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2008/03/26

乗鞍・位ヶ原 山スキーレポ

焼岳の好天の翌日、気温が下がったので、糸屯一氏曰くこのような時の乗鞍岳は登っても全然面白くない、ガチガチのはずだ・・・このまま温泉三昧して東京に戻るか、ゲレンデスキーでもして帰るか、位ヶ原ぐらいまで登って帰るかの、なんとも気合の入らない3択でした。それで・・・・

ここまで来ているので何もしないで帰るのはもったいないし、YUJI氏は最近はゲレンデ嫌い?のようなので、結局少し運動がてらに位ヶ原まで登ろうか・・・・ということになった。糸屯一氏は夏の雪渓の時期に十数年連続の乗鞍の常連さん。私はゲレンデしか行ったことないので、乗鞍は山スキーではとても有名なルートなので興味あったので、ちょっと出没してみることになりました。

【2008年3月16日(日)】

メンバー:糸屯一氏、YUJI氏、MINMIN

休暇村の駐車場に車を止めて、ゆるゆる準備してゲレンデトップからシールで登り始めたのが10時半ちょっと前。ゲレンデから丸見えの斜面を登るけど、そこが一番急な登りかも?お天気は昨日よりも雲が多くて、ゲレンデは晴れているけど、山の上は雲多そう。前に登っている人達がちらほら。

2008_3_15_16yakedake_kuraigahara_15 2008_3_15_16yakedake_kuraigahara__2 (写真はクリックでほとんど拡大します)

左 ゲレンデから見える最初の登り  右 切り開きを登るルートなので、迷子になる余地無し?!

急登を終えると一旦平坦になる。やはり糸屯一氏の言うとおり、前日の高温で皆が滑ったり歩いた跡が、全てガチガチになっていて、シュプールがくっきりと固まっている。見るからに楽しそうにない。雲行きもどんよりしてきた。糸屯一氏が頃合を見てYUJI氏に降りないかって言うけど・・・・・。もうちょっとだけ登ることに決定。運動不足解消にいいかあ・・・。のんびり歩いていたら、大きなテント村みたいなのがあったり、10数名のツアーの団体さんらしきがツボ足でばらばらと降りてきたり、高齢化がずいぶん進んだ山岳会の団体さんやら、今日は妙にツボ足隊に出会うことが多い。シールで登っている人達もぼちぼちいる。

位ヶ原に登る少し急登の所からは気温がグッと下がって、雪も舞いそうな勢いで、さすがに上着を着込む。左から登ったら微かな新雪がシールに食い込んで結構登り易い。岳樺のわずかな林が風雪避け。YUJI氏が登ってくるまで待つ間にあたりを観察する。ここまで約2時間、本日はここまでとする。風がかなり強くて、さすがに独立峰だ。これで気温はマイナス5度ぐらいで、昨日の春山から一気に冬山に後戻り。シールを剥がして軽く行動食を摂る。そこにちょうど立派なカメラを持った人が登ってきた。

この方が乗鞍通ならば皆さん便利サイトとして御覧になっている方も多い、乗鞍大雪渓の管理人さんだった。糸屯一氏はサイト開設当初(10年位前)からの愛読者なので話も弾む。私も見たことあるサイトだったので、地元の方だと思いきや、なんと毎週のように夏には通われているのに愛知県からだというのにはびっくり。

2008_3_15_16yakedake_kuraigahara__3 2008_3_15_16yakedake_kuraigahara_15  2008_3_15_16yakedake_kuraigahara_16

左 風雪を避けるわずかな岳樺の茂み?  中 乗鞍岳方面はすっかり冬景色 右 記念撮影(乗鞍大雪渓のサイト管理人さんに撮影していただきました) 

さて、寒くなってきたのでぼちぼち降りることにする。メインバーンの切り開きは見るからにガリガリ、バリバリ、あちこちにシュプールやツボ足の硬い固まったままの恐怖の?斜面。ふーーーむ。糸屯一氏は迷うことなく切り開きではなくて、そのサイドにある樹林帯に進む。私も真似してみるが、これがなかなか良くて、(と言っても、比較の問題であって、真の意味では快適ではない。比べると楽というぐらいの意味)、樹林の間も昨日の植生よりは針葉樹林でそこそこに間が空いている。硬い感じではあるのでボーゲンチックに丁寧に1つ1つクリア。やっとパウダーだ!て喜んで1ターンしたら、次の瞬間垂れている樹の枝を食べちゃったよ・・・・・。その樹にぶつかりそうになり、こてん。

切り開きに対して右か左の樹林帯を交互?に概ね滑るような感じで、時折中央をガリガリバリバリと物凄い音を立てて横断する。大体ルートから10m以内ぐらいのすぐそばを滑走していた。ここは多くの人が入っているルートの割にはツリーランを滑った跡が少なくて、割と回転しやすかった。(それでも、結構シンドイ下りだけどね)我々が3人とも結局ツリーランばかりをしているのをみて、他の人も真似して入ってきた。通常ルートを滑走する限りコンクリートをバリバリ割って剥がすような音がずっと足元でするのって、本当に困ったものです。

2008_3_15_16yakedake_kuraigahara_17 穂高連峰と常念岳も見えていた

丁寧に丁寧に樹林の間を縫って滑り、結局バリバリ最中、バリバリコンクリートは最後のゲレンデ直前まで続いた。ふぅ~~~。今日も忍耐の滑りでなくて、単なる下山でしたショボン~~~。

それにしても、そのあとで駐車場までゲレンデを滑走したけど、わあ~~~、ゲレンデってなんて快適なんだろう!!!と感慨深く思うものです。恐らくゲレンデ100本滑り込み(そんなにゲレンデで滑れるか?)と本日の1本の滑りが同じ位の疲労度って感じ。いかに山で滑ることの大変さ加減を教えていただきました。

スキーのあとは、乗鞍といえば白濁のゆけむり館で温泉浴びて、その後お蕎麦屋さんでお蕎麦を食べました。合掌造りのお店で、その名も「合掌」という名前でした。自分的には美味しいなって思う部類でした。ついつい温かいお蕎麦のほうを食べてしまいましたが、冷たい方を食べればよかった・・・。

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