« ウィスラースキー旅行(その5) | トップページ | ウィスラースキー旅行の目次 »

2008/03/12

ウィスラースキー旅行(完結編)

今回のスキー旅行で気が付いた点や、ウィスラーに行く人の役にたつかもしれない情報をあれこれまとめてみました。(自分の備忘録でもあります)

●コンドミニアムはとっても快適だった。

・海外旅行によく行かれる方には当たり前かもしれませんが、初めて利用してみてあまりに快適なので、びっくりでした フルキッチン(4つ口コンロ、電子レンジ、オーブン、大型食器洗い機、冷蔵庫)にお皿やコップ、コーヒーメーカーなど普通に調理するのに必要なものは全て完備。

2008_2_15_18whistler1_031  (写真はクリックすると全て拡大)

キッチンの高さが私にとってはかなり高い位置にありました。

・ベットメーキングや掃除はコンドミニアムだと毎日はしないと思っていたら、何故かここは毎日行われるので、ほとんどホテルとの違いがわからない!!という嬉しい誤算。

・私らは二人なのに、ロフト形式で暖炉&テラス付きの広い部屋だった。ロフトにダブルベット、下のフロアにソファーベットが3セットもあった。毎日ソファーベットを片付けられちゃうのが、かえって面倒だったり・・・(苦笑)トイレも2箇所あり。

・何故か朝食が無料サービスで提供されているので、実質朝食付き。1階のロビーに各種パン、フルーツ、ゆで卵、コーヒー等飲み物各種、フレーク、ワッフルなどが置かれていて、食べ放題。部屋にも持って帰ってよいので、2日目以降は部屋で落ち着いて食べました。

●毎日、自炊してました。

・リフト終るまで毎日しっかり滑っていたので、レストランに行って食べるよりも、早く眠りたかったりして・・・・。せっかく今日こそは外食と思って行ったら、日曜日でお店が激混みで何処にも入れなかった。

・スーパーはとっても充実してました。本当に自炊したい方は、下の写真をクリックすると、どんな品揃えかわかります。ほとんど思いつくようなものは全て入手可能。広島お好み焼きのおたふくソースまであったにはびっくりです!

2008_2_15_18whistler1_239

・このほかに、冷凍食品の場所に冷凍さぬきうどん5個位セットと納豆が売っていた。他にも確かお豆腐も置いてあったと思う。日本食大好きな私でも、ここでなら1ヶ月位は充分耐えられそうです(笑)

●何故か平日でも混んでいたリフトはプレジデントウィークのせいだった。

・スキーを滑ったのは土日月火の4日間。土日はリフト混んでいるのはわかるけど(日本じゃどこでも最近リフト待ちがほとんどないので、ひさびさに30分、40分待ちは懐かしかったりして・・・・)、月火もかなり混んでいた。

・ツアー会社の人が平日のリフトは空いてますよ・・・・と言っていたのに、火曜日の一番空いているはずのシンフォニーリフトでさえも、5分程度は待つ。何故だろうって?ずっと思っていたら、帰国してから調べていたら、2月の私の行ったこの週は<アメリカ大統領の有名なリンカーンなど3名の大統領の誕生日の週が集中しているので、プレジデントウィークと言って、アメリカの多くの州が1週間程度お休みの制度がある>という。日本ならばGWみたいな形で、クリスマスウィークの次に盛り上がった休暇という。ウィスラーはアメリカ人が簡単に来れる場所なので、子供さんを含めた家族連れがすごく多かったのに納得でした。カナダにスキーに行くのに、アメリカの休暇も調べないならないとは、さすがにインターナショナルな場所ですね。

・正直、できれば外したほうが正解かもしれません。リフト代がとっても高いので待つのはもったいない。

●いつ行くのがウィスラーはベストか?

・通常の圧雪した状態の滑りが好きな人ならば、今回は最高なベストの状態だったと思う。

・私的にはパウダー狙いもあったので、悩ましいところでした。ツアー会社の人などが語るところによると、

<12月、1月中旬位までは雪が全部つかないことも多いので、下まで滑走できない。その分リフト代やツアー代金が安い。通常リフト料金の時期がそれ以降だが、リフトの終るのが3時で、日が出ている時間が短いので滑走できる時間が短い。一番の良い時期は2月下旬位から3月20日まで>という。ウィスラーの積雪量が多いのは3月に入ってからのほうが当たりが多いようです。

・まあ、仕事の関係で自分は3月に入ってから行くのは辛いところなので、この時期でやむなしだったかなあ・・・・。

●買い物の税金は12%

・日本では5%の消費税ですが、こちらは●●税が5%で、▲▲税が7%で合計12%でした。お野菜みたいな加工しないものはたしか税金はいらないとか?品物によっても違うので一律ではないらしい。12%の税金を値札には表示していなので、実際は頭の中で12%は暗算がうまくできないと計算できないので、困ったものです。日本も増税するならば半端な数値の税率にはしないでください。

・だから、驚異のリフト券も行くまではたぶん8000円位と思っていたら、最後にこの税金が上乗せですから、参りました。

●ゲレンデの概念が違う

・日本は完全に管理しているゲレンデがほとんどですが(一部ニセコなどの例外的な場所も出てきましたが)、向こうはかっちりとした感じでなくて、コース外の滑走も自己責任で勝手にどうぞという感じです。ただし、レスキューはゲレンデ内ならば恐らく無料でしょうけど、ゲレンデ外は高額請求かと思われます。

・ウィスラーの土日は、かなりバックカントリー狙いの人が目立ってました。巨大なザックを背負ったカップルなどもリフトに乗らずにシール登高してました。

・ゲレンデを取り囲む山々にちょっと軽くハイクアップするだけでも、エクストリームなラインが滑れますので、あらゆる所からシュプールが出ているのは壮観です。

・日本人はコマコマとしたシュプールや、ある種の型にはまった滑りをする人が多いけど、外人さんは大らかで力強い滑りの人が多い。また、極端なカービングなどもあまりしている人がいなかった(私が見なかっただけか?)何気なくコブ斜面斜面とか上手い。脚力の違いか?

・日本で滑る上級斜面は向こうの中級斜面ぐらいのことが多い。向こうの上級斜面はひたすらコブ斜面って感じでした。

●バックカントリーという世界

・正直なところ、私はバックカントリーという言葉が好きでなかった。山スキーやっていると、泥臭くて、ひたすら汗水垂らして登り続けるって感じで、バックカントリーなんてオシャレなスキー雑誌の誘惑の言葉みたいで、実態にそぐわないと思っていた。

・だけど、実際ウィスラーのアバランチエリアや、それに近いエリアをみていると、そういうエリアが実際に存在しているんですね。ゲレンデの少し上がった所からの滑走というイメージですか? 日本にはやっぱりほとんどない世界かなあ・・・・ 強いて言うならば神楽とかニセコの近場とかハクノリの一部などかなあ? やっぱり、世界は広いなあ。

とりとめもない最後はお話でしたが、これにて終了。ここまで長文をお付き合いいただき読んでくださった方々、本当にありがとうございました。

Rank_banner_02_3 ←応援よろしくお願い致します。

|

« ウィスラースキー旅行(その5) | トップページ | ウィスラースキー旅行の目次 »

スキー」カテゴリの記事

旅行」カテゴリの記事

コメント

>コンドミニアム
なるほど、ホテルよりも便利かもしれませんね~
今度機会があったら利用してみます

投稿: ayako | 2008/03/12 16:51

多分、コンドミニアムは家族で貸切出来る様に出来ているのでしょう。 朝食付きはいいですよね。
私も去年のチロルのアパートメントは朝食付きを条件で探しました。 1人でも借りられるのかなあ・・。
スーパーはチロルより日本の食材が多いですね。
キッツビューエル(キッツビュール)は日本でも知られていると思いますが、こんなには日本の食材ありませんでした。
カナダは英語も米国より綺麗に話してくれるし、東洋系の移民も多いし、米国本土より飛行時間も短くて行けるし、スキーには良い事尽くめですね。

投稿: REI | 2008/03/12 17:15

★ayakoさん
自分達のペースで食事ができるので、お店でやたら待たされることがないのがいいですね。
何よりも、スペースが一人あたりが広いです。

★REIさん
去年のチロルは朝食付きだったですね。ヨーロッパだと貸し別荘っていう感じの所が多いですが、ウィスラーはホテルもどきのコンドミニアムって感じでした。

スイスで貸し部屋のことを聞いたら、値段は割高だけど1名でも借りられるそうですよ。5つ星ホテルよりは安いと思います。
食材はやはりスイスよりも格段に多いし、まあ、アジア系の人種が西海岸はとても多いです。
お金と時間が一杯あったら、長期ステイもいいですね。(そういう感じのリタイア組もちらほら・・・って感じでした。)

投稿: MINMIN | 2008/03/12 18:53

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ウィスラースキー旅行(完結編):

« ウィスラースキー旅行(その5) | トップページ | ウィスラースキー旅行の目次 »