真夏の夜の怪

先日、寝ている際に部屋の異臭で目が覚めた！
化学物質の臭いのである！！
さらに、しゅわしゅわしゅわ～～～～・・・・とかすかな音が耳を澄ますと聞こえてきた！！！

時間は午前４時前だ。いっぺんで目が覚めてしまい、異臭と異音のありかをさがす。マンションの廊下に面した部屋で、この時は比較的涼しい夜だったので冷房もしていなかったし、そばの窓もあけていなかった。外部からもしや不法侵入？しようとでもしているのか？　ここはコンクリートの壁だし？？　そっと廊下を他の部屋の方から様子を伺ってみたが、全く異常はなく、静まり返った状態だった。

薄気味悪くて、どきどき、どきどき・・・・・・・
臭いも外の臭いではなさそう。寝室だけがなんとなく匂うのである・・・・。
変だな、変だな・・・・と考えるが、なんとなく外から自分の部屋だけ攻撃？されていると考えるのも変である。

結局、部屋の中の異変をさがすようにしていると、なんとカーテンの脇に置かれた化粧関係の道具の中からどろ～んと泡が吹き出しているのでした～～～。かすかに音も聞こえています。ほとんど使っていない化粧関係の雑多なビンやらスプレー缶など（化粧水、クリーム、シーブリーズ、髪の毛のムースやら、ヘヤースプレー、制汗スプレー、ハンドクリームなどなどおよそ２０本程度）が１かごに納められているのですが、その中の＜脱毛クリームが犯人でした＞　そもそもこのクリームは臭いがイマイチで１度使ったぐらいで、ほとんど使用しておりませんでした。

その脱毛クリームは、スプレー缶みたいなのに入っているのですが、缶の下から５センチ位の所からごく小さな穴が開いており、そこからしゅわしゅわしゅわ～～～と泡が吹き出ているのでした。泡状の脱毛クリームがスプレー缶に入っているのですが（実際はスプレーでなくて、泡がじゅわ～とでるような感じです）

結局、その缶をビニールに入れて、まわりに既に噴出していた泡を取り除いて、近くにあったカーテンやらも拭いて、結構眠たい夜中にはたまらない作業でした。部屋の空気を入れ替えて、なんとか再び眠れたのは小一時間後。仕事から帰ってきても、再び続きのお掃除作業。

とんだ作業を強いられましたが、教訓としてはあまり使わないものはある程度経ったら捨てることも肝心だということでしょうか。缶が腐食して中の物が吹き出るというのはめったにないことだとは思いますが。自分はなかなか捨てられない性格なのですが、異臭がばら撒かれる被害だけはやめたいものです。たぶん缶は夏で高温に室内がなるせいだったと思います。幸いに、化粧品関係に関してはほとんど使わないし未練も無いタイプなので、これぐらいは自分でもできそうです。　（他の物も整理整頓したいなあ、特に山道具類・・・・・）