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2007/06/08

スキーの運び方3種

山スキーでは、自分は大きく3パターンのやり方でスキーを運ぶ。ちょっとそれについて触れたいと思う。

一般的には、・・・・

雪がふかふかしている状態だと、シール登高である。一番山スキーのメリットを感じる場合である。ところが、結構これは脚力勝負でずっとやっていると、私みたいな軟弱人間は辛いですね。脚が疲れてしまいます。速い人はガンガン登れるけど、自分はかなり遅いと思います。

次に、雪が締まった状態だと担ぎ上げとなります。これはザックに背負って登るのですが、ザックのタイプによっては、A型みたいに両脇にスキーをつけてうえを1箇所に止めるやり方と、忍者式っていうのかな?1本にまとめてザックにつけるやり方がある。風に煽られた場合は1本にまとめている方が優位に思うが、自分はザックがこのタイプのがないので、A型に止めている。GWの後ぐらいだと、雪が締まっているのでこれで登っている人は多いですね。それにシールで登るのが困難な急斜面もこれで登ることになります。男性は肩に背負っても辛くないのか多くの人がこのタイプが好きみたい。

第三のタイプが、私がそり式と呼んでいるスキーのトップに穴が開いていて、そこから紐などで引っ張っていくやり方である。あまりやっている人が多くなく、ちらほらしか見かけない。これは自分の大学の山サークル関係者が多くやっているやり方で、初めて山スキーに行った時は残雪期だったので、このやり方で谷川岳に登った。メリットは肩こりがしないということ(爆笑!) 自分はシュリンゲをつないで肩から斜め掛けにしてそり式で引っ張っている。息を整えながら休み休み登ることになるが、休んでいる時間は多くの場合、雪の抵抗力でスキーは滑り落ちないので、実質持っていない状態だ。ボッカ力がないとくに女性にはとてもお勧めなやり方だが、実は山で女性でこのやり方をやっている人は見かけないなあ・・・・。(ただし、あまりグラマラスな女性がやると、ソリの紐が胸のあたりに食い込んで見た目刺激的過ぎるかも? )もちろん、腰から引くやり方もあるし、ザックから紐をかけるやり方もある。ザックから紐を引くと、ザックが万一流された場合に嫌なので、却下。腰からやるのも悪くないが、お腹に食い込みそうなのはちと苦しそう。まあ、好みが分かれるところだろう。ソリ式はシールと違って足が重たく感じないのが良いとことであり、また風の影響を全く受けないのがラクである。

今回の毛勝ではソリ式に運んでいたが、どのやり方でも、やっぱり標高差がある程度あると、それなりに体力を使うのでなかなか大変だと思った。雪の斜面、斜度、荷物の重さなどを鑑みて、自分のようなあまり体力がない者はより一層工夫して頑張れるようになりたいものです。

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コメント

MINMINさん、おはようさんです♪
ソリ式で引っ張っていて、いつの間にか
板が流れてしまったのを2度ほど見かけた
ことがあります。それにあちこち動くので
片斜面では困らないですか?
今年の講習会で、ゲレ板のトップに必ず
穴を開ける山岳会がありました。ソリを
作るときに便利だとのことです。でも、
穴開けは、ちょっと決心が付きません。

投稿: YAMADA | 2007/06/08 05:45

軟弱モノなので、ソリ式が気になります。
貧弱ボデイなので、胸にかけても大丈夫です。


担ぎ上げは、スノーシューならいいのですけど、
スキーだと風の抵抗が強くて・・・。

投稿: N家知三朗 | 2007/06/08 08:06

MINMINさんの山行を見てると どうにも軟弱には見えませんよ 周りが強すぎるんでは(笑)すごい行動力だと思いますよ 

投稿: HEIDI | 2007/06/08 09:08

あの穴って、もともとそう言う使い方の為に空いているんですか?
それとも好きなように使って下さいってことなのかなぁ。

自分のテレ板も空けてしまおうかと思ってます。
選択肢が増えるのは良いですもんね。

投稿: めえ | 2007/06/08 19:47

★YAMADAさん
ソリ式は、まさに流す可能性があるのが恐いところです。
自分はカラビナを2枚使って一応工夫しているつもりですが、
100%とは言い切れないので、定期的に見るようにしてます。
片斜面でも、案外大丈夫です。多少は引きにくくはなりいますが。大体そり式は雪のしまった季節に使うので、単純な雪渓登りなどに良いと思ってます。
TAKUさんの板もソリ式になるけど、穴が小さくてわからないぐらいですよ。

投稿: MINMIN | 2007/06/08 20:36

★N家知三朗さん
テレ板は最初から穴が開いているのも多いから、是非お勧めしますよ。風の影響はないですので、締まった雪の季節にはお勧めです。
女性の場合は担ぎはかなりきつく感じている人多いんじゃないかな?テレの方が多少はビンディングが軽い分ラクかも知れませんが・・・

投稿: MINMIN | 2007/06/08 20:38

★HEIDIさん
今回は、特に超強力なお二人ですから、スーパーでこぼこトリオでした。まあ、女性の体力としては、まあまあでしょうけど、もう少しマシになりたいです。(苦笑)

投稿: MINMIN | 2007/06/08 20:40

★めえさん
本来の穴は、レスキューのためのソリを作るためのものです。
引きずるためのものではない・・・と本で読んだことがあります。でも、やっぱり、ラクですよ。
男性で肩でザックを背負うのが得意な人はソリ式にしてもメリットはあまり感じないと思いますが。

めえさんは、一杯板を持っているから1つ位穴を開けて試してみては?

投稿: MINMIN | 2007/06/08 20:42

どなたかも書いていましたが、引っ張る式(シートラーゲン)は、常に斜面に対して真上に向かうときはいいのですが、片流れ斜面が混ざっている登りは辛いですね。(シーズン末期の荒れた雪面も向かないみたい。)

あと、人に聞いた話だと、カービングが強い板はあまり真っ直ぐ(素直に)登ってくれないようです。

余談ですが、スキー場でシートラーゲンをやるとパトロールに怒られるので、シール登高か背負い式がいいようです(笑い)。

投稿: Mt.Racco | 2007/06/08 22:30

★Mt.Raccoさん
まあ、ラッコさんはボッカ力があるから、ソリ式のはあまり考えなくて良い方法と思います。多少片流れで引きにくくても、重たいスキーを担ぐよりはマシという感覚です。片流れよりも斜面が荒れている方が引きにくいですね。ある程度しまった雪が必要です。

確かにカービングの板だとなんとなく引きにくそう。まあ、自分のは今はカービングともいえないような山板だから問題ないですが。

投稿: MINMIN | 2007/06/08 23:48

「シートラーゲン」。懐かしい言葉ですね。ドイツ語で「スキーを運ぶ」って意味ですね。メリットをもう一つ。「藪に強い」。雪が全く無い場所では、板がぼろぼろ、どろどろになりますが。

板のトップの穴について一言。引っ張り以外で一度だけ使ったことが有ります。4人パーティで登った3月の四阿山直下で、滑り始めた直後同行の一人が足首を骨折(!)。急遽板とシュリンゲででそりを作って下ろしました。幸い天候は良かったのですが、他の3人で下ろすのは、結構大変でした。山スキーの怖さを知りました。よって、トップの穴はすごく重要だと思います。

投稿: Yuji | 2007/06/11 13:14

★YUJI君
薮に強いとは、確かに上に担いで運んでいると今回なんかはひっかかる場所があって大変でしたけど、でも、そういう所は足場も悪いから引くのは難しそうでした。

四阿山で骨折ですか!本当にそりにしたのですね。最近はこういうシーンだと簡単にヘリを呼ぶような風潮があるけど、自分達で降ろしたとは大変だったと思うけど、すごい貴重な体験になりましたね。やっぱり板のトップは穴があると引っ張る選択ができるという意味では貴重ですね。

投稿: MINMIN | 2007/06/11 22:32

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