ゲレンデブーツに戻れない私

ここのところ、スキーのビンディングと山スキー用兼用靴との相性が悪くて、うまく兼用靴がステップインできないため、久しぶりにゲレンデブーツを取り出してきた。そして、

ディアミールとゲレンデブーツとは型が合わないのはもちろんだけど、ビンディングの異常がないかを確認するための作業の一環として、少々強引だけどゲレンデブーツを利用してみたのでした。

すごく久しぶりにゲレンデブーツを履いてみた。そしたら、あまりの重さにビックリ☆☆☆　私の兼用靴はガルモントのG-fit　ライトという特に軽いモデルを使っているせいもあるけど、とにかくゲレンデブーツの重たさを改めて実感。

ゲレンデブーツはたぶん１０数年前（１５年は前でないけど、１０年以上は経ってます。）のラングのブーツ。競技バリバリというのではなくて、ごくラングとしては標準的なスペックの物だったと思う。重たいなあと思いながらも作業をしていたら、なんと、ブーツの甲のベロの部分のプラスチックが手で触っただけで、バリバリと壊れてしまった。まるで硬い御煎餅がバリバリと折れるような音がした。

プラスチックの劣化の話や突然滑っていてブーツが割れたという話は聞くけど、やっぱり目の前で起こるとちょっとびっくり。重さからしても、もうこんな重たいブーツを履いては滑れないなあと思いつつ、物理的にも壊れてしまったので、ある意味さっぱりしたものです。

それから、この前湯沢に行った時にAさんが、「この靴は幾らぐらいするのですか？普通の靴みたいに歩いていて、とても楽そうですね」と言われた。確かにゲレンデブーツしか知らない人から見ると、すごく歩きやすいとは思う。だけど、これで１日数時間から１０時間位歩くとなるとそんなには歩きやすいとは言えない。今はブーツ底だけを取り替えるとゲレンデにも山スキーにもどちらにも使える靴があるけど、それはやっぱり重たいしね。

やっぱり、ゲレンデブーツには２度と戻れない身になってしまいました。（＾＾；）

※ところで、お騒がせしていたブーツ騒動？　ようやく、前ビンディングの高さ調整などの効果もあってか？　はたまたシューグー効果か？　とにかく微調整を重ねてようやく、いい感じのビンディングに戻って参りました。ひとまず安心。ふぅ～～～。

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