登山と視力
この連休の八ヶ岳へは、全席指定の夜行列車の「ムーンライト信州」を利用した。これは、以前は急行アルプスと言っていたものが、週末限定運行になったもので、ただし急行料金はいらず、510円の指定席代という列車だ。
自分は7日(土)の夜行のレディース車両(1両目)に席をとった。これは女性のみの限定車両だ。ここで見たことでちょっとびっくり・・・・なことを書いてみる。
自分は新宿始発から乗ったのだが、途中の駅から乗った女性がもう70代位だろうか?白髪が一杯で、がっちりしたカメラの三脚を持って、結構重たいリュックを背負っていた。連れがいるかどうかは不明だったが、もしかしたら1名だったかもしれない。
彼女が目を細めて「私の座席の○番はどこどこ?」と少々大騒ぎ気味で歩いてきた。列車の座席番号はそんなには大きくはないものの、ちゃんとある程度の字の大きさで書かれているので、普通は近視でもある程度近寄れば見えるはず・・・。ところが、その方は全然自分で番号を見ようともせずというのか、見れるレベルの視力でないのか? 人に聞きまくり。もっと向こうですよ・・・と近くの親切な人が教えてあげるけど、マジに見えていないみたい。電車の中はまだよいけど、どうやって山に登るのかなあ?
ザックを見たら、後ろのメッシュの部分に<槍・穂高岳連峰>の登山地図が差し込んであった。もちろん、上までは行かない可能性が高いが、下界でこれだけ良く物が見えない人が、登山ないしハイキングをするかと思うとちょっとぞっ~とした。ちょっとした分岐点や指導標なども見逃す可能性が高いのでは?とついつい余計な心配をしてしまう。先日、「道迷い」というテーマでも書いたけど、関連の話かなあ・・・・
確かに年を取ってくると、暗いと字が読みにくいという現象はあると思う。だけど、それを防ぐ意味でもめがねをすると良いのだけど。そういえば、会社の同僚でもめがねをしていると頭痛くなるという理由で、仕事を終えるとほとんどめがねをかけないで、かつ相当に視力が悪い人がいたっけ・・・・。
でも、趣味で山の写真を撮るのならば、どうやってピントを合わせるのかがとっても謎・・・・。中高年登山というよりも、確実に高年登山の領域の方々が本当に多くなっていると実感したこの連休。心ひそかに無事に下山されることをお祈りいたしました。
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