美味しさです。これは、お酒の好きな女友達からのお勧めメニュー(というほど大げさなものではないですが)です。(割と最近はナチュラルチーズとおしょうゆの組み合わせはお店などでも推奨されているようです)


また、食べる話ではないですが、私がよく日常的に行くお買い物エリアには「チーズ王国」という名前も立派なチーズ専門店が通路の真ん中を占めるようにしてあるのですが、このお店の店員さんはチーズの試食をお客様にしてもらえるように、お皿の上にチーズを載せて通路に立っていることしばしば。以前の自分は、このお店になるべく近寄らないように(鼻先にチーズを見せられるのも勘弁だったので)、わざわざ速足で通り抜けていたのですが(苦笑)、最近は心理的にだいぶ余裕を持ってお店の前を通れるようになりました。・・・(子供みたいな話でスイマセン) とはいっても、街でどのチーズでも試食できるほどには、チーズのレベルはアップしていないので、たぶん試食には踏み切れません(苦笑)


ともあれ、少なくとも上記2つのチーズに関しては大進歩!!! でも、白カビの生えているカーマンベールチーズは6Pになっているのを買ったけど、やっぱりちょっとカビの臭さが嫌で、まだ1個しか食べておりません。まだまだ修行は足りませんが、少なくとも半年で大分進歩したことだけは事実なので、ここで皆様に報告を兼ねて、お礼申し上げます。


今後とも、食べやすい(あまり臭いのない癖のないというのがいいのですが)チーズや、苦手の人に向く食べるアドバイスなどありましたら、よろしく教えてくださいませ。

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2006/05/29

先見の明

何気なく本屋さんで本を眺めていると、学生時代にキャンパスで見かけた同級生が、大変立派な本を何冊も出版していることを知ったのは2年ぐらい前?のことだろうか。とにかく、その手のことが好きな人にとっては誰でも知っているぐらいメジャーな人になったものだ。


彼女は自分とは別の学部だけど、私の女友達数名の同じクラスメートでよく一緒に歩いているところをみかけた。私の友達の方は今は税理士や会社員ら硬派な職業についている人が多く、もちろん専業主婦になっている友達も多い。卒業した時には多くは金融機関などに就職する人が多い学部だったけど、いまや有名人となったその彼女がどういう道を歩いたかは学部が違うこともあって全然自分は知らなかった。


それが、十数年経った今、名前こそ少し芸名風にアレンジしているものの、やっぱりキャンパスで見かけたそのものの彼女がいる。なんだか、学生時代はとらえどころがないような、あまりキャリアウーマンって感じを目指している風には全く見えなかったのだか・・・。むしろ、ちょっと少し頼りなげな?だら~っとした感じの印象があったのだが。


卒業後、あんまり目的無しにぶらっと留学して、そこで開眼したそうだ。でも、実は実家の関係がその関係業界だったそうだから、ある種必然だったのかもしれないが。ともあれ、実家のバックもあって成功したのは事実だろうから(TVで私も2、3回見かけたっけ)、これからさらなる飛躍があるといいなと思うものです。


こういうのを、まさに先見の明があるというのだろうか。少なくとも今から十数年前にそのことに着目して始めたというのはすごいセンスと思う。(今から始めるには、遅すぎるが)

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ガーデニングというけど・・・

一応自分は、ガーデニングが好きということなんだけど、最近はあんまり力が入っていない。
というのは、今のマンションに住み始めた当初は大好きでベランダガーデニングを色々やっていたけど、ある時に道路を隔てた目の前に大きな建物が建ってしまったのでした。以前は3階建ての某会社の社宅が3棟ぐらい敷地にゆったり建っていたのだけど、それが全て壁のようにそそり立ってしまって9階建てなので、うちは比較的下の階なので、とにかく日当たりが半減してしまった。もともと、そんなには日当たりが良くはないものの、まあ植物がそこそこに育つ程度ではあったのだけど。。。。。


敷地を売った某会社の社宅は、構造不況業種で、再編しまくっている業界なので、やっぱ引っ越す時にそこまで想像しておかないとならなかったかあ・・・・と今頃嘆いてもしようがありませんね。


最近では、何を植えてもあまり冴えないできばえなのですが、唯一、不精な私でも根付いたのがゼラニウム。もともと乾燥気味がいいので、水をあんまりやらなくても大丈夫っていうのが気に入ってます。


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ゼラニウムは、ヨーロッパを旅行するとあちこちの窓にある植えてあるお花。少し手にすると臭いがするというけど、あんま触らないようにしているので全然ノープロブレム。


今年は、ミニトマト(現在、何度植えても連敗中)1株と、シソ(これは成功率が高い。そうめんに入れるのにコンスタントに食べるのに便利)、お花はミリオンベル(この手のお花も連敗中)を植えた。それとゼラニウムを何個か株分け?みたいにしたのが、幾つか根付いているようで、これから楽しみ。


せめて、もう少し成功率を高めたいものです。

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2006/05/28

非難小屋でなくて避難小屋

ネットで人の記録などを見ていると、実に多くの人達が「避難小屋」のことを間違えて「非難」小屋と書いている。


私などは、その度に「なんか小屋に文句でもいいたいのかな?」と思ってしまう。改めて言うまでもない?と思うけど、我々登山者がお世話になる可能性のある小屋は「避難小屋」です。避難=緊急避難の意味で、とっさの時にとか万一の時にそこに逃げ込むという趣旨がこめられている用語です。


それに対して、「非難」は国語の意味的に言うと「人のことを批判する、悪い点を指摘して攻撃するように言う」というような意味会で、決して良い意味ではありません。


たまに間違えてレポの何箇所かに非難小屋って書いている場合もあるけど、これはたぶん単なるパソコンの変換の打ち間違え・・・ぐらいに思える場合は誰でもやるミスなのでしようがない。自分も気をつけて文章を打とうと思うけど、最初から最後までどの他のレポを読んでも全て統一して非難小屋って書いている人を見ると、「あああ・・・・終ってるよ、この人の日本語は・・・・」と思って、どんなに素晴らしいレポでも興ざめしてしまう。


「避難する」という言葉が一般的にあまり使われていないのかな?でも、よくある学校や職場などでも行われる火事のための避難訓練なんかは、このまさに避難を使うしね。。。。自分は学生時代が法学部だったせいもあり、民法でも刑法でも緊急避難という考え方が法律の項目にあるので、そこで学んだせいもあり、間違いようもないのだけど。一般的にはなじみがない言葉なのかなあ・・・・・?????


ともあれ、本人達がいつか間違いに気が付くといいのにね。

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2006/05/25

救急車より消防車

先日、朝の出勤時に消防車が駅に到着していた。朝からまさか火事?と思いきや、消防車から出てきた隊員さん達は全員医療関係風の服をまとった人たちだった。


そういえば、先日新聞かテレビで、最近はあまりに救急車の出動要請が多いので救急車が間に合わないので先に消防車が出動して、そこに救急救命士さん達をのせて初期対応をするという話を聞いたような気がした。それで、肩にかけたショルダーバックにはぎっしり医療関係の装置が入っているようだった。それで本格的に救急車が来るまでに対応をして、救急車が到着したらストレッチャーにでも載せて、本格的に患者さんを運ぶ算段のようだ。


朝の道は混んでいるので、消防車の方が道も譲ってくれやすいかもしれない? とにかく、今は昔よりも救命士さん達も使える医療道具も増えたので、少しでも早く患者さんのところに到着する工夫ができれば嬉しいものだ。救急車が足りなければ、消防車は火事はそんなに発生しないので、常に待機している消防車がそんな形で活用されれば良いものだと思う。


そういえば、1ヶ月前位に本当に駅ビルで火災警報装置が作動したことがあったが、その時は消防車が10数台、救急車も数台かけつけるものすごい大騒動になってしまった。自分の最寄り駅はかなり大きな駅なので、何か起こったらその影響も極めて大なので、そんな騒ぎになったのだろう。自分は呑気に駅ビルの地下で食事などしていたけど、外に出ると大騒ぎになっていた。


何でもかんでも消防車がかけつけるのも、ちとびっくりモードだが、それでも救える命が増えることになれば、消防車騒ぎでも大いに結構かな?

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2006/05/24

蓮華温泉での忘れえぬ女性(ひと)

今年のGWで蓮華温泉に行った時のことの話。


5月4日に快晴の雪倉岳を滑走して、気分よく温泉に入った時のこと。とっても満足そうに温泉に浸かっている女性を見かけた。自分はというと、右足の踵がびろんと皮が剥けてしまって、「痛ったたたぁ・・・」なんて、右足をシンクロナイズドスイミングのように片足だけ水から突き出したヘンテコなポーズを取りながら温泉に浸かっていたのすが・・・ (苦笑)


ほんとに満足に温泉に浸かっている表情がとっても印象的な女性でした。お風呂から上がって脱衣場で、しばしぼーっとしていると、たまたま「どちらから来ましたか?」って話を私と何気なくしていたら、白馬岳から雪倉岳に柳又経由で滑走。そこは私も行きたかったルートです・・・なんて話をしていたら、満足そうに話を始めて、なんと彼女は<64歳> とっても全然そんな風に見えず。たぶん50歳代半ばから後半ぐらいかなって思っていたので、驚いた。


さらに気持ちの良いことに「自分の憧れは槍ヶ岳から滑走することだったのですよ。どんな斜面でも滑れるようにスキーは一生懸命練習して、1級を取ったのです。それで、念願かなって槍沢も飛騨沢も滑ったのです。」という話だった。雪倉岳は昔からの有名コースなので、もう何度と来ているという話も伺った。


話の内容から見て、たぶん20年ぐらいは最低でもやっている、もしかしたら30年選手かもしれない。少なくともここ数年で始めたような感じの話ではなくて、ずっと若い頃から山スキーを楽しんできた感じの話しぶりだった。昔の山スキーの道具は、私の持っているかつての15年ぐらい前のでさえも相当に滑りにくいし使いにくいので、当時はあまり滑走重視した山スキー屋は少なかったように思う。


何よりも、彼女の息の長い山スキーとの関わり方に共鳴し、自分も細く長くやって行きたいなと思うものです。それと、きちんと基礎スキーを土台にした上で取り組んでいるのもいいなと。山岳会に所属している方みたいだったけど、往々にスキー技術をないがしろにして、危なっかしく滑っている人が結構山岳会系の人には多いので、ちゃんとした形で取り組んでいる姿がいいなと思いました。


最近のカービングの板は、そんなにゲレンデで練習しなくても、そこそこには滑れるようになっているけど、やっぱりシビアな状況になっていると、スキーは上手いに越したことがないと思う。やっとこゲレンデの中級者コースをボーゲンで降りているようなレベルでは、少しでも厳しい状況になると滑れないし、危ないだろうな・・・・・。


もちろん、山スキーの楽しみ方は色んな楽しみ方があるので人それぞれ。その人の考え方で滑走重視や、縦走重視など色んなチョイスができるのだけど、自分的にはそのベテラン女性のきちんとした山への向かい方に心打たれました。息の長い山スキーへの取り組みは、自分も将来的にそうありたいな・・・と思うものでした。歳を重ねても、山でのこの楽しみができるように元気でありたいものです。


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2006/05/23

最高デブ記録更新・・・・

ここのところ、体重が過去最高記録を更新して困ったものだ。


学生時代は痩せすぎ、社会人になってからは30歳を越す頃に体重が一回増えて、その後ずっとその体重で現在まで至っていたのだが。。。。もちろん、質的にはずいぶん、ぶよぶよしてきたのだが。大体、痩せているというほどでなくて、ほどほどぐらいの体型かな?


それが、3月にニセコにスキーに行って、ホテルの食事が多くて、それをしっかり食べていたら体重が増えてしまって、なんだかデブに・・・・。過去最高の体重になってしまった!!まずいと思って、なんとか少しセーブしたら、一旦は元に戻ったような感じもあったけど、GWに山に行って、戻ってきたら、太ったというよりも浮腫んだ感じで水分が体内に溜まった感じ。通常時よりも最大で4キロ、今も2キロぐらい多い状態が続いている。


困ったことに、最近は山に行くとその時は調子が良いし、ワコールのCW-Xとやらのスポーツタイツのお陰か?足はむくまないのだが、戻って2,3日してから妙に足がむくんでパンパンになる。大体喉が渇くので、下山後も水分多めに飲んだりしていると、それが排出されない感じ。


仕事していると、ほとんど社内で体を動かすということはないので(ファックスとコピーする時ぐらいか?)、全くの運動不足。足もそりゃあ浮腫むわね・・・・ 土日に家で適度に体を動かすとむくみも減るから、こりゃあOL病?
さすがに、これはまずいのでなんとかしないとならない。


誰か、ムクミを取るよい方法があれば教えて欲しいものです。(ちなみに、足つぼマッサージや、青竹踏みの類は全て実践済み。)

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2006/05/21

高尾山~陣馬山~高尾山往復ハイキング

【2006年4月22日(土)】
GWを前にして、このところ何かとお天気が良くなかったり、都合が悪かったりでお山に登っていない。かといって、遠くの山スキーに行くには天気予報がいまひとつ・・・・・ よっぽど、どこかに行こうと思ったが、諦めて近場の山にトレーニングを兼ねて出没とした。


予定では奥多摩の某所だったが、朝起きるのが少し遅れたため、バス便がよくない場所にて山はいったん断念。それからひと寝入りして、起きてみるとかなり天気が良いので、やっぱり別の場所に出没することにした。どこにしようかな?と寝ぼけ眼で地図を開いていると、この時間だとバスを使わないでダイレクトに駅から歩けるだとすると・・・・・ 中央線の大月あたりまでの山を最初に考えたが、なんかあまりぱっとした印象がもてないなあ・・・・・。ふと、先日リンク仲間のえびさんが高尾山の綺麗な桜の写真のレポを発表していたので、「そうだ、桜は終っているかもしれないけど、山桜を見るのがいいかな」と思いついて家を出た。


京王線の高尾山口の駅に10時40分頃到着。奥多摩に行くよりも遥かに近い。駅は人が相当多いが、高尾山としてはまだまだ序の口レベルだろう。10:50出発。


人が一杯歩いているのを縫うようにして歩いて、まずはケーブルカー駅へ。駅でもらったパンフでも確認して稲荷山のコースを選択。すぐ左にあがっていく道だ。最初が急になっていて、ツツジが咲いている。人ものんびり歩いていて、人がコンスタントにいる。一応今日は軽めの荷物(約6キロ)で最低でも陣馬山までは行く予定。さらに時間があれば影信山までは戻ってきて下山とするか、本当に調子がよければ高尾山まで戻っての往復ピストンにしようと思っていた。


すぐに汗をかくようだが、お稲荷さんの祠の所ではご参拝。それからどんどん登っていくが、新緑の季節でとても心地よい。気温も高くなくて、ややひんやりしているせいで歩きやすかった。高尾山はスミレが多いそうだが、スミレなどを時折愛でながら歩く。大体、いつも自分はGWの雪のシーズンが終らないと低山歩きをしない人だったので(里歩きをしてしまうと、なんとなく雪が溶けてしまうような気がして・・・)、こういう季節の感じをずっと歩いていない。でも、とっても心地よくて、今後はこういう感じの低山歩きも山スキーに行けない時にはいいなあと思う。


そうこうしていると、見晴らしの良い場所に到着。西武ドームや都心の高層ビル街までも見えた。ここまでも、大学生ぐらいの自然観察のグループが数十人単位で歩いていたが、彼らがそのあたりの見晴らしの良い場所を占拠。タバコの灰を長くして後輩にウンチクを垂れているのは、ちゃんと携帯用煙草入れを使って、他人に迷惑にならないようにタバコを手に持ってよと思ってしまう。何が自然観察とか自然保護なんでしょうかねぇ? 


団体さんをやっとそこで抜いたので、あとはなるべく静かに歩きたいものだが、さすがに高尾山にて人はどんどん降りてくるし、登っている人もコンスタントにいる。やっと最後の急登らしき所に到着。分岐で左に巻くこともできる。直登は階段が結構長そう。実はこの稲荷山ルートを登ったのは、中学2年生の遠足以来と記憶している。当時に比べると随分たぶん階段も立派になったような・・・・。大体、東京界隈の小中学生は、高尾山は1度か2度は必ず遠足で登る山なのだが、たぶん私も、<また、高尾山だよ・・・・>って登った最後の時のコースがここだった。一応稲荷山のコースが一番高尾山の多くのコースの中ではきつめ?とか言われているようだが。


なんだか、ほんとにそうなのか?なまま、最後の階段はかなり長くてうんざりしたが、登り付いたらちょうど山頂だった。やっぱり当時の記憶が漠然とよみがえってきたもので、確か小雨の降る中を登らされて寒かったような記憶が残っている。


この日の高尾山は、ちょうど1時間で登りついて、登りのトレーニングとしては軽すぎたかな・・・って感じだった。桜は山桜が咲いていて、なかなかいい感じだ。見晴らしのよい方に歩いて行くと、突然、白い雪を冠った富士山が綺麗に見えた!! なかなか感動的に綺麗だった♪♪2006_4_22takao_jinba_033_2

感動に浸りたいものの、人が一杯で、ちょうど昼で山頂全体がランチモード。あちこちいいにおいがする。さすがに、まだお腹も空いていないので桜がとても綺麗なので、さっそく歩きモードに変身。


ここからは、階段を下りて陣馬山への縦走路へ。いたるところに桜の木があって、山桜がやや盛りは過ぎているものもあるが、満開のものもあって写真撮ったり、嬉しくて上ばっかり眺めている。遠目に見る山の景色も新緑の淡いグリーン色と、淡い桃色のトーンが絵になるように美しい。花びらが風にはらはらと舞う姿もなかなかなものだ。一丁平までの道には、つつじの見事な所もあり。つつじは終わりつつあるが、まあまあ見事で、楽しい。一丁平は右のまき道に進むと、見事なスミレの群生があって、なかなか可愛らしい。園芸種のビオラはスミレ科だから、当たり前だけど、ここから進化させたものなのね・・・・なんて思う。
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巻き道が終って、上に出てしばらくは白樺も生えていて、高尾山界隈ではここらが一番感じがいいなあ・・・。ほんとにのんびりと歩いていたので、城山には1時間かかって到着。これまた、立派な富士山が出迎えてくれた。ここからは相模湖も見えている。茶店の人がソメイヨシノを植えていて、これが見事な満開♪ さらに、水仙やその他春の花を畑に植えている。それと、桃の花だろうか?見事な濃いピンクやら薄いピンクやら・・・。ここで、皆が芝生の上みたいに富士山正面にお弁当を食べているので、私も食事。やや雲が出てきて、風が冷たい。
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腹ごしらえを済ますと、さすがに時間が気になる。これからは急ぎ足にする。影信山までは、思っていたよりもこちらからだと結構近かった。相変わらずの茶店の人の多さ。本当は実はトイレに行きたかったのだが、ここのトイレを見たら、見事に長蛇の列。これは陣馬山まで行ってしまおうと思った。ここからは、主に巻き道がコンスタントに左の方にあるので、なるべく巻いてスピードアップ。下りと平坦な部分では少しジョギング程度にたまに走ってみる。でも、荷物がそこそこあるので、登りでは全然できない。今日はトレールランニングの人は少なくて、全部で10名位かなあ? 


明王峠に来ると、これまた見事なソメイヨシノ。これまた、少し足を休めて桜見学。いいですね♪こんなに一杯満開の桜を見れるとは・・・・。トイレモードも高まってきたので、陣馬山には引き続き速足プラスたま~にランニング。予定の15時ちょうどに陣馬山に到着。


ようやくトイレを済ませ(ここも結構綺麗なトイレだった)、広々とした開放感ある山頂を楽しむ。人も随分ぱらぱらぐらいで、もう皆帰り支度の感じ。結構風が冷たかった。陣馬山では、富士山が立派で、さらに南アルプスまで見えているのは感動♪ 山頂の表示だと、赤石岳と悪沢岳が見えているそうだ。うーん、懐かしい・・・・。2006_4_22takao_jinba_137_1

さて、ここで、再び回れ右みたいに往路を戻ることにした。去年の秋に久々に歩いた時に思ったけど、距離は結構歩くけど、このルートはあまりアップダウンが多くないので体に優しい感じがする。特に巻き道を選択すると、走れる道だ。帰りはさすがに時間も気になるので、なるべく下りの所と平坦な所はジョギングぐらいの感じで走ることにする。(だけど、気が向いた時と足元が安定している場合に限る。笑)


自分としては結構マジに歩いたつもりだが、さすがに後半なのでそんなには走れない。影信山まで戻ってくるとほっとした。誰も茶店に一人も居ないのにはびっくり。ここで小仏に降りてJR高尾駅に出ようかとも思ったが、16:30頃にて、このままだと十分高尾山に明るいうちには戻れるとわかったので、やっぱりこのまま前進。実は、高尾山口のお蕎麦屋さんで名物のお蕎麦を食べたかったのでした!!あそこの名物のとろろそばは美味しいし、今日こそは高橋家に時間も遅いので空いているかな? お蕎麦目指して、御蕎麦パワーで歩くのだ!!


城山までは一旦降りてから登り返し。巻き道もあるけど、こういう人が少ない暗くなりかけの場合は、メインルートを歩くに限る。城山は茶店の人が片づけをしていた。ちょっと寒々しい富士山が往きのときと同じように見えている。すっかり曇り空にはらはらとソメイヨシノが舞っている・・・・。さて、あと一息。


城山から一丁平は往きに見事な桜で足が止まってしまったところだが、急ぎ足で通過。外人さんが、テントを桜の下で張っている(ここはテント禁止なんだけど、たぶん日本語がわからないでしょうね・・・。でも、こういう所でテント張れれば楽しいねえ。。。。) 最後の高尾山の山頂には一応今回2時間半以内で歩こうと思っていたので、ダッシュでジャスト2時間半の17時50分に到着。
高尾山はさすがに人もまばらだが、やっぱりちらほらとはいる。(笑)富士山が本当に静かに夕暮れをむかえていて、私が滑りに行くのを呼んでいるようだ(笑)下山は前回のように1号路だと、完全舗装道路でライトもばっちりで安心だが、でも下りに舗装道路は結構足にくるので、6号路(びわ滝コース)を降りることにする。


ここは最初は稲荷山コースを降りて、左にやや回ってから沢沿いに歩く。沢沿いで日が暮れるのが早いし、足元も水が流れているようなところもあり、失敗かな?やっぱり1号路で安全に降りたほうがよかったかな?と思うものの、なんとかヘッデンなしで降りていくと大分歩きやすくなってくる。たぶん、この道は小学校の4年か5年の時の遠足の道だわ・・・・なんて超古い話も思い出してしまった。ようやくびわ滝についた頃にはすっかり、そこに滝があるのがやっと見えるぐらい。ラッキーなことに、ここから下は観光地化していて、街路灯が所々についていて、足元がばっちり。次第に街に近づいてきて、車道にほどなく到着。しばらく下るとケーブル駅。完全に駅は終っていた。


さて、お蕎麦屋さん♪って思って参道に進むと、お目当ての高橋家は入り口の所に暖簾?を下げて入れない感じ。窓越しにみると、すっかり誰もお客様はいなくて、片付けをしている。他の所も全部看板。確かに19時前とはいえ、この季節ではね・・・・。唯一お客様が2組ほど入っている明るいお店があったが、ここも入り口の看板はノート告げていた・・・・。


結局、全てのお蕎麦屋さんが終了トホホ・・・・・。まだビアガーデンの季節には早いし。高尾山口の町自体が静まり返っていた。結局、御蕎麦どころか、どこも食べるお店はクローズしていたので、駅にとぼとぼ・・・・。


最後の御蕎麦だけはがっくりだったが、出遅れた割には大変楽しめた花見山行で、初めての試みの往復登山。たぶん、感覚的には往きに5%、帰りは10%ぐらい走ったような感じがする。まあ、自分の場合はあくまでも荷物を背負わないとならないので(たぶん山スキーはスキーも担ぐ可能性があるので、十数キロ)、トレイルランナーのやっているような空身のトレーニングは意味があまりないと思う。だけど、可能性を秘めたジャンルなので、今後もたまには少し早く歩くトレーニングもいいものかもね。

【コースタイム】
高尾山口駅10:50発  高尾山山頂11:50~55  城山(昼食)12:50~13:05  影信山13:40  明王峠14:23~30  陣馬山15:00~20  影信山16:30~35  城山17:10~15  高尾山山頂17:50~18:00  高尾山口駅 18:52

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