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2006/12/23

どつぼにハマッタ忘年会

職場の忘年会が木曜日に行われた。仕切ったのは、職場に7月から配属されている新人君。ちょっと元気なくて、仕事の要領もいまひとつ、一生懸命やっているのはわかるんだが、ピント外れだったり、挨拶ができていないなどの基本的に社会人としての対応がイマイチ。(世間的には誰が聞いても一流大卒なんだけどね・・・・)

この1年は私の会社は相当に大変な状況で、せめて1年の憂さを晴らそうと、八重洲の某会場に向かったのだが・・・・・

これが、完全に最悪状態。普通の飲み屋でも、ここはよっぽど他が空いていないと行かないんじゃないかという場所。座敷もなければ、ちょっとした囲いみたいな感じもなくて、宴会を開く場所ではない。椅子なんかも程度が悪くて、私はそれでも壁側だったので壁に背もたれあったけど、椅子の幅も狭くて、長居する気分じゃない。座っていて疲れる。隣の人とも超接近。

予約は19時から飲み放題で2時間という取り決めだった。飲み放題というものの、グラス交換という制度らしく、1つを飲み終えなければ次に進めない・・・・・・。となりで焼酎のロックを頼んだ人がいたけど、なみなみと注がれていて、1杯飲むのも大変なご様子。(私は酒飲みではないので良く知らないが、普通は氷がメインで、そのまわりにちょぼちょぼと焼酎が注がれているのらしいが、ここのは焼酎の中に氷が幾つか浮いているという状態。湯のみだったので、たぶん2合近く入っていたみたい) 私もいつものごとくウーロン茶を頼んだが、全部飲み干せないと次のジュースにはいけないので、結局1杯しか飲めず。

私は知らなかったけど、最初の先発でお店に着いた人は、席に着くなり「ここにある説明をしっかり読んでください。」といわれたらしい。そこにそのグラス交換のことやら、他にもこの店の取り決めが書いてあったらしい。酒飲みの人は、少しずつでも色んな種類を飲みたい人も多いでしょうけど、グラス自体が全体に大きくて、飲みきれないのでお代わりできない・・・・・・・。いつもの忘年会に比べると、全然皆さんお酒が進まなかった。かなりアクドイ?商法である。

肝心のお料理は、最初からお鍋がセットされていたが、2名用ぐらいの小さな鍋を皆が囲むようで、全然気分が盛り上がらない。2名用の鍋を5、6名でつつく図は変・・・・。料理は前菜と、お刺身みたいなのと、お鍋がでたら、あっという間にお雑炊・・・・となって、まだ、1時間も経っていないんじゃないという時間にはお雑炊のご飯となった。お店の人はどんどん片付けちゃうし、あからさまにさっさと次の仕事にかかろう・・・・・というモードが見え見え。

お店で宴が始まったのは実際は予約の7時よりも20分位遅かったのだが、そんなに次の団体の予約がいるような店でもなさそうなのに、普通ならばそれなりに人数もいたら少しは多めに見るのが通常なのだが。全く延長もなく追い出しにかかられた。ラストオーダーは20分前に一応声がかかったが、1分ぐらい遅れてある方がオーダーしたらお断り。さらに「お茶を持ってきてください」と言ったら、「お茶は駄目です」うーん、ぶち切れそう!!「なら水でもいい」となって、さすがに、少し奥に行って「お茶は3つぐらいならばご用意できます」とのこと。(お茶の湯飲みが要は我々の人数分なかったようで。その方は自分が飲みたくて自分の1個を頼んだんだけどね。) 

とにかく、呆れるほどの対応の悪さ。料理もこの値段にしては涙が出るほど高かった(大泣き・・・・)傾斜配分で、
上司レベルは8000円。もう少し下の中間層は6000円レベル。私のような女性層なども当初4000円だったのが、足りなくて4700円も取られた!!!!!  この料理は、自分で行けば2000円か2500円程度。(ましてやこんな汚い愛想の悪くて、トイレに行く気にもならないようなお店には行かないよー!!)

お店を手配した新人君は、あまりのお店のレベルの低さに愕然としてかわいそうだったので、皆が責めるようなことは言わなかったが、一番辛かったのは彼かもね。全員呆れ果てたお店だった。どうやら、会社の一応メイン行事のような忘年会がどうたるものかも全然理解できずにネットだけでマイナーなお店を選んでしまった新人君、もう少し気配りできるようにしてくださいませ。

(本当は、例年は会社の福利厚生施設で持っている宴会専門の床の間あり、仲居さんの三つ指ついてのご挨拶つきの広々としたお座敷でやっていることが多いんですが。そこが会社内では高倍率の抽選で外れてしまって今回は別の場所となった次第です。去年も抽選は外れてそれでも丸ビルの綺麗なそれなりに美味しいお店でした。)

なんだか、1年の憂さを晴らすつもりが、皆狭い座席で、席を移動することもままならず、トイレに立つこともできず、ひたすら耐えた?2時間でした。(えらく疲れた気分で参った~~)まあ、入社ウン年の私ですが、こんなことも一つの体験としてはお笑いネタ? 新人君にとっては貴重な体験となったことでしょう。(でも、本当に新人君の教訓となったかは多少の疑問が残ります。いつもこのレベルのお店で満足している彼ならば、お値段のことは別として自分が失敗したことの重大性にそんなには恥ずかしいとは思わないかも。新人君の専属のお目付け役の先輩君も頭を抱えてました・・・・・ 先輩君も新人君の選んだお店をチェックすればよかったと嘆いてました。うちは営業部門でないので接待のノウハウが必要ない部署であるのが、やや救いです。 )


皆さん、気をつけましょう、ぼったくりの東京駅付近の八重洲側の某居酒屋さんには。

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コメント

店の名前を教えて下さい~。東京駅もよく使うんで。

でも、そのレベルは私的には、八重洲・赤坂・西新宿では普通なんだがなぁ。全然、問題なく次々と飲んじゃうからかなぁ。

個人的に宴会は損するものと思ってます。
純粋に酒を飲み、話をするだけの会と割り切ってるのは
店に対しても、同行の志にも問題なのかなぁ。

で、今週はどうします?
一応、30早朝出で神楽ですが..。

登るかどうかは明日(29)次第。
ゲレンデだけなら、ファットのレンタルも視野に入れています。

うーーん、今日も飲みすぎてます..。

投稿: 糸屯 一 | 2006/12/29 01:43

糸屯一君、お店の名前はここじゃさすがに書くのは悪いので、省略。確かひらがなだけの名前で4,5文字ぐらいだったような。八重洲口から徒歩2,3分です。

私はやっとこ本日仕事納めで、へろへろです・・・・これから年賀状を書くようで、とてもスキーどころじゃございません(苦笑)誘ってくれるのに、本当に申し訳ないです。雪はようやく降ってきたので、嬉しいですね。

宴会の話は、お金だけの問題じゃなくて、うーん席の移動もままならず、せきたてるお店の人の態度があまりに露骨なんで。まあ普通の飲み屋さんって感じなんですが、正直あんまり料理はうまくなかったですね。

投稿: MINMIN | 2006/12/29 21:41

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