和田峠撃沈&初めての輪行♪
本当は今日は終りかかった紅葉を愛でながら沢登り(←まだやる気ですか?苦笑)のはずだったが、台風の後なので中止。(他の人は行ったのかなあ?)
そこで、初めて自転車の輪行(自転車を分解して電車などで運ぶこと)に挑戦することにした♪ なんで東京界隈の峠入門で結構激坂らしい和田峠なのか? →それは私はハイキングでは何度か和田峠には陣馬高原下まではバスを使って、そこからは歩いて陣馬山に行っているので、土地勘があるからそこを選んだのでした。まあ、自転車で登れなければ、押して歩いて登っても大した距離じゃないし。で、どういう具合だったかというと・・・・
朝の7時45分出発。多摩川サイクリングロードには1時間はかからずに到着。今日は正面に富士山が真っ白に雪化粧している景色がとっても綺麗だ。朝早いのでまだ道は空いている。デジカメが壊れているので写真が撮れないのが残念だが、台風一過の青空で風も無く本当に穏やかな天気だ。多摩川の流れが水量がそれなりにあって、濁っている水ではあるものの逆光に光り輝いていて綺麗だ。
ところが、今日は困ったことに以前の初100キロ走のときほどではないものの、ややブレーキがタイヤにごく軽く当たっているような? だから少しタイヤの転がりが悪い気がする。実は、昨日の夜に輪行するには前輪を外さないとならないので、その猛特訓?実施。(その件については別項目で後日アップ予定)その関係でブレーキをいじったので、前輪のブレーキを一度かけるとその後は戻りが悪く、少し引いているような感じになる。その都度、ブレーキシューを少しいじる。それで、今後は面倒なので平地走行ではほぼ後輪のみのブレーキにすることにした。
府中四谷橋を渡り、浅川サイクリングに進む。このあと基本的にずっと高尾駅付近まで快適なサイクリングロードだった。多摩川に比べるとずっと人が少ないし、車道を走る場所も日曜日は車通行禁止にしている所が多くて、かなり快適。だけど、今日はタイヤがやや重くて感じられて、時速18キロから23キロ位を維持するのが大変。
自分的には中学生位の時に自転車がやっぱり好きで、家にあった5段ギアぐらいのミニサイクル(20型位の自転車かなあ?)でよく週末にこの界隈をチャリチャリしていたので、とっても懐かしい☆☆☆ 当時の面影のある所もあるが、随分走りやすくなって、あれあれ?みたいな部分が多かった。山が好きな私が突然自転車に目覚めたというよりも、本当の下地は実は子供の頃から好きだったことなのでした(笑)
浅川サイクリングロード。現在デジカメ故障中にて、30万画像の携帯にて撮影。(クリックすると小さくなっちゃいます)
ちょうど3時間後に浅川サイクリングロードの終点らしい所に到着して、甲州街道がすぐ。地図で確認するとここから上り坂に見える所が高尾街道。ここを登るが、結構きつい・・・っとネットで読んでいたけど、1つ大きな坂を越えてやれやれと思ってそのまま下っていき、なんかちょっと道が心配だったので、トイレ休憩を兼ねてセブンイレブンに寄る。すると、この道だと遠回り。八王子霊園の中を走った方が近いので約2キロ位戻る。八王子霊園のなかのさらに大きな坂を2つも越えてはあはあ・・・・ ずっと整備された広い歩道を走るので良いが、まだ本番の坂まで足はとっておきたいが、かなりヨレヨレ。でも、さすが八王子だけあって、街路樹が既に紅葉して落ち葉が一杯。都心はまだ秋の感じはないが、ここはもみじやその他の木々が赤や黄色に色づいていてほっと和む。
ようやく陣馬街道に進む。バスでは通ったことあるけど、バス停の終点まで行くのも大変だよなあ・・・・。7月にこのクロスバイクを買ってから、あれこれ走っていたけど、多くは全くの平坦な川沿いのサイクリングロードなので、ようやく慣らし運転も終了したので、いざ、少し傾斜のある坂道を走るということで、実質お初の山道なのでした。傾斜はそんなではないものの一応ずっと登り坂と平坦地のミックスの道です。既に高尾までで50キロ位を走ってきたので、既に相当に足にきてます。一応ここは片道1車線ずつあるので、抜いてもらってのんびりモードです。本当に相当ゆっくりしか走れない状況で、<夕焼け小焼けの里>の道の駅みたいなところが現れたので、思わず休憩。
ここにあった地図を見ると最初の目標のバス終点までもまだ相当に遠そうです。気が重たいです。すでに峠に達した早い人達は既にばらばらと気持ち良さそうに降りてきてます。私はまだ相当に遠いだろう・・・・って思っていたら、突然バス停が登場。思ったよりは近くてほっとしました。2名位体格の良さそうなロードの人達が準備中。私みたいな華奢な?人はお呼びじゃない?!って感じですね。(苦笑)
さて、12時40分バス終点発。和田峠まで約3.6キロぐらいだそうだ。ほどなく、本当の坂道が登場。ハイキングで歩いている時はこれぐらいの林道はよくある傾斜なのであまり意識していないかったが、これを自転車で登るのはシンドイよ・・・・! 最初はそれでも後輪は一番小さいギア、前輪は3ないし2位の感じで進むが、道は強烈に真っ直ぐなので、いわゆるイメージしていた九十九折っていう感じじゃない。(後半は割りとつづらおりもあるが。)今日は絶好のドライブ日和なので、自動車がかなり登る車、下ってくる車もあって、気が気でない。どんどんじゃないけど、ある程度定期的に車は走っている(ハイキングの時は時間も早いのであまり車を見たことなかった。)真っ直ぐ走るには相当に困難なので、できれば蛇行してでも登りたいが、道幅は1車線で常に車を意識しているので、蛇行はできない。
とうとう、あと峠まで2.5キロの所でギブアップ。目の前に緑色のワーゲンが下ってきて、道幅はこれ以上避けられない、下手によろけるとガードレールを飛び越して山道から滑落しそう・・・ってなシチュエーションだった。しっかり足を着いてしまい、ここからは自転車を押して登ることにした。後ろを見ると、私を追いかけてきたロードのお兄さんも思わず足を着いていた。私はスタスタとここからはハイキングモード♪ もう少し楽な道になったら自転車に乗ろうと思うけど、直線的な坂道でちょっと難しすぎる。車には轢かれたくないし、自転車もガンガン降りてくるし、下りもこんな所は走りたくないという斜度だ。かなり歩いていくと苦戦中の別のお兄さんが前方に登場。「キツイですね~」と思わずお互い慰めあう。その人が休んでいる間にも自転車押してスタスタ登る。以前のハイキングでは、バス停から陣馬山の山頂まではジャスト1時間なので、ぼちぼち着くだろう・・・・。結局、その後かなり緩い箇所で2回位は自転車乗ったけど、既に私の足は終っているので、すぐに歩きに変身。やっぱり一旦モチベーションが切れると駄目ですね。
前後していたお兄さんに1分ぐらい遅れて、歩いて和田峠に到着(大苦笑) ちょうど13時26分。以前ハイキングで歩いた時と全く同じ時間の46分でした。まあ、自分の家から走ってきたことと、私のあまりスピードの出ないクロスバイクで来たことを思うと少しは誉めてやりたいものです。
前に走行していたお兄さんが語るところによると、「乗鞍岳のレースに出るほどのことはできないけど普通に走ったことはあって、和田峠の方が遥かに激坂で、あんまり考えないで来てしまったけど、はまったなあ・・・・」って語ってました。まあ、私のレベルには高すぎましたが、今日の目的は輪行で帰ってくることが第一目標なので、いつか、すっきりと?この坂を登れるような自転車を準備して、体作りもして望みたいものです。
しばし腹ごしらえをしてから、藤野側に降ります。こちら側の道も2車線ちゃんとあるし、坂も比較的緩やかだという話を聞いてましたが、どんなでしょうか?ワクワク♪ 本格的な長い坂道は初めてなのだ!!!
話に聞いていた通り、2車線で路面もよいし、車も2、3台位しか見かけず。2車線あるとやっぱりとっても気持ち的に余裕になりますね。車もパスしてくれるし。坂は高尾側からに比べると緩やかにつづらおりなので、下りも恐い感じにはなりません。しばらくすると大きく正面に真っ白な富士山が見える所があり休憩。携帯で写真撮ったけど富士山は映らなくて残念。風を切って走るので結構寒いので、慌てて半そでシャツをもう一枚上から着る。再び走りだすが、恐がりな私はブレーキをかなりかけたので、最高速度は44.8キロと可愛いものです。(たぶん男性などは50~60キロ位は軽く出るんじゃないかな?)大分降りると陣馬山から下山してきた登山者が一杯歩いているのを発見。快適なお楽しみは結構長くて最後は寒いのでそろそろ暖かくなりたいな・・・なんて思ってしまいました。(逆に言うとこちらを登りにとってもかなり長くてシンドイということでしょう。激坂ではないけど)
お楽しみの下りが終るとまずは藤野駅まで戻らないとならないけど、駅はかなり高い位置にあり、かなりきつい坂道。今日は完全へたれデイなんで、さっさと自転車降りて押して上がる。藤野駅から中央線に乗ってもいいけど、本当は高尾駅まで行って輪行したほうが乗り換えが少なくていいなあと漠然と思っていた。で、とりあえず藤野駅はパス。甲州街道の国道20号線を自転車で走る。交通量はそれなりに多いが、相模湖が見える所までは割りとあっという間だった。ところが相模湖に面してのくねくね道になると、トラックや大型トレーラーにガンガン追い抜かれて歩道もほとんどないので恐い。相模湖駅の看板が見えたので、ここであっさり電車に乗ることにした。なんせこの先は大垂水峠。東京都に戻るには必ずこの峠を越さなくてはならないのです。(峠を越さない橋本経由だと相当家から遠くなってしまうし・・・・中央高速ならば小仏トンネルのあたり) そんなにすごい峠ではないらしいけど、今日の状態ではムリでしょう。それよりも、暗くならないうちに、慣れない自転車分解&組み立てをしなくては・・・というのがMINMINの頭の中を占領してます。
相模湖駅は幸いなことに広々としていてお店を広げやすいです。さっそく分解開始。前輪を外すのはやはり少し手間取ったけど、昨日だいぶ練習したせいか約10分ほどでできてほっとした。中央線は直接東京まで直通の中央特別快速に乗れて(多くの中央線は高尾駅乗換え。この列車はたまにしかない優れもの)一番前の車両に乗って自転車は立て掛けられてほっとした。
自分の駅はいつものように雑踏なので、自転車持って移動するのがかなり大変。だけど、組み立ては6分でスムーズに組み立てられて大いにほっとした。ヤレヤレ・・・・・。 無事に自宅には4時半には帰着。
今日は色んな要素があったけど、まずは初輪行ができて、とっても嬉しいです。自転車での坂登りは登山とは全く違って、想像以上にシンドイもんですね。輪行できると、行動できる幅が広がるので嬉しいですね。
************
◎本日の走行距離 78,30キロ 平均時速14,3キロ 走行時間5時間27分
◎クロスバイクを購入して1,000キロをようやく越しました。 通算距離1065.9キロ
◎GPSを自転車で初めて使ってみたけど、切れ切れでよーわからない軌跡になってしまいました。(地図は入っていないので、データをとるだけのものです)
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コメント
和田峠&初輪行、お疲れさまでした。和田峠、キツいですよねぇ。私なんかだと自転車に乗って走るというより、ふらふらしながら筋トレをやっている感じです(笑) ま、それ以前に一人で出かけて登ってみようなんて気にすらならないので、MINMINさんには完全に脱帽なんですけど(^^;;
投稿: ダイナ | 2007/10/29 00:40
ども。今日は遅めに起きて高尾から明王峠まで歩きました。
結構、近い所にいたのかな?
朝は 9 時過ぎに歩き出し。さすがに人が多いすね。
30 数年ぶりの高尾山頂は、街か!?って程に変わってて驚き。
驚き次いでに茶店で生ビールを飲んでしまった。
つまみの山菜は安い割りに量もあり酒が進む進む..。
城山でもビール、景信では大人しく、コナラ峠から栃谷温泉で
一浴、藤野までタクって駅前の寿司屋で終了。
以前あった居酒屋が焼肉屋になってて選択肢がなくなってた。
ちと寂しいな。陣場と生藤間がつながらんなぁ。
投稿: 糸屯 一 | 2007/10/29 02:06
僕の友達のKANZOUさんも ここはキツイと言ってましたよ! お疲れ様です!
投稿: HEIDI | 2007/10/29 02:12
あいかわらずの行動力ですねー。
新しいことにチャレンジするのもすごい。
輪行,後輪を外さないと,手がよごれにくそうです。
台風一過の晴天だったので気分が良かったですね。
ところで,携帯電話の自分撮りの写真,これはどうやって?
投稿: munetc | 2007/10/29 12:41
初和田峠&輪行おめでとーございます!
私は和田峠まだ行ったこと無いので、読みながら想像してみました。
それとブレーキがへんとのことですが、しっかり前輪がはまっていなかったなんてことはありませんか?私はありました^^;
投稿: ayako | 2007/10/29 13:09
和田峠、読んでいるだけで疲れそうな峠です。
それにしてもMINMINさんは、毎回すごい詳細なレポを書かれますが、途中でメモとかされてるんですか?
読んでいる方は楽しいですが、書かれているご本人はすごい労力ではないかといつも感心しています。
投稿: kai | 2007/10/29 22:53
★ダイナさん
自転車乗りの方にとっては、和田峠というとある意味を持つ場所みたいですけど、私にとっては馴染みのハイキングの登山口って場所で、お気軽に行ってしまいました。まあ、実際は全然私は登ったというよりも、単に歩いて登ったに近いんですけど。こんなに自転車と歩きと感覚が違うとは思ってませんでした(苦笑)
ロード乗りの方だとさすがに男の意地もあるでしょうから、足つき、歩きも禁じ手なんでしょうけど(笑)私はかっこ悪いけど恐らく10名以上の人に見られちゃいました。。。 まあ、いきなりあそこだけ、いつものハイカーに戻ってしまいました。
投稿: MINMIN | 2007/10/29 23:33
★糸屯一君
沢登りは中止で正解でしたね。奥様孝行もできたみたいだし、最高のハイキング日和でしたね。
私って、実はなんども高尾陣馬を歩いているけど、途中下車とうのか、途中の峠から一度も降りたことないのですよ。だって、電車できていると高尾山口の駅前から電車に乗るのが簡単なんで・・・・。
高尾山は今年の2月ぐらいに来た時に盛んに工事をやってましたね。全く街みたいな感じですね。いつか、ビアガーデンとかの企画も夏にはいいかもね?夏でもひんやりして、寒いぐらいかもしれません。
投稿: MINMIN | 2007/10/29 23:38
★HEIDIさん
HEIDIさんみたいな脚力の方ならば、ここはロードバイクでなくても登れるかも? 瞬発力系の足がないと、なかなか辛いです。私は自転車性能もあるけど、基本は持久系のゆるゆる系の足なんで、こういうのは不得意みたいな気がします。
ぜひ、挑戦してみてくださいませ。
投稿: MINMIN | 2007/10/29 23:39
★munetcさん
行動力っていっても、まあ、いつもやっている山でなくて自転車に置き換えただけなんですけど。山よりもここだと救急車は来てくれるす、困ったらコンビニで食糧もあると考えると全然お気軽です。(パンクだけは困るけどね)
前輪だけだと手はそんなには汚れません。次は後輪の外し方が分かるかどうか? それできないと、チューブ交換できないようなので、勉強そろそろしないとなあ・・・
携帯は、前後して登ってきていたお兄さんに撮ってもらいました。山ではよくやるんですけど、相手の写真を撮ってあげるかわりに自分のもお願いするのって。
投稿: MINMIN | 2007/10/29 23:44
★ayakoさん
初和田峠というのは、ちょっと・・・(苦笑)
ハイキングなら何度か来ているし、今回のは8割方押してしまっているので、登っていることにはならないでしょうね。
ロードバイクのayakoさんならば、充分チャレンジできそうですね!
前輪がうまくはさまらないのって、やりそうなミスですね。今回は気をつけたので大丈夫でしたけど、気をつけないとまずいですね。いろんな失敗と苦労を重ねないとわからないことも一杯ありそうで、今後とも温かくアドバイス願います。
投稿: MINMIN | 2007/10/29 23:47
★kaiさん
恐らくkaiさんが得意とするようなタイプの坂だと思いますよ。いかにも脚力勝負系で、若さと心肺機能がたくさん必要みたいな感じに思いました。群馬からだとさすがに遠いでしょうけど、何かのついでにこの界隈にお寄りになりましたら、話のネタにでも是非にチャレンジしてみてくださいませ。
詳細なレポって、私って記憶力は良いほうかも。いつもはデジカメの写真見ながら書いてますが、メモは山では取ってますが、自転車は取ってません。今回は特に書きながらダラダラと思い返しただけです。
山のレポはHPに載せるので気合いれてますけど、自転車はブログなので、気軽に書いてしまってます。皆さんに読んでアドバイスいただけるのが嬉しいです。
投稿: MINMIN | 2007/10/29 23:53
でも さすがですよ 峠の前にだいぶ走ってるし そのうち行ってみたいですが 雪の方が気になってきました 富士山もだいぶ降ったようですね!
投稿: HEIDI | 2007/10/30 00:44
★HEIDIさん
登りに入る前に既に高尾の麓までが相当に距離が自分にとってあるので、ゆるゆるの坂もきつかったです。
富士山が今回ずっと西のほうにちらちらと見えたのが嬉しかったなあ。。。真っ白で見事でした。
投稿: MINMIN | 2007/10/30 23:32