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2006/07/29

三つ峠でマルチの練習(2日目)

(できれば、↓の1日目からお読みください)

心配なお天気はガスがかかって肌寒いものの、雨は降っておらず。8時には岩場に向かう。今日は三つ峠で一番有名な中央カンテを登る。取り付きには既に3人パーティーがいたが、彼らはアブミ練習で別のルートに行くようなので、我々が先行することになる。


中央カンテ3P (Ⅲ、Ⅳ+、Ⅳ 60m★★★)

昨日と同じオーダーで出発。寒いので上着を着て登り始めたが正解だった。最初のピッチは、これは安全に登れるレベルで、朝一にはとても嬉しい。2ピッチ目からが、どうもこれから先がいまひとつ記憶がはっきりしないが(次のルートとごっちゃになってしまって・・・)、再び苦手のクラックが出てきたが、ここは右のクラックをあまり使わないで、左に乗り移るスタンスの箇所に移動したと思う。その1歩がちょっといやらしかったが、他はそれほどでもなかったような? 最終の3ピッチ目までは比較的無難に登れたと思う。

懸垂で、右のV字ロックを懸垂する。本当にこういう長い懸垂はたぶん3年ぶりぐらい?途中で空中懸垂になる箇所があるので、安環を2枚入れた形で行ったので、非常に制動がよく効いて安心して降りられた。手順なども生徒同士でよく確認し合って、ちょっと焦ってしまう部分もあったが、よくよく勉強になりました。50mロープ一杯で降りたので、連続懸垂となり、先生のそのやり方なども見学。ロープ投げること1つとっても、うまく真っ直ぐ投げられなかったり、とほほでした。。。 最後の10mほどの懸垂は安環は1枚。それぞれ制動の効きが違うことを実感。


2時間ちょっとで降りてこれたので、右フェースの岩場のハングの下で、落石を避けるように休憩しながら少しおやつなどを食べる。そこに、なんと<コールなし、いきなりロープが投げられてきて、石もパラパラ落下> 私の付近にも小石が落下!!女性と男性の2名パーティーで、さすがに向こうも恐縮して詫びが入りましたが・・・ やれやれ、なかなか恐い所です。岩場のコールは他人に聞こえるように行ってくださいませ。


草溝ルートⅣ25m★★ ~第一クラックⅣ+15m★ ~第3バンド~無名クラックⅣ?~第20番クラックⅢ+15m

昨日登ったルートのそばの草溝ルートを登る。今度は上の天狗の踊り場まで抜けるので、ザックを背負って登ることになる。最初に先生から、「上に行き過ぎるとトラバースで動きがとれなくなるので、くれぐれもロープの位置が目の高さぐらいまでで下のスタンスを拾うように」と言われていたにも関わらず、しっかりルートミス(汗・・・) 「上がり過ぎだよ~」ってYさんから注意されて、こわごわと50センチほど下降。なるほど、これがスタンスね・・・・。斜上するルートはヌンチャクを振り止めとして残すので、一旦カラビナを外してまたつけるので、なかなかぎりぎり一杯で登っていると辛いわ~~。クラックの部分に到着するが、右のフェースの方が登りやすそうなので、そちらで登る。上の樹のところのビレイポイントまで登って一休み。MZ氏&Mさんを待つ。


次の第一クラックまで少し左に移動。これまた苦手のクラックで、記憶が喪失~~。やっとの思いで第3バンドの安全地帯に到着。上着を着てきて正解というほど、この日は後続を待っていると寒かった。全員揃ったので、次は権兵衛チムニーを先生はやろうとしたけど、先行パーティーがいたので手前のルートを選択することにした。


先生が先に取り付きまで移動。OKが出たので、まずは私ら赤ロープ組がバンドを歩いて行き(約20m弱位?の距離)、ビレイ地点でセルフビレイ。青ロープ組が来るのを見ていると、なんと先頭のMさんがバンドの30センチほどの道から左足を踏み外して膝ぐらいまで落ちた!!! テンションまでかからずに止まったけど、見ていた一堂が冷や汗。通常このバンドの移動には、ロープで確保しないで移動している人のほうが多いんでは?という感じの場所なのですが。私らはガイド講習なので、万全を期して必ずビレイして移動しておりました。落ちた後は本人は動揺しているでしょうから、「ゆっくり歩いてきてください。」と何度も大きな声で励まし。「このまま落ちれば、60m下の登山道のある所を通過して、200m下の沢まで滑落ですよ。三つ峠では以前そういう事故例はあるのですよ。」と先生は後で皆に教示。彼女は私の赤ロープ組が常に先行しているので、待たせてはいけないと思って、下をよく見て歩いていなかったのでしょうね・・・・。事故は本当に危ない所で起きるというよりも、ややほっとした状態で発生することが多いという教訓が見に沁みました。


さて、本日最終の天狗の踊り場(岩場の一番上)の登り。先生はさくさく足ジャムを5,6歩決めて登っていきました。足で立ったクライミングで、本当にいとも簡単そうにやっているように見えます。一応難しい所の右側にお助け紐をセットしてもらいました。自分も真似して足をジャミングさせて・・・・・足ジャムは超痛~~い!! 涙ものです要領はYさんが後ろから色々と教えてくれるのですが・・・・・。なんとか3歩は決まりました!でも、左足の親指が骨折してしまったのではないか!というほど痛いのです。あと2歩ぐらい上がれれば右フェースに移れそうです・・・。4名で登っていて最初の自分なので、あまりに粘るのも困ったちゃんなので(他の人が待ちくたびれてしまう・・・・)、3回ぐらいトライしてここでまた大変ありがたくもお助け紐を使って右壁に登ってヤレヤレ。上から見ていると、Yさんは見事なジャミングでクラックをスイスイ登ってきます。やっぱり実力と修練の違いです。自分は確かここの上で、初めて足を開いたステミングを使ってみたのですが、なかなか決まって少々嬉しかったです。でも、次の所に体重移動するのちと難しかったです。ほとんど最後の5mがこれまた微妙に難しい。なんとかボテボテになりながらも、ようやく上に到着。


天狗の踊り場は今日はガスが出ていて富士山は全く望めず。昼食も摂って、防風のための雨具も着て待ってますが、うーん30分位は後続を待ったでしょうか・・・。Mさんは下のお助け紐では足りずに、さらにスリングを付け足して登ってきたという。(しめしめ、今度はその手で自分も使うことができるようにビレイループにセットしておこう♪と言ったら、「あんまり、そんな方法ばかりで登らないでくださいね」と先生から釘を指されてしまいました。(苦笑)やっぱ、これぐらいのクラスは上から確保もされているのだから、スマートに自力で登れるぐらいにならないとなあボリボリ・・・。


◆紅葉おろし5.8 30m★★

天狗の踊り場からは、紅葉おろしのルートはほんの5m位回りこんだ場所にある。上でビレイする形なので、そこまでは行ったり来たりできるように固定ロープを張ってくれた。そこにディージーチェーンでセルフを取って移動する。私はいったん雨具を脱いだが、あまりに寒いので雨具を取りに帰った。

ここでは上の15mぐらいだけをトライすることになる。先生がどこまで降りたらよいかを先に降りてチョークで印をつけてきてくれた。我々生徒は上から半マストを使っての確保の練習を行った。MZ氏、Yさんが先にトライ。私はYさんの確保を練習。初めてやるのでぎこちない。ATCを使った折り返し式のほうがやりやすそうだが、確保器具を落とした場合などもあるだろうから、色んなやり方をマスターしておくべきだろう。


ロープで降ろしてもらうが、どこまで降りていいのかで、とっても不安になってしまった・・・ガスが大分出てきたこともあり、上の声も遠いし。ボルト沿いに降りる・・・というが、ボルトが風化していて岩と一体化したみたいな色で発見しずらかった。左の方にあるチョークで印を付けた石をようやく発見。バンドはここは微かにあるような、ないような?10センチ位の草つきなので、ここがそうかと言われないと分からない。とにかく、ストップの声をやや早目に出して、いざ登り返し。感じは昨日の大根おろしと似ていたが、自分にとっては今日の方が登りにくく感じた。幾つも大きなホールドがあちこちあったので、どのルートを登るのか?やっと左のラインでハーケンは見えたけど、これでいいのかなあ?それでも、さくさくと途中までは登ったが、最後のラスト2mで行き詰った。股関節が堅くて、大変苦手の膝の向きがあるので、それにはまってしまったようだ。恐る恐る体重移動を行って、最後の所だけで大分時間を費やしたが、なんとかテンションかけずに膝の向きを入れ替えて登り切った。


最後のMさんは、先ほどのショックもあってか?「上の5mだけでもやりませんか?」と先生が勧めたが、ちょっとお疲れで断念。ガスも酷くなってきたので終了。三つ峠の山頂まではさすがにハイキング的な道なのでロープはつけないが、途中一箇所岩が滑りやすくなっている。私はひょいっと行けたけど、Mさんは足をもともと痛めているせいもあって、先生がフォロー。なかなかメンバー全員の安全を確保するのは大変なことだと痛感。


ちょうど3時頃に小屋に戻って、それから一休みしてから下山。なんとか二日間とも雨に降られずに、かなり涼しい状況でマルチの練習ができて、大変楽しかった。まだまだ覚えなくてはならない技術や仕組み、知識などは一杯あるけど、机上講習会や本などで学んだことが少しずつ理解できてきつつあるので、身に付くようになりたい。


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写真は前日に小屋から撮った屏風岩。中央や右裏あたりのルートを登りました。

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三つ峠でマルチの練習(1日目)

今まで参加したクライミング教室はワンピッチでの練習だったので、今回はマルチのシステムを学ぼうということで、希望者多数でキャンセル待ちでなんとか講習を受けることができました。自分ではマルチ自体は経験が全く無いとまでは言わないけど、ほぼ0と言えるレベルなので大いに勉強になりました。


【7月22日(土)】
ずっと降り続いた梅雨が、この週末だけ奇跡的に晴れてくれてラッキー♪1年振りに降りた河口湖の駅は、「えっ~~!!!」というほど大変身。去年富士山を登りに来た時は、本当に田舎の小さな駅で、トイレも汚くて・・・だったが。ログハウス風で堂々としたかなり大きな駅に大変身♪ ここまで綺麗に大変身した所も珍しいのでは?外人さんが多く来る所なので、ネットカフェまである。


三つ峠は全く初めての場所。林道の中の一番上の駐車場は全部ふさがっていて、もう少し下からのスタート。湿度が高くてとっても暑い。すぐに汗が吹き出てくる。髪の毛なんて上から水を被ったかの状態。三つ峠は四季楽園に泊まるので、そこでしばし休憩。今回の参加者はYさん、MZ氏、Mさんと私の生徒4名。Mさんの到着を待って出発。


既に時間は12時頃?だったので、ほとんどの岩場に先行者あり。空いている所を見つけようと左フェース、中央フェース、右フェースと辿り、東面フェースの最初にアップをする岩場に到着。先生が地蔵右と草溝直上を一緒にトップロープを張りに行く。


◆地蔵ルート右 Ⅴ

いきなりアップがⅤ級っていうのも困るんですが・・・(汗)。最初にトライしたMさんが、最初の核心を越えられず。何度もそこのムーブをレクチャーされるのだが、結局断念。MZ氏は問題箇所を簡単にクリア。逆に、上の核心でしばし止まっていたが、先生曰く「上の方が難しい」というが、少ししたら見事にクリア。

次は自分。最初の核心は言われた通りの右手のホールドをつかめたので、左足が予定通りの場所にあがって、それからは一気にクリア。途中はついつい左に行き過ぎて、「もっと右寄りに進むように」と言われる。どこでも登れる比較的楽なコースは要注意。最後の核心に入る手前でトラバースを、こわごわ・・・・・。肝心のやや垂直に近い部分は、ホールドは小さいのがあるものの足がなく。1テンション。結局、いろいろやって駄目なのでボルトをスタンスにしてしまってのAO。それでも、なんとか上まで登れたので自分なりには良しとしましょう・・・・。


◆草溝直上ルート5.9

先生の模範演技はクラック沿いに登って行き、左にハングしている場所に一気に左の壁に左足を突っぱねるようにして登っていく。秘訣は核心はもたもたしないで一気に登る・・・・ということなのですが。Yさんがトライ。彼女はジムではイレブンクラスを登れるというが、このハングは以前トライの時にも登れなかったという。それが、今回は見ていて、実に綺麗に一気に登れた。うーん、すごいなあ~~。

自分も一応練習でハング手前までのクラック登りの練習をするためにトライするが・・・。そもそもクラックは手の入れ方やら、少しずつレクチャーされるものの、やっぱフェースの方が登り易い。一応ハング下までは到達したが。上の方のクラックに手を入れてもう少し上まで体重を上げないと左足を壁に上げられないが・・・・ 見ている時はわかるんだが、自分でやってみると訳がわかんなくなるっていうのはこのことね!諦めて降りようとしたら、これまた大きく上から吊るされているので、びよ~~んとロープが振り子状に振られて、数mは岩から剥がされて無意識のうちに絶叫していたような?!?! ちょっと恐かったけど、ジムのオートビレイ(あるいはバンジージャンプ)みたいなもんかなあ?


◆リーダーピッチⅣ+20m ~十字クラックⅤ-15m★ ~無名クラック~第三バンド~第19番クラックⅣ10m
いよいよマルチの練習♪

先生が2本のロープを引く形で、私とYさんが赤ロープで先行。MさんとMZ氏が青ロープで後行。(翌日の練習まで全てこのオーダー)。リーダーピッチは「リーダーでないとリードしてはいけない」とかつて言われたピッチだけあって、そんなに楽勝ではなく。ザック背負っていると全体に厳しく感じるし、少し左に斜行するような感じから始まったような?最初のピッチから絞られ気味・・・・。最初のテラスに着いたら、ディージーチェーンでセルフを取ったあとで、メインからインクノットでもセルフを取るのだが、インクノットの結び方が緊張していたせいもあって訳が分からなくちゃった(大汗タラタラ・・・)苦手なので、家でも何度も練習していったのだけど。やっぱあがり症なんだわ・・・(深く反省。もっと精進します。)三つ峠は全体にテラスが広い所が多くて、私のようなビギナーには大変助かります。


その後の十字クラックは、たぶん先生が途中で右のフェースにお助け紐を垂らしてくれていたお陰で、そのまま120センチスリングを下から引っ張っても体が上がらなかったので、さらに途中に結び目を上に取ってそこで引っ張って登ったところだと思う(似たようなクラックが多くて、記憶があいまい。無名クラックかもしれませんが)。完全に人工ってことです(苦笑) Yさんは最近はクラック修行を積んでいるので、全然問題なく登れる。さらに、私に後ろからスタンスやホールドを適切に指示してくれるので、随分助けられた。


途中の第三番バンドに到達する手前あたりでは、コールも無くてロープが投げられてきて、小石がぱらばら。やっぱり三つ峠はメットは必携です。(参りました・・・さすがにうちのパティーから注意しました。さらに登っているとクライマーがどんどん懸垂で降りてくる。私は岩場のルールを知らないので先生から「ここでも登り優先なんですよ」と言われるまで、わたしゃ岩場には登り優先ルールはないのかと思ってました 苦笑 


第三バンドは小広い広場みたい?で、他に大パーティーも集結してました。バンドをロープをつけたまま少し移動。最後のピッチもよれよれしながら、なんかどこもかしこもクラックがポイントで、実質初めて本格的にクラックが登場してきたので、うまく岩を引いたり、力の方向などもわからないまま、なるべくフェースに逃げられるところは逃げて登った次第です。ほとんど何でもありのボテボテの登りでした。


◆大根おろしⅤ+ 10m★★

ここは、フリークライミングが始まる前の時代、登山靴で岩を登っていた時代には最高グレードレベルだったという有名ルート。先生はフリー初期の時代の人なので、そのあたりの経緯には詳しい。通常はトップロープで登るルーで、上には立派な3点のピカピカのペツルのボルトがある。

自分にはⅤ+はきついかな?と思いつつ、上から降りて行く。明瞭な地点があってそこから登り返す。ここは、フェースで、ホールドとスタンスは大きいのやら小さいのやら、よりどりみどりで一杯ある。自分の好きなのを選んでいけばいいので、大変快適に一気に登れて気分良好♪♪ 先生曰く、「最近のジムに慣れた人にとっては取り付きやすいルートかもね」という。


ちょうど登り終えると、見事な富士山が雲海の上に真っ黒な姿を現していた。しばらく眺めている間に、あっという間に再び雲の中に消えていってしまった。ちょうど時刻も5時頃になったので、本日終了。マルチのルートはボテボテで、何でもあり風の登り方になってしまいましたが、まずはマルチの流れがなんとなくわかったので、良しとしましょう。


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天狗の踊り場で見た富士山。あっという間に雲で再び見えなくなってしまった。(写真はいずれもクリックすると大きくなります)

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小屋見た甲斐駒方面の夕焼け。肉眼では綺麗な甲斐駒のピラミッドが見えた。

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2006/07/27

健康診断

今日は大変憂鬱な健康診断の日だった。
朝から緊張して出社する。直接会社の診療所に出頭(って気分・・・・)


最近増加気味の体重は、昨日の夜から食べていないせいもあって、なんとか去年よりも1キロ増位でごまかせたが、でも1キロ増で済んでヤレヤレ。レントゲン、心電図や超音波検査など順調に進み、内科の問診は若い女性の先生で、普段疑問に思っていることを尋ねたら色々とアドバイスにのってくださって、なんだか嬉しかった。採血検査もあっさり終了。


さて、最大の懸案が胃の検査!!!
胃カメラかバリウムを選択できる。もともとバリウムは大嫌い。それで去年は胃カメラを初めてやってみたら、気持ちが悪くてたまらなくて、吐き気はするは、涙目でした・・・・・ でも、ごくごく小さなポリープがあるらしいので、経過観察も含めて先生はにっこり笑って「来年もまたどうぞヨロシク♪」なんて言われたのでしたが。検査と同時並行でも自分の胃の中をカメラで見せてもらったけど、あまりの辛さに眺めて楽しむどころじゃないよね。(その後、少し落ち着いてから後でパソコンでの画像で見せてもらったけど) でも、結構辛い検査で、今年はバリウムに変更。


まずは肩に筋肉注射を打つ。これは全然平気。(痛くて嫌だと言う人もいるけど、バリウムに比べれば天国です!) 実は注射は以前定期的に打っていた時期があるので、慣れてしまって多少の痛みには鈍感?


さて、運命の?レントゲン室に入る。最初に発泡剤を飲む。ラムネみたいな味というけど、うーん、げっぷがでそう。我慢して、あのドロドロのバリウムで1口ずつとか指定の通りに飲むが、「飲んでいる量が足りん!」とイエロー切符続出。「そんなんでは、飲んでも何の意味もありません。やり直しになるかもです!」と叱咤される。うぇ~~ん・・・・ 一気に最後に飲んでくださいというが、既に涙目。


それでも、なんとか飲み干すことができたが、それからが、ぐるぐる回しの刑が待っているのだ。どうもうちの会社の診療所の胃のバリウム検査は厳しすぎるんじゃないかというぐらい、何度もぐるぐる回ったり、逆さ吊りの刑にもあったり、腕を放すと落下して怪我でもしそうなほど、何度も何度もやらされる。どうも、これだけの検査に耐えられたら、絶対に元気である証明になるんじゃないかと思う。


実は、ずっと昔の新入社員の頃に、ストレス?で胃の調子悪くて普通の病院で胃のレントゲンを撮ったけど、こんなにはスパルタ特訓のようではなかったのだけど。


鬼のように検査技師の声が「今半分経過」とか「3分の2は終了」「あと5分の1残ってます」「あと3回あります」とか最後の方になってくると、なんとか勇気付けてはくれてはいるんだろうけど、本当にトレーニングのような検査だと思う。。。胃だけでなくて、最後には腸の部分をぎゅーっと何度も強く押すような変な検査もあったりして。これも痛いんだよね。全部で約15分の検査予定というけど、たぶん私はあまりすんなりできなかったので、たぶんそれ以上かかったと思う。それにしても、永遠に近いほど長く感じた(← 大げさ 苦笑)


私は半分の検査までいかないうちに、あまりの気持ち悪さで吐き気が襲ってきて、検査をしばし中断。ひぇ~~・・・・ まじで戻しちゃうかと思った。なんとか少しだけ検査の動きを止めてくれたので、粗相はしなくて済んだけど。出してはいけないげっぶも何度も出ちゃったと思うけど。(げっぷを出すなと言われても出てしまうもんだよね・・・)


とにかく、健康診断の種目の最後がこれでよかった。終って、ほっとして、しばらくぼーっとして休んでから、ぼちぼち職場に復帰。バリウム検査だと以前は渡された下剤を規定量飲んだら、トイレに行き続けてしまい、仕事ができなくなってしまったことがあるので、今回は下剤も少しずつ飲んでいる。本当に後処理もめんどう・・・・・


なんとか、無事終了した健康診断。やっぱり、終ると硬く「来年は胃カメラの方にしよう」と決心するのであった。(早く鼻から入れられるより負担の少ない胃カメラ検査の導入が進むといいのになあ・・・・) 自分の心配している検査数値が、今年こそよくなるといいなあ~~。

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2006/07/20

耳に水が入っちゃった・・・

2日前の夜に、お風呂でシャンプーしていたら耳に水が明らかに入ったことがわかった。そんなことはめったにないので、あれあれ・・・・ 一応お風呂から出てから水を出そうと試みた。ただ、あまり深刻に気に止めずに眠ってしまった。


ところが、朝起きた時に、突然「ざぁ~~、ざぁ~~」とまるで左耳の中で水が大音量で流れるような音がするには驚いた!!! 最初は何事が起こったのかと思ったが、そういえば昨日・・・・と思い出して合点がいった。朝はバタバタしているので、少し水を取ろうと試みたが・・・・・


会社に行っても、人の見ていない所やトイレの中などで、片足ケンケンです。(苦笑)
大分午後になったら、水の流れている量は減ったが、やっぱり時折水が流れているような・・・・・
会社で嘆いていたら、「自然と乾燥するから大丈夫ですよ」という。ネットで調べたら、確かにあまりいじったりせずに、ケンケンで出すのがよいみたいに書いてある。


やっと家に帰ってきて、一生懸命片足ケンケン、さらにプールに行った時によくやるように水が入ってしまった耳を下にして温かくすると良いので、タオルを電子レンジでチンしてあったかくして(やけどする一歩手前のレベル)耳をあっためた。さらに、お風呂に入っていると・・・・・ なんだか暖かい水が出て行ったような?


結局、今朝は朝から調子よく、どうやら耳に入った水は無事に蒸発ないしは外に出て行ったようで、本当にヤレヤレでした。

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2006/07/17

お蕎麦屋さん巡り(その5)

先日飲み会の締めで、美味しいダッタン蕎麦を食べて無性に美味しい御蕎麦が食べたくなった。それでもって、以前お花見の季節に行ったら昼過ぎなのに品切れで食べられなかった井の頭公園の近くの「上杉」に食べに行った。


お店は座敷形式が2つ、あとはテーブル席で4つとこじんまりとしているが、既に先客が半分以上居る。お客さんは数点ずつ頼んでいる人が多く、せいろ1つ(550円)を頼んで自分までなかなか順番が来ない。たぶん20分位待たされただろうか?


期待の蕎麦は・・・・・ うーん残念・・・・・。なんだか、しゃっきっとしていない。蕎麦はいずれも5センチ程度とか短くて、ぼそぼそと切れている。細いのと極細と、切りきりそこないみたいな2ミリぐらいの細さとそうめんサイズのもあった。田舎そばか、更級蕎麦(630円)をもう1品頼んでもいいかな?と最初は思っていたが、とてもそこまで頼むほどの味わいでないのでやめた。


良い点は、この手の御蕎麦屋さんは分量がとっても少ないことがあるが、ここは普通ぐらいの分量だった。それと大根おろしとネギが薬味。(わさびは本わさびを80円出すと出てくるそうだ)大根おろしの薬味は初めてかもしれないが美味しかった。

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たぶん料理人が1名、食事を運んでいるたぶん女将さんらしきが1名と極こじんまりとしているので、とても手際が良いとはいえない感じで、天ザルなどの天ぷら類のオーダーが続くとたちまち渋滞状態という感じだった。それで、女将さんが「すいません」「狭いところすいません」「お待たせしてすいません」と色々な人に全て言うので、たぶんこのお店の中に居る間に、<スイマセン>を数十回聞いたと思う。


飲食店は接客業なので、スイマセンもいいけど、基本は<ありがとうございました>だと思う。腰の低い女将さんなんで憎めないけど、ありがとうございますの一言を聞きたかったな。


(なお、お蕎麦やさん巡りシリーズは右のサイドバーのカテゴリー<食べ歩き>をクリックすると(その1~4)までが読めます)

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2006/07/15

「世界の山々を目指して~山から見た自然環境~」            田部井淳子さん講演会(その3)

(なるべく その1 ↓ からお読みください)

★カルステンツ・ピラミッド(4884m)の登山の話
オセアニア大陸の最高峰がこの山。ジャワ島のインドネシア領のジャングルの中の山。オーストラリア大陸の最高峰というとコジウスコという2000m台のスキー場の最終リフトから2時間位で到達できる山なので、現在は7大陸という場合はこの山でも良いが、カルステンツの方のどちらかを登れば7大陸峰登頂とみなされている。最近知り合った知人のSさんからも直前にカルステンツのほうに登ってきた話と写真を見ていたので、本当に興味ある話だったが・・・・・


完全な政局不安定な地域で、ゲリラ活動が盛んな地域。国や軍や地方自治体や部族の許可証を取るのが8箇所、軍隊の協力なしには入山すらできないという。降り立った場所は、どろどろのジャングルの中。さらに強烈なのが真っ黒な裸体で男性はペニスケースだけ、女性は腰蓑だけというお姿。ここは何世紀?という場所。


物凄く原始的な生活を送っている民族なのだが、食器さえも使わず、地面を掘ったところが鍋兼食器だという。しかし、彼らの身体能力の素晴らしさ、身体の美しさ、筋肉の黒光りする美しさに惚れ惚れしたという。無駄のない動きはすごいという。やはりその中心は足指のレベルの高さがポイントらしい。離回運動(この字であっているか不明 りかい運動とおっしゃっていた)、すなわち1本1本の足の指が自由自在に動かせることなのだが、これを鍛えることによって、バランス能力がアップしていくという。


田部井さんらしいのは、さっそく5本指ソックスの利用や良い靴を履くことの大切さ、離回運動のためのかんたんなトレーニングの仕方などを伝授。幾つかの著作を読んでいて感じていた、簡単に日常生活の中からトレーニングすることの大切さを今なお実践している姿が感じられた。信号待ちしているときでさえも、<足の親指に力をこめて断つことの大切さ>を力説。


★ビンソン・マシフ (南極最高峰 4897m)の登山の話
田部井さんが登られたのはかなり初期の頃だ。何よりも南極はアプローチするのが大変。ぼろぼろの飛行機で天候待ちをしながら、チリの最南端で待機。現在は以前よりも飛行機もマシはなってきたようで、ツアーもコンスタントに存在している。当時は、大枚はたいて行って260万円プラス南極対応の装備で約100万かかったそうで、約350万円。


このお金の話をした時のリアクションがとても面白かった。というのは、大枚はたいて行って・・・・とすっ~ごく大変そうに言うので恐ろしい金額かと思ったら、ダイレクトの費用は260万円、現在のツアーでの値段(大体350万前後かな?)を知っている人にとってはむしろ安いな・・・と思う。また自分と一緒に講演会に参加した友人はハイキングしかしない人なのだが、彼女も500万とかのお金か?と思ったら案外安いと思ったという。


本物の?登山家は山では貧乏が当たり前という感覚だとすると、山でお金を使うのは登山客という定義になるのかもしれないけど(苦笑)、でも南極というのは、普通の冬山がこなせれば特別な技術を使わなくても登れる山なので、そういう意味ではお金と寒さとの戦いが勝負だ。


話の中で南極というのは、とにかく物凄く美しいところだという説明を何度も聞かされた。だから、絶対にこの美しい自然を汚してはならない、し尿も全て持ち帰りというのが自然に心のなかから納得される内容だった。九大への勉学はこのあたりから起因しているようだ。(また、極寒の地では一瞬にして汚物も凍る世界だそうで、汚いとか臭うという世界ではないそうだ)

<人間は自然の中で生かされている> そんなことが自然に感じられるという場所だったそうだ。


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今回の講演にあたり、田部井さんの本からの印象など色々と想像してた。直近で読んだ「女たちの山」、
は第三者が田部井さんおよびシシャパンマのメンバーの登頂への葛藤の話を描いた本なのだが、相当に強烈な本だったし、強い田部井さんという印象がすごかった。


実際にお会いして講演を聴いた田部井さんは、やはり<すごく自然体だけどものすごく強い人>という印象だった。一人の人間としてのオーラがものすごくある!!! 社会的地位がその人を作るという部分もあるだろうけど、努力も大変よくしているし、登山家としてはやはり高所に強い人なのだろうなと思った。大変に頭の良い人で、仕事もいかにもできるし、本当にすごい人だと思った。


容姿などはテレビなどで拝見しているそのままだけど、色白でたぶん言われなければ50代半ばぐらい?の感じがする若々しいお姿と大きな声の方だった。それに何よりも講演がこなれている。もちろん回数を多くこなしているだろうけど、聴き手の興味をどんどん引き出して飽きさせない内容だった。別に山に登らなくても、自然環境に興味がなくても、誰が聞いてもためになって面白い話だった。


以上、大体時系列的にまとめた講演の内容でした。
自分なりの感想なども混じってますが、概ねしゃべった順番どおりで、多少のアレンジがある程度です。


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「世界の山々を目指して~山から見た自然環境~」            田部井淳子さん講演会(その2)

(なるべく その1↓ からお読みください)

田部井さんの話は富士山登山が出たところで、山を本格的に歩くのが初めての人を連れて富士山に登った時の話になった。山を普段登らない人にもわかるように、高山病対策の話を色々としてくださった。その時の話を総合的にまとめると以下のような話になる。

<高山病対策 その1>
文字通り手を当てて手当てする。顔を下から首のあたりを中心にして両手で包み込むようにする。高山病は慣れない環境で飲み込むつばがでないぐらいからからに緊張状態だったりして発症することも多い。リンパ線のあたりに手を当てることにより、唾液が出るようになる。ほっとする効果が現れて緊張をほぐすことになる。免疫力向上にもつながる。

<高山病対策 その2>
耳たぶの軟骨のあたりを上や下、左右にギューギュー引っ張る!
頭のマッサージも有効。5分間程度は実施したいという。緊張型の頭痛に効果的。耳のあたりはツボの宝庫なので、そのあたりの効果だと思う。

<高山病対策 その3>
息苦しい時は、息を吐くことを意識的に行う。⇒これは、高い山に登る人の間ではセオリーだが、自分でもやっているけど、やっぱ苦しいですが・・・・(苦笑)

<高山病対策 その4>(この部分の話は6000mなどのかなりの高所を想定した話になってます。)
あまり食事を摂らないこと! 
お腹一杯だと胃に血液が行かないと消化できない。よって血液が胃に集まった結果、肝心の脳に血液が行かなくなるので高山病になりやすくなります。高山病対策には飲み物は一杯飲んで、食べ物は少量が決め手だそうです

<高山病対策 その5>
リンパの流れを良くしておくことが肝要。普通の日常生活の際からも、リンパのあたり(特に太腿の付け根のあたり)をマッサージや叩いておくと良い。ストレッチも大切。血液循環が良くなると体全体の状態がアップする。
高所では大変冷えるので、足指マッサージが有効。マナスルの6500mのテントの中でも、ペアになってお互いの足先をそれぞれがマッサージするようにしていたという。丁寧に1本の足指ずつマッサージすると体がぽかぽかして熟睡できるという。高山病ではないが、目の疲れなどを癒すのは足の人差し指だそうだ。


話自体は高山病と銘打っているけど、体が健康であるために大切なことばかりで普段の生活の中でも大切にしてきたいことが多いです。
(その3につづく>

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「世界の山々を目指して~山から見た自然環境~」            田部井淳子さん講演会(その1)

田部井淳子さんは言わずと知れた女性で世界最初に最高峰のエベレストに登頂された登山家だ。67歳の現在も世界の山々を登られている。数年前に九州大学大学院に学び、自然環境、特に山のごみ問題などをテーマにした研究や啓蒙活動を行っている。


たまたま自分の勤め先の会社は自然環境に力を入れているので、今回は田部井淳子さんを講師に招いて2時間ほどの講演を開催した。定員300名で多すぎると抽選というのでドキドキしたけど、幸いに参加することができた。


テーマが自然環境なので、ごみの話や環境の話ばかりだとつまんないなあ・・・、どの程度山の話が出てくるのか山屋な自分としては心配していたら、本当にちょうど良い程度に環境関係の話がちらほらとさり気なく出てくる程度で、いわゆる頭でっかちな自然保護を声高に唱えているのでないところが大いに気に入った。なんとなく自然保護団体なんていうと、そういう感じのイメージが先行しがちだが、自然にできるところからスタートしましょう・・・・という趣旨の話だった。


講演の中では色々な話が出てくるが、主に七大陸世界最高峰登頂(これも女性では世界初。日本で最初の達成者。)の山々の話にからめているので、当日の話の順番どおりにおおよその概要を書いていきたいと思う。


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(写真はクリックすると拡大)

★エベレスト登頂とマナスル登山
エベレストの登頂から約30年経過した現在、驚くほど氷河が後退している現状に驚いているという。エベレスト遠征当時のネパール側のBCは氷河の上だったが、現在のBCは岩がゴツゴツと出ている全く違うような場所に変貌したという。氷河の後退は明らかな地球温暖化のためだという。当時と現在の2枚の写真を見るとあまりに明瞭。


また、田部井さんの直近の遠征は日本人が8000m峰を世界で初登頂した記念すべきマナスルだ。今年は登頂記念50周年で、入山許可料が無料だというので出かけたそうだが(7000m地点にて敗退)、そこもかつての初登頂の時は3800mがBCだったのが、氷河の後退により4600mにBCを張るようになったという。また、雪が大量に降るようになったのも、温暖化の気候変化のためだという。


山の話としては、今年はマナスルは無料だったせいもあり、野口健のごみプロジェクトをはじめとして、多くのパーティーが入山していた。かつての登山家が登る世界から、登山客ばかりが登る世界に変貌したという表現を使っていた。一般的にかつてはどこの山も1シーズン1パーティー制を取っており、BCは自分達だけのパーティーという感じだったのが、今はBCだけで400名とかの大テント村が出現しており、お金を払ってシェルパの作ったクレバスルートやらはしごを使わせていただく・・・・ 登山客の中には、かつてでは考えられないレベルの人までも来ている・・・・・という内容だった。


このあたりの内容については、最近読んだ本や出会った人の話などからも、自分的には色々と考えることもあるが、そのあたりについては、後日別の機会にでも書こうと思う。


とにかく人が登ると当然ごみがでるのだが、エベレストの山頂にも残置ボンベがあったり、アタックキャンプや道々には捨てられた酸素ボンベなどが大量に放置されている写真も写っていた。やはりこれだけ大量な話になると、し尿も含めて対策をしないとならないというのが納得した次第でした。


★富士山登山の話
田部井さんは世界の山を歩いているが、日本という国は今でも外人からみると「フジサン」というイメージが強いという。首相の名前を知っている人はほとんどいなくても、フジサンはほとんどの人が反応するという。その素晴らしき富士山は夏の間だけウン十万人もの大量の人が登る特異な山であるが、やはりこれだけになるとオーバーユースで、トイレ問題やごみ問題は深刻。


この素晴らしい山をかつてはし尿の垂れ流しを山小屋がやっていたが、最近は相当な費用をかけて対策を講じて改善されてきたという。ごみについては、ごみ持ち帰り運動のおかげで、相当減ってきており、登山道に落ちているごみは激減。人々の意識が向上したお陰だろう。あとは、やっぱり携帯トイレの普及などを検討しているという。


(その2につづく)

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2006/07/09

「山は真剣勝負」山田哲哉著

この本は、雑誌「岳人」に連載されていたエッセイを加筆出版したものだ。「岳人」は買うときと立ち読みで済ませるときがあるので、連載中から読んでいるものも多いが、今回は購入することにした。せめて、ガイドをお願いしない代わりにかつての御礼として・・・・


というのは、山田氏は96年からガイド協会に加盟したというが、自分は95年のGWで小一時間ほど縁あって一緒に行動を供にしたことがあるからだ。現在は「岳人」「山と渓谷」の雑誌をはじめとして、多くの生徒さんを抱えて最も盛況なガイドの1人だと思うが、そのときはお客さんを一人だけ連れて歩いていた。その後、何度もお誘いのガイドプランが送られてきたが、自分はその頃から山どころの感じでなく、仕事などで一杯一杯。代わりに、知人の女性に山田さんはいい人ですよ・・・・と話をしたら、その後彼女は山田さんの常連さんになって、なんだかんだと、極めて人間的な側面まで教えてもらっているので、なんともいえない部分もあるのです。常連の彼女は一杯本に写真も掲載されていることだし、本としては良い本だと思うので買った次第です。


前置きはこの辺にして、この本は<僕自身はオーソドックスと信じているが、時代の主流から大きく外れてしまった>と書いてあるように、極めてオーソドックスな登山論である。自分的にも大変近いものを感じる部分が多く、それが70%ぐらいと思うと、やっぱ違うよね・・・・と思う部分も30%ぐらいある。辛口の登山論というが、例えば「歩けなくっちゃ、話にならないんだよ!」なんていうのは、まさにその通りと思う。


しかし、話の根底には山岳会出身者らしい発想がかなり強くて、多くの山岳会が衰退してきている現代の事情や中高年登山が多くなっている現状では、確かに主流の考え方とはなりえない部分も多い。山田氏は公務員時代から年間100日を越す山行日数をこなしてきたというが、世の中のビジネスマンでそんなにできる人は多くない。人によっては海外出張をこなしながら時差とも闘いながら仕事している人や、携帯電話で仕事に年から年中おいかけられるようにして仕事している人も多い。IT時代で、世の中の動き時代が極めてスピード感ある仕事が求められているので、神経が磨り減るよう感覚も多い。家庭人にあっては、その役割を果たす必要もあるから、全てが山に情熱を注げる人ばかりや、時間ばかりではない。


どうも、毎週山にテント張って、夜は焚き火を囲んで・・・・みたいなノリは重過ぎる感じがする。学生時代や若くて独身のうちなら楽しい形態の山も、今や主力はもっと上の世代が多いので、もっと個人志向的なものもあって良いと思う。トレイルランニングやら、ワンデイ速攻登山のような山スキー界の早川先生などは、激務の開業医と趣味を両立しているようなタイプの山行パターンがあっても良いだろう。それに、山田氏は山小屋不要論みたいな感じの人だが、ヨーロッパアルプスでは山小屋利用は当たり前。そもそも氷河が多く、山でのテント利用を認めていない国だっである。泥臭い山を好んでいる山田氏なので、そういう感覚は認めがたいであろうが、実際にヨーロッパ登山をされていないこともあって、いつまでも極地法みたいな感覚ばかりでなくても良いと思う。


かつては、登山は貧乏な学生がやるのがメインだったので、山小屋なんて・・・・と思う部分も多いだろうし、自分自身もそんな感覚に長く支配されていた。実際は社会人で収入がある分を小屋を使って荷物が軽くなった分を、行動時間を長く取ることで2倍山を楽し無という事だってあるので、そんなのは山旅だというけど、そういう無理のない楽しみ方でもいいのでは?と思う。


なんとなくフリークライミングとアイスクライミングが槍玉に上がっている気がするけど、ほとんど激減している若者の登山人口をせめて最低限確保する意味でも、役割は重要かと思う。わずかでもフリーをやっている人の1000名に1名でも外の岩やアルパインに興味を持つ人がでるかもしれないから、そんなに目の仇にするのもどうかと思う。


聞くところによると、山田氏はパソコン嫌いで、いまだにワープロで文章を打っているというアナログ派。携帯のメールはできるけど、PCのメールはできないという。登山教室の生徒さんは連絡取るの面倒だろうなあ・・・と他人事ながら思う。ちょっと人間的には年齢の割には古い感覚が多いかも。山スキーなんていうのも、山屋はスキーなんぞちゃらちゃらやっては・・・・という感覚らしいから、山スキー使えば快適にラッセルできるのにな・・・と思うものの、やっぱり受け入れがたいらしい・・・・。


まあ、ともあれ、ごちゃごちゃ書いたけど、メインとなる登山の本質に関しては、大いに共感する部分がある本なので、私的にはお勧めの一冊だと思う。山を大切に登りたい人には必読の書だと思う。

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初めてビキニを購入♪

なんと、この歳にして(苦笑)、生まれて初めてビキニの水着を購入した。モチロン、かなりのお値打ち値段で購入したのですが・・・・・


自分は水が不得意で、かなづちではないものの、水に恐怖感をおびえるのです。プールで25mの下手な平泳ぎがやっと。だから、沢をやっても決して<泳ぐ沢は禁句>です。(笑)


そんな自分が何故ビキニの水着を買ったのか? (既に普通の水着と競泳用の水着ぐらいは持っておりますが)
それは<山の露天風呂に入るためのビキニ>なのでした!!


なかなか露天風呂に入る勇気がないですが、夜遅く女性時間のある白馬の鑓温泉に行った時には、暗闇のなかをさらに水着を着て入ったことはあります・・・・ だけど、普通の水着だと入った気がしないのですね。
やっぱり、おへそのあたりの開放感がせめてないと風呂に入った気がしないのです。001s


さしあたって、使う山を決めているわけでもないですが、この間の蓮華温泉などは入れたら楽しかったかな?とか鑓沢も残雪の時期に入ったら気持ちがよいだろうな・・・と妄想を抱いております。いつか入れるときがきたら、恥ずかしがり屋の自分のために購入しておくのです。 沢登りの時の下着でもいいかな?


でも、ビキニを着れるほど現在の体型はイマイチな状態なので、パンツの方は幸いに普通の半ズボンのようなのがセットで付いていたのでラッキー! いつか、これを着て山の露天風呂温泉三昧したいなあ~~♪

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ジムでボルダリング

今日は梅雨の合間の曇り空で、本当はハイキングなどで郊外の綺麗な空気でも吸いたいな・・・と思うものの、クライミング教室に行っているので、一人ダントツ下手なのも困るので、ジムにトレーニングに行った。


いつものランナウトへ。夕方4時ぐらいなので空いているかと思いきや、1Fのルートはグループが何組もいて大混雑。3Fのボルダーエリアに行ったら、これまた若い連中5、6人が左の垂壁をほぼ独占していて、ちょっとやりにくい雰囲気。他にも数人が居て、結構混んでいる。


自分は今日は薄かぶりが課題なので、ゆっくりペースで右のスラブ壁から練習。白の10から9,8・・・と練習。この前来た時より調子が良い。前回10回程度トライして、ようやく1回だけクリアしたごく薄かぶり壁の6番をなんと1回でクリア!! あれだけ前回できなかったのに、今日はホールドの向きと足の置き方をわずかに意識したら、難なくクリアしたので驚く。スキーで言えば、初めてスキーを履いて1度もできなかったボーゲンの1回転目がやっとこ、あっさりできた時の喜び・・・・みたいな感じだった。


その後は、少し難しい黄色の薄かぶりの9番と10番をやるが、全然できない(ショボ~ン) 黄色マークになったとたんにホールドが掴みにくいせいもあると思う。1時間以上経って、やっとグループが居なくなったので、垂壁の方ができるようになり、そちらに移動。黄色の3,4番あたりを中心にやるが、やっぱりうまくつかめないことと、体重移動をもっと考えないと登れない・・・・・。


その後は空いたので、色々と簡単な所や前回の復習なども行うが、まだまだ<体のフリ>を使うという登り方が全くできず。正対だけでは限界なのでなんとかしたいところですが、壁に取り付くと、頭の中が真っ白になってしまうのが困ったところです。途中から、いかにもボルダーらしく、大変上手な若い男性が登りだしたのですが、簡単な所も難しいところも、本当に丁寧に流れるようなムーブなので、見ていて大変勉強になりました。


最後にせっかくルートも登れる値段を払っているので、1Fのルートに行ったのですが、まだまだ別の若いグループがスラブ壁を占拠。ボルダーで完全に腕が終っている自分なので、スラブをやりたかったのですが、全然空きません。しようがないので、薄かぶりのピンク壁の一番簡単なルートを3回ぐらいやって、いずれも途中敗退。さすがにカッコ悪いですが、しようがありません。(汗)オートビレイだと、途中でレストができないのもちょっと苦しいところ。


ジムに通う人は週に2、3回は行っているので、たまにしかやらない自分が簡単にうまくなる訳がないですが、まあ蟻の1歩ぐらいの前進が今日は見られた?ので良しとしましょう。

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2006/07/08

日和田で平日クライミング

クライミングの教室に通い始めたので、ある期間までに日数を消化しなければならないので、思い切って平日に休みを取って参加することになった。小川山などの遠隔地だと宿泊代もかかるし(テントの選択はない・・・・)、交通費もかかるので、日和田は大変ありがたい。なんせ往復交通費が1000円未満!


【2006年7月4日(火)】
高麗駅に9時集合。参加者3名位のはずが、なんと8名。さらに午後休暇を取って4時ごろにかけつける人がもう1名いるということで、あまりの人数で驚く!


小川山でもご一緒したSさんの他は全員初めての方だが、72歳の女性Iさん、お孫さんがいる女性Mさん、あとはまったくの岩初めて(山自体も初心者か?)の男性や、昔少しかじったことがある方など、全体に年齢層は総じて高い。いつもは平日だと大体3~5名ぐらいのことが多いそうだが、今日は天気が梅雨の合間でよさそうだということで、急遽参加を決めた方も多いようだ。


ロープ6本を分担して持って登るけど、日和田の岩場に着くまでが最高に暑かった。自分は2年ぶり位で4度目。今までは女岩しか登ったことないが、初めて今回は男岩である。日和田はフリークライミング発祥の地なので、先生はフリーが始まる前からの人なので、解説などもうかがう。平日で他には誰もいないかと思ったら、他に2パーティー位がいたが、休日のすだれ状態の岩場からすると、我々の独占状態という感じだった。


男岩西面に登るロープを3本張って、それと懸垂練習用のロープを2本。先生は、まずは今日始めての岩の人にロープの結び方から説明するので、他の人は各自で登る感じになる。自分は苦手の?ビレイを最初に買って出た。先生も私をちょっとチェックして問題なさそうと一応合格? 


私がビレイした人が登ったのが、有名な松ノ木ハング(5.9★)。生徒は、ここをまず目標にしている。トップロープで登れた人は次はリードで・・・という感じだ。Mさんがチャレンジするが、4、5回ぐらいレストを挟んで相当粘ったが登れず。以前から何度も挑戦しているようだ。かぶっているルートなので自分も苦手だろう・・・・。ここのルートの場合、上のガバは掴んではいけない所もあるので、手限定のルートだ。Mさんは結構重たいので、ビレイが長い時間で少し大変だったので、先生が便利で手を休める方法を教えてくれた。これは便利!

さて、自分の登りだが・・・

◆松ノ木ハング
最初にここを登ったが、ハングルートは恐れ多いので、右の楽勝ルートを登ることにしたが・・・・
実はハング下まで行くのに最初なのでルートがわからず。ハング下のクラックがやっとわかり、ハング横に到着。抜け口をクリアすると立派なテラスがあり。ここから懸垂を別のロープでもできるようにしてある。(トップロープで確保されながらの懸垂なので、非常に安心な懸垂の練習方法です)
自分は、ハングの上のルートをやってみたところ・・・・これがなかなか壁立っていて、どこに足を置いていいのか全くわかりませ~~ん状態。しばらくトライしたが断念。最初なのでロアーダウンで降りる。

◆ステミングフェース? 5.7
正規ルートがイマイチよくわからない状態で取り着いて、簡単に諦めてしまった・・・・
午後になって再トライする。全体に岩の下部が梅雨時で湿っていて、ぬめりがあるので滑りやすくて思い切って行けない・・・・・。松ノ木ハングのテラス付近の右まで寄り道して登ったので、登れたことになるか?

◆クラック 5.7
このルートも、ラインがイマイチわかりにくい(どこでも登れそうで?) ワンテンがかかったような気もするが、一応上の支点まで到着。ふむふむ、こういう具合に支点を作っているんだ・・・・と観察してきた。


3本登ったところで昼食。この日は昼頃に一時雨が降るかもという予報だったが、怪しい雲も遠ざかったようで、なんとか降られずに済みそう。風は結構爽やかで、森林浴気分。


午後からは小一時間程度、ビレイポイントの構築、ロープワーク、懸垂のやり方のいろいろ、ATCガイドの加重抜きの実演などを学ぶ。本でわからない点なども色々と質問もできて有益だった。


午後からは仕事を片付けたWさんも2時半には到着して、早速トップロープで確保しながらの擬似リードの形での松ノ木ハングのトライがあった。先生のやり方とは違うヒールフックを使っての登り方だった。Wさんの課題はハングを越した上の部分が苦手ということで、なんとか登れたようだけど、すんなり登れたレベルではないので、とても悔しいようだった。


自分も今度は松ノ木ハングを少しトライ。Wさんが大声で色々レクチャーしてくれるので随分助かった。核心の左手を取るまではいけたが、そこに右手を添えて足を上げていく・・・・という所は全く途方に暮れる。でも左手の部分まで行けただけでも、今日はまずまずかな? 3回位トライしてみた。左から乗越こすと10.b~cらしい。このルートだと身長がある方が絶対に優位のようで、先生のように手のリーチを含めて30センチは自分よりもある人は難しく感じないようだ。背が低い人は別のムーブでも考えないと駄目だろうなあ・・・・・ たぶん、ハングについてはジムで多く練習すればヒントが出そうな感じがする。


午後からは左上にもロープが張られた。
◆重箱ルート5.10b★
自分には難しすぎると思いつつも、だめもとでトライ。まずは最初の壁まで上がるのが第一の関門。なんとかクリアして小広いテラスにあがる。そこからは陽射しで岩が乾いていて割りと登り易い箇所がある。少しだけ体重移動が前よりスムーズにできたり、ちょっとはマシになった気分。割とスラブ的な感じだったのが心理的に良かったのかも?最後の部分は右に行き過ぎて行き詰る。先生がいい感じで行っているよ~と下から声がかかる。正規ルートは左の方でカンテを使うと良いらしいので、一旦少し下の位置に戻ってそちらにトライを試みるが・・・・。そうなると、手と足をどこにおいていいのやら? もう一度右側ルートでやってみるが、あと2手登ればフィニッシュだが、どうしても取れない・・・・・・・ 3回位のテンションで腕もパンパン。指先も痛いので敗退。


◆バルジ 5.8★★
上のルートで完全に腕がいっちゃっているので、下のなんでもないところで、腕がパンプ。トホホなトライで終了。


教室は一旦4時で終了して、希望者だけ6時頃までやりましょう・・・ということだったので、結局5時半まで岩場で練習して残った4名と先生で下山。
雨に降られることなく、大変にラッキ-な平日クライミングでした。休暇を取ってまで行っただけの価値がありました。残念だったのは、全体に岩が湿り気味なのでぬめって思い切りトライするのが躊躇する部分が多かった点かな? もっと安定感のある登り方ならばすんなり登れるのでしょうけど・・・・。やっぱ、まだまだ修行の道は遠いと感じた一日でした。

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2006/07/01

AGチョモランマ公募隊2006 登頂報告会&スライドショー

アドベンチャーガイズ社(以下AG社と略)によるチョモランマの公募隊の登頂の報告会が文京区シビックセンターで行われた。自分はAG社の説明会は過去2回参加したことがある。(AG社が実質初めての公募隊を行う時であり、チョー・オユーのメンバーを集めるために行われた説明会については、私のHPの ときどき日記総集編第5話 に詳細を載せている。


今回は、2000円と有料でかつ事前申し込み制だったので、よっちゃん&ひーちゃん夫妻とAuroraさんと一緒に参加することにした。


19時スタートの10分位前に到着すると、既に会場は暗く、スライドと音楽が流れている。立食パーティー形式だ。AG社を過去に使ったことのある人が多いようで、顔見知りの方と再会を喜ぶ人がすごく多い。(この日のお客さんは約80名弱。スポンサーなど入れて、恐らく会場には100名程度の人が集っていた。)よっちゃんは、年末にAGで近藤隊長とチンボラソ(悪天のため登頂はならなかったが)に行っていることもあり、同行パーティーのCさんとも盛り上がっていた。よっちゃんは、全く人見知りしないタイプで、登頂者のあら爺さん(世界最高齢者の70歳登頂。三浦雄一郎氏よりも3日間?ぐらい年長で登れたらしい)などと一緒に写真などを撮っていたようだ。


さて、19時過ぎると、まずは最初は今井道子氏による乾杯の音頭。(マスコミでの印象そのもののはっきりしたお顔立ち) 引き続き、近藤氏によるスライドショー。正直なところ、暗いし、まわりはあまり解説を聞かないで友人と交流している人が多く、極めて聞き取りにくい状況でした。写真も、登頂シーンはあったものの、ざっ~っとした感じ。

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★写真はいずれもよっちゃん提供(自分はデジカメ持参せず)

Auroraさんが、右の方がスピーカーが近くてよく聞こえるよ・・・というので、一緒に行ってみると、画像は右斜めから見る形だが、よく見えるし、解説も聞こえる。登頂者の写真家小川誠氏の写真スライドは、さすがに銀塩のリバーサルフィルムを使っているだけあって、発色もよく、構図もやはり写真家ならでは・・・。でも、行動中は写真はオーバー手袋などしているので撮影不可能にて、テントサイトなどの写真に限られていた。それでも、やはりプロの手による写真らしかった。


今回の公募隊の参加者は、あら爺さんと小川カメラマンと、こーしろさん、登れなかったタケチャンマンの4名、プラス6400m位までのトレッキング?部隊3名(女性)の合計7名。


こーしろさんという方は、20代のうちに7大陸を制覇しようとしたけど、間に合わずに30代になってしまったという大阪の男性で、職業をやめて今回の隊に参加されたという。細身で、こういうタイプが高所では強いのかなと思った。やはり、資金を調達するのが相当大変だった・・・みたいな話に共感するのは、やっぱり自分らしいかな?


さて山の感想は、スライドで流れた状況では、ネパール側のようにアイスフォール帯がない分、登り易いのかなあ? トレースがあまりに立派で、高度は全く別にすると、傾斜こそ急なものの、人が多くて、まるでGWの奥穂稜線?っていう感じがした。いわゆるクライミング的に辛そうな箇所はセカンドステップとかの数箇所に限られているので、ずっとクライミングをするというよりも、確実に高所を歩くということが大切なのだろう。(そうでなければ、昨今の世界中からシーズンに百人隊員でチョモランマを目指すという光景はありえないわけだから。) そのほとんどは、高所順応がポイントであるのは明白だろう。


また、大変優れたシェルパが居るお陰で成立しているということも強く認識した。こーしろさんは若くて強いので8時に登頂。近藤隊長はいろいろな役目もあり、酸素も少なくしか吸っていないようで、後ろから追いかける形になって30分後位に登頂・・・というようなことを言っていたので、実質のフォローはシェルパないしは、前に登っている人達のトレースに助けられてということなのだろうか? 後続の2人は11時頃に登頂と言っていたし、近藤隊長は酸素が少ないので早く降り始めているので、やっぱりそうなってくるとクライミングシェルパが面倒を見る?というのが実際のところなのだろう。


最後の30分はくじ引き抽選会。スポンサーが、イワタニプリムス、アライテント、ナイキ、苗場プリンス、その他色々あったので、全て関係の品々が提供された。(会場の周りに展示を兼ねて置かれていた。) よっちゃんがナイキのシューズ、Auroraさんが日本酒の八海山(彼女にぴっ~たり!)、自分はアライテント製の32Lのデイパックが当たった!!


自分はくじ運は良くないほうなので、どうせ一杯ザックは持っているし・・・・と思って、最初はあまり乗り気でなかったが、実際に頂いてみると、「日帰りバックカントリースキーに極めてぴったり♪」の製品で、急に嬉しくなってしまった!! デイパックタイプで、スキーが忍者式(後ろで1本でとめることができるタイプ)にも、サイド固定式にも止められて、ピッケルホルダーもしっかりしているし、なかなか優秀な物です。アライテントのザックは、以前から<質実剛健な無駄のない造り>という評判は聞いていたので、これから楽しみです。生地もやや厚手でしっかりしているので、スキーツアーによさそうです。(もちろん、1泊ぐらいの小屋泊まり登山にもよさそうです)

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会は21時少し前に解散。その後、よっちゃん夫妻と、AuroraさんとCさんと私で、近くのイタリヤ料理のお店に寄って、山の話で盛り上がった。Cさんは山がメインというよりも、世界各国を旅するのが好きなようで、それでいてアコンカグアに登っているし、順応力が大変優れた方だなあ・・・・とつくづく感心した。


今回の会は、立食形式のせいか、全体にざわざわしていて、落ち着いてお話を聞くという感じが少なかったのが残念なところだった。しかし、色々な人達を見聞して、交流を図れたのが何よりも嬉しいところでした。抽選で当たったザックは、定価10,400円で恐らくバーゲンでも5000円以上はするだろうし、立食パーティーでは大好物のスモークサーモンばっか食べてましたので、しっかり元を取れました。


ちなみに、こういう会合に参加はしたけど、自分は全くチョモランマには登ろうとは露ほども考えていないので、そのあたりは誤解なきように。(苦笑) あくまで、単なる好奇心と、酸素を必要とまではしない高所への興味からの参加です。

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