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2006/05/24

蓮華温泉での忘れえぬ女性(ひと)

今年のGWで蓮華温泉に行った時のことの話。


5月4日に快晴の雪倉岳を滑走して、気分よく温泉に入った時のこと。とっても満足そうに温泉に浸かっている女性を見かけた。自分はというと、右足の踵がびろんと皮が剥けてしまって、「痛ったたたぁ・・・」なんて、右足をシンクロナイズドスイミングのように片足だけ水から突き出したヘンテコなポーズを取りながら温泉に浸かっていたのすが・・・ (苦笑)


ほんとに満足に温泉に浸かっている表情がとっても印象的な女性でした。お風呂から上がって脱衣場で、しばしぼーっとしていると、たまたま「どちらから来ましたか?」って話を私と何気なくしていたら、白馬岳から雪倉岳に柳又経由で滑走。そこは私も行きたかったルートです・・・なんて話をしていたら、満足そうに話を始めて、なんと彼女は<64歳> とっても全然そんな風に見えず。たぶん50歳代半ばから後半ぐらいかなって思っていたので、驚いた。


さらに気持ちの良いことに「自分の憧れは槍ヶ岳から滑走することだったのですよ。どんな斜面でも滑れるようにスキーは一生懸命練習して、1級を取ったのです。それで、念願かなって槍沢も飛騨沢も滑ったのです。」という話だった。雪倉岳は昔からの有名コースなので、もう何度と来ているという話も伺った。


話の内容から見て、たぶん20年ぐらいは最低でもやっている、もしかしたら30年選手かもしれない。少なくともここ数年で始めたような感じの話ではなくて、ずっと若い頃から山スキーを楽しんできた感じの話しぶりだった。昔の山スキーの道具は、私の持っているかつての15年ぐらい前のでさえも相当に滑りにくいし使いにくいので、当時はあまり滑走重視した山スキー屋は少なかったように思う。


何よりも、彼女の息の長い山スキーとの関わり方に共鳴し、自分も細く長くやって行きたいなと思うものです。それと、きちんと基礎スキーを土台にした上で取り組んでいるのもいいなと。山岳会に所属している方みたいだったけど、往々にスキー技術をないがしろにして、危なっかしく滑っている人が結構山岳会系の人には多いので、ちゃんとした形で取り組んでいる姿がいいなと思いました。


最近のカービングの板は、そんなにゲレンデで練習しなくても、そこそこには滑れるようになっているけど、やっぱりシビアな状況になっていると、スキーは上手いに越したことがないと思う。やっとこゲレンデの中級者コースをボーゲンで降りているようなレベルでは、少しでも厳しい状況になると滑れないし、危ないだろうな・・・・・。


もちろん、山スキーの楽しみ方は色んな楽しみ方があるので人それぞれ。その人の考え方で滑走重視や、縦走重視など色んなチョイスができるのだけど、自分的にはそのベテラン女性のきちんとした山への向かい方に心打たれました。息の長い山スキーへの取り組みは、自分も将来的にそうありたいな・・・と思うものでした。歳を重ねても、山でのこの楽しみができるように元気でありたいものです。


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コメント

村の渡しの船頭さんは~今年60のおじいさん♪
年はとってもお舟を漕ぐときは~元気いっぱい
櫓がしなる。それぎっちらぎっちらぎっちらこ~♪

こんな歌、知らないでしょうね。文部省唱歌で、
音楽の時間に歌いました。いまは居眠りで
船を漕いでいます(>_<)

私も山屋あがりですが、山屋さんは一般にスキー道具&
技術の向上にあまり熱心ではないです。目指すところが
違うんでしょうね。仲間にビデオや写真を撮られると、
向上しなきゃあという気になります(^^ゝ
登りのキックターンで冷や冷やすることがありますよね。
私の知っている人達は、滑るのが上手い人は、シール
登高の限界も高いです。連休までは山は真っ白でしたが、
その後の雪解けが早いですね。白馬周辺にスキーヤーが
終結しているみたいです(^^)  今週と来週は岳連行事で
駆り出されます。トホホ

投稿: YAMADA | 2006/05/25 08:22

YAMADAさん、こんばんわ
山屋あがりでなくて、今も十分山田さんは現役ですよ!

ところで、そうそう自分も書きたかったのは、登山から純粋に入ると技術向上には熱心でない人が多いですね。自分はとっても中途半端で、ゲレンデスキーヤー出身でもあり、山屋出身でもあります。ただ、昔から、「山屋の山スキーは下手くそ」という従来からの定説を少しは変えて今風に滑れたらと思ってます。

シール登高は自分は下手な方ですね。たぶん股関節の堅さにとっても関係があると思います。スキーのイマイチうまくなれない部分も下半身の柔軟性とかが関係しますから・・・・

冒頭の歌は自分は知らないですが、でもなんだかユーモラスで、留吉さんに似合いそう♪ 素敵に歳を重ねたいです。
山田さんは今シーズンは滑り納めですか?自分は、今週は天気駄目そうですが、もう1チャンス狙ってますが、どうなることやら・・・

投稿: MINMIN | 2006/05/25 21:26

すてきですね。その女性。
何十年先のMINMINさんを、思い浮かべてみました^^

わたしのワンゲルの先輩にも65歳で、国内外を元気に登っている
方がいて、その裏には、毎日コツコツ続けているトレーニングが。

山を息長くやっていきたいと私も思います。ああ・・スキーも
来シーズンは、もうちょいがんばってみよう・・・

投稿: ぴとこ | 2006/05/27 19:07

ぴとこさん、私もウン十年先の自分の姿を?想像してしまいました。

ワンゲルの先輩は65歳ですか!
心がけ次第では、歳を重ねてもしっかり登れるものですね。

ぴとこさんは、今年はお子さんの受験などで大変だったと思いますが、来シーズンはもうちょっと楽しめるといいですね。

投稿: MINMIN | 2006/05/27 22:09

この記事を読んで、うちの山岳会の75歳になるおねーさまのことを思い出しました。

その人とは、去年チロルの高峰(と言っても富士山より高いぐらい)に登りました。
ヨーロッパで緯度が高いんで、高さは富士山ぐらいと言えど、万年雪山。それだけでもすごいのに、50台のメンバーに足並みそろえて歩いてました。

毎日の水泳をかかさず、しょっちゅう山を歩いてるそうです。山スキーもやります。山スキーは毎年1回は必ず海外に行ってるみたい。体が衰えないように毎日トレーニングして常に出歩くようにしているそうです。

ぴとこさんの先輩もそうですが、やはりこういう方達は努力の仕方が違うんですね。
自分も年取ったら、こういう方々のようになりたいです。

投稿: オーロラ | 2006/05/28 10:05

オーロラさんの大先輩の75歳の方、やっぱすごいですね!!
さすが有名山岳会を背負ってきただけの方々がいらっしゃいますね。
トレーニングも心がけも大切ですね。
さらに、75歳と言うと年金生活?だとすると、毎年海外に行ける経済力もすごいものだと思います。


確か緯度が高いと、同じ高度でも気圧の関係がシビアだと聞いたことがあります。南米の6000m峰よりもアラスカの近くにあるデナリの方が同じ6000mでも高山病に対してはよりシビアに出るとか・・・
チロルも日本よりはシビアに高度が感じられたのでしょうね。身近によい先輩が居て、オーロラさんはいい山生活してますね!

投稿: MINMIN | 2006/05/28 13:25

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