輪行のための覚え書
この週末は初めて輪行をやってみたので、その覚え書、あまりの低レベルに笑わないでくださいませ。備忘録をかねてますので・・・・・・。
今回購入した輪行袋はモンベルのコンパクトリンコウバッククイックキャリーという前輪だけ外せば袋に収納できるタイプの物。その分、自転車は大変嵩張るので街中での持ち運びは大変。だけど、袋自体はとても小さく350CCの缶ジュース位の大きさになるので、帰りにもしかしたら輪行になるかも・・・って場合に持っていくにも気にならない大きさです(登山用具ならばコンパクトツエルトのサイズとほぼ同じ大きさと軽さ)。
実は、以前MTBを持っていたときにオーストリッチのきちんとした素材の輪行袋を購入したが、ついに一度も使わず(欲しい方がいたら格安でお売りしたいものです 笑)。なぜかというと、後輪の外し方が分からなかったからと、結構MTBが重たかったからだ。
今度こそ♪ってことで、前輪だけなら、さすがにメカが苦手な私でもなんとかなるだろう・・・・・。でもって、急遽、この日曜日に山ではなくて自転車に乗ることに決めたので、土曜日に前輪の外し方の練習。
こんなの簡単だろう!って自転車乗りの方は言いそうですが。実際にやってみると・・・・・・
マニュアル本を2冊購入してあったので、それを見ながら実習。まずはワイヤーを緩めた。次にクイックリリースのレバーを起こすまでは簡単。逆側のネジを3回転ほど緩めるようにと書いてある。これが、手では回らないぐらい硬くなっている。やむなく、スパナを持ってきてようやく緩んでほーっとした。3回転ほどでは全然外れない。どんどんネジを回していったら、ネジがとれちゃったよ・・・・トホホ。良く見ると、なんか脱落防止の爪みたいな形になっていて、それに従わないと外れなさそう。タイヤを足で押さえたり、色々やってもなんか駄目。後で考えるとワイヤーの緩め方も甘かったのかも?
畳の上に新聞紙敷いて自転車を置いているので、タイヤを叩き落すわけにも行かず。タイヤの空気がパンパンに入っているので、本では少し空気を抜くとよい書いてあるので、抜いてみる。私のは700×32Cとややタイヤが太いのでブレーキシューを緩めてもあんまり遊びがないような? 少し抜いてから、再び色々やっていたら、ようやくとタイヤが抜けた。ふぅ~~。
今度はタイヤを装着させる練習。これまた不器用にやっていたら、タイヤが動いてしまってうまく収まらず。自転車を逆さまにしてから入れるやり方をやってみたら、あら、すっごく簡単に入れられる!! きちんと車輪が入っているかを充分気をつけましょうと本には書いてあったけど、確かにそれさえ気をつければこれは楽な入れ方です。ネジの回し方も外すときよりも大分要領がわかってきた。最後にワイヤーをセットして終了。なんとか基本中の基本の前タイヤの脱着&装着まではできた。
それをもう一回、復習。さっき、タイヤ圧を減らしたせいもあって、大分簡単に外せるようになった。入れるのは逆さまでない形でも入れられたけど、イマイチ焦っていると入るかどうか?って感じ。
それで次は輪行袋を被せる練習。すごく薄い素材なので、丁寧にやらないとすぐにべりべりと裂けそうだ。タイヤと自転車本体を3本の紐とショルダーベルト1本でくっつけるが、これが思ったよりもゆるゆると締りが悪い。すぐに紐が緩んでしまう。袋も一応補強されている場所にハンドルをいれたりしないと駄目なので、適当に突っ込むのは駄目みたい。最後に下の紐を絞って終了。肩に背負うのが紐1本だけなので強烈に重たい。
商品説明のパンフレットは男性が持っている写真だが、実際に持ってみると、ほとんど私の身長だと地面にくっつきそうな感じだ。輪行袋のセッティングも2回練習した。最後に、もう1度タイヤの脱着を練習。
あーようやく、なんとか明日は初輪行できそう!って最終チェックをしたら、なーんと、ブレーキがタイヤにへばりついたようでうまくない。あれあれ?さっきから色々とブレーキ関係をいじりすぎたので、変になっちゃったのかなあ? 何度か調整してみて、まあ、なんとかなりそう?
*************
さて、本番は実際の走行シーンではやっぱり、ややブレーキがおかしいって感じでした。まあ走れたのでよしとしましょう。
輪行は、分解は予定通りできたけど、とにかく持ち運びが重たい! 登山では20キロぐらいまではザックに背負って一応持てるけど、自転車って大変持ちにくい物で、体にぶつかると痛いし。私のはたぶん12.5キロ前後とやや重たい。とても肩紐2本だけでは持てないので、実際はフレームの部分をカバーの上から両手で抱えるような形で運びました。相模湖駅で一旦階段を上がって向こうホームに渡らなくてはならないのをみると、泣きたい気分。運よくエレベーターを発見してこれを利用。助かりました。高齢化社会に向けて、あちこちの駅には最近エレベーターが設置されてますが、これを使えると相当に助かります。自分の最寄り駅にはエレベーターが見当たらなかったので階段を持って降りましたが、相当に大変でした。自転車ごと自分も一緒に転落したらどうしよう・・・って位運びにくかったです。
さて、電車内ですが、一番前の車両の運転席のすぐ後ろは壁のようになっていて、ここに自転車を置くのがベストだろうと思って乗り込んだら、空いている電車でとっても助かりました。ここに、自分の工夫としては山で使っているシュリンゲ(要は登山用のテープのような紐です)を自転車のフレームに繋げておき、電車の手すりにセルフビレイをとる形にしました。これで、多少の電車の揺れでも自転車は倒れない仕組みです。最初からついている紐だけでは肩に食い込むので、それを持ち運びの際には肩紐に加えて使用。ただ、実際は私は肩幅が狭いので、紐が落ちてしまって、やっぱりフレームを掴んで運ぶのが一番確実みたいでした。
まあ、初めての練習としては良かったとおもいますが、忘れないようにしなくちゃなあ・・・・。ちょっとした要領で簡単に出来たり、自分で難しくしたり・・・・こういうのも経験なんだろうなあ。
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コメント
輪行、お疲れ様でした。 ってより、運行お疲れ様でした?
すごいですねえ! ついに1人で輪行ですか!
それこそ女性の1人は見ませんね。(自転車で走ってる人は見ますが)
12.5kgは重いですね。 重さと輪行袋はとても買う時の参考になります。 モンベルの袋、私も買いましたが、一回も使いませんでした。 ペラペラですよね。
ヨーロッパみたいに、電車にそのままの形で乗せられれば、駅の持ち運びもとても便利なのにねえ。
せめて駅構内は袋から出して、後輪だけ走らせて引っ張ってたら、ダメなんでしょうねえ。 怒られますね。
投稿: REI | 2007/10/30 17:08
MINMINさん、こんばんは!!
輪行、お疲れ様でした~。ものすごく参考になりました。
私もMINMINさんに影響を受けて、自転車を買ったはいいものの、機械(というほどのものか?)オンチなので、困ります~。
#といっても、今は都内をうろうろ走っているだけなので困りませんが。。
タイヤの外し方は、買う時に自転車屋で何度か練習したけど、付け直すとブレーキのバランスが悪くなってしまったりと、アセアセです(^^;)
まだ長距離も速くも走れませんが、修行して、いつかMINMINさんとも一緒に走れるといいなぁああ。(それまでにタイヤ付けとパンク治し位はマスターしないとかな、、)遠い道のりです。。
投稿: Hirarin | 2007/10/30 21:44
★REIさん
モンベルの輪行袋、おそらくタイプはちがうでしょうけど、お持ちなんですね!実際は、これぐらいぺらぺらだと、包んで運ぶというよりも、単に他のお客様に直接泥とかつかないように。。。というためだけのものです。生地が厚ければそれだけ丈夫で袋で支えて運ぶ感じになるでしょうけど。
ヨーロッパでは自転車をダイレクトにそのまま入れてるのをみたことあります。日本でもかなりローカルな場所ではTVでは見たことありますが。思っていたよりも、周りの人が協力的?なのが助かりました。いかにも体に似合わずでかい物を持って重そうにしているので、哀れに思ってくれたのかしら?
投稿: MINMIN | 2007/10/30 23:42
★Hirarinさん
先日は電車内でのいきなりバッタリ再会、とっても嬉しかったですよ!
>付け直すとブレーキのバランスが悪くなってしまったりと、アセアセです(^^;)
まさに、今回の私と同じ症状ですね。購入した自転車屋さんで
練習できたなんて、いいなあ・・・・ 私の行っている自転車屋さんは土日は混み過ぎでゆっくり話もできないほど混んでいるので、平日の夜にでも寄らないと・・・。
私も課題は後輪の脱着とチューブ交換ですね。今回はパンクしたらタクシーでも呼んで最寄の自転車屋さんに直行しようと思ってました(情けない話ですが。) 是非、次はクライミングジム&自転車オフですね♪ 膝の調子がもう少し良くなることを応援してます。
投稿: MINMIN | 2007/10/30 23:47
初めまして。
私が輪行で旅をしてたのは、もう25年くらい前になりますが、自転車も輪行スタイルも随分変わったようですね。
最近は、ほとんどがマウンテンバイクかロードタイプなので泥よけが無いものが多く、またマウンテンバイクは、ホイールやフレームサイズが小さいものもあり前輪をはずすだけの輪行が主流のようですね。
私のころは、ランドナーやスポルティーフが主流だったのでヘッドパーツを緩めハンドルと前輪をフロントフォークごとはずし、後輪、後部泥よけとはずし、輪行袋に入れてました。
ハンドルは輪行袋に入れずフロントバックを付けたままショルダーベルトで肩から掛けてる人が多かったですね。
駅のエレベーターなどほとんど無く、階段は地獄でしたね。
当時のブレーキは、片当たりしても一度レバーを握ってやればセンター位置に戻ったのですが、最近は違うのかな。
なんか久しぶりに自転車やりたくなりました。
投稿: へっぽこ山ちゃん | 2007/11/01 01:31
初輪行おめでとうございます。
ブレーキって意外にちょっとの事で片寄るのでマメに調整出来るようにしといた方がええですね。
といっても簡単でネジ回して真ん中にくるようにするだけだけど。
和田峠、どんなんやろ?坂バカには気になります。
僕の地元生駒山にも有名な暗峠ってのがあり、石畳は歴史の教科書にも載っています。
この坂稜線まで一直線の激坂で、とても狭くて車が来ると巾50センチ位しか余裕がなくなります。
止まったら最後再出発は不可能なんで死んでも漕がないとあきません。
日本人でただ一人ツールドフランス出場のDI氏もシマノ時代よく来てたようです。
僕らは良く稜線までタイムアタックしてヒルクラレースの目安タイムにしてました。
関東ではまだ基本となるホーム坂を見つけてないので寂しいです。
つうか自走すると相当走らな坂あれへんし...。
どっかええとこないかな。
投稿: でり | 2007/11/01 19:07
★へっぽこ山ちゃんさん
どうもはじめまして&いらっしゃいませ。
そちらのブログを拝見しましたけど、既に300名山を踏破されて、独自の400名山を目指しているとはすごいですね!
本当に幅広く登られているので、交通費すごいかかるだろうなとまずは思ってしまう私です。遠い山に行く交通費を節約して、最近は自転車三昧な私からすると羨ましいものです。(苦笑)
以前は自転車をやられていたのですね。今でもランドナーに乗られている方は一定数はいらっしゃいますよ。私はメカが苦手なので、なるべく簡単な分解で済むようにしましたが、普通は前後輪は外すようです。エレベーターがあると、ホント助かりましたが、ないと、相当に辛いですね。
投稿: MINMIN | 2007/11/01 23:16
★でりさん
でりさんの住んでいる所からだと、大東文化大の物見山がやっぱりいいのかなあ?それよりも、車で適当な所まで運んじゃえばよいのに。。。。 和田峠は、是非でりさんに登って欲しいです。レポにも書いた夕焼け小焼けの里の施設には無料駐車場が広々とあって、そこに車をデポして、和田峠を表からと裏からと2回登られるのがお勧めです!
生駒山のホーム坂で鍛えられているでりさんならば、東京界隈の住宅街の中の道じゃあ、ちょっと・・・・ですよね。
ブレーキのネジって、どれだろう?全然よくわかっていない私ですので、困ったものです。またマニュアル読まなくちゃあ・・・
投稿: MINMIN | 2007/11/01 23:22