ハイグレード山スキー 最新ルート集

昨日、大きな本屋さんの山の本コーナーを何気なくぶらついていたら、目に入ったのが「ハイグレード山スキー　最新ルート集」著者は岳人編集部編、東京新聞出版局の本です！！

ほとんど中身を見ないに近いぐらいで、即決でした！

ここ５年間ぐらいの雑誌「岳人」の年２回の山スキー特集で取り上げられたコースをほとんど同じか、少しだけアレンジした解説ぐらいでまとめた本です。自分は大体購入している号が多いですが、行く時に慌てていてバックナンバーを探すことも多いので、まずはこれで一安心（笑）　雑誌で充分という方は購入しない方がよいです。

まだ中を詳細に読んでいるわけではないが、雑誌は片面Ａ４ぐらいの大きさ、今度の本はＢ５サイズなので、若干字が密に本になっているので雑誌の方が読みやすいような？　

ハイグレードの意味についての解説が「はじめに」の所に記載されているが、初心者でも行けるコースも載っているけど、精神的な部分も書いてあって興味深かった。こういう意味でハイグレードって書いているのかと。

でも、こういう本が出版されると当たり前の事ながら、行こうと思えば行けるので、冬山経験なくても、いきなりバックカントリー♪ってノリでロクに地図も読めない人も入山する可能性もあるので、結構危ないかなあ？　雑誌「岳人」自体は、真面目に登山しようという人が多く読む雑誌（少なくとも、スキー雑誌しか読んでいない人達とは大分違う読者層）なので、大して問題ないかもしれないけど。昨今のスキー雑誌などのバックカントリー特集あたりで触発された純粋なスキーから入った人間には、危険すぎるルートが多々ありかな？

自分的にはとっても嬉しい本で、出版日時を見たら　２００７年１月３０日初版発行　とあるので、わーい！一番乗り？って気分です。（←まだその日が来ていないのに読めてラッキー♪）　資料・執筆・資料提供者を見ると、山スキーＭＬの常連さんの名前がずら～っと載っていて、やっぱり、ある種のオタクの世界ですね。

今シーズン、この本の中で取り上げられているところの何本かは行けるといんだけどね。

　　←いつもありがとうございます。