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2008/05/23

GW特集?山で見たある光景

なんだか、全然山スキーのレポが進んでいない。書いていると眠くなってしまって、毎日遅遅としてすすまな~~~い。

そこで、アップまでのつなぎとして、恒例の?山で見たちょっとアレアレな?人物ウォッチング特集です。正式な山レポには書かないような内容です。

【その1】

GWの前半の尾瀬の至仏山での出来事。この日はずっとガスで視界が晴れなかった。鳩待峠へ戻る時には、雪もちらほら舞う光景。急な登りになるあたりで二人の軽装のハイキング姿の若い男性2名が、あらぬ方向から現れて「鳩待峠に行く道はこれでよいのですか?」と尋ねてきた。この時期は、全部雪の斜面なので、道というよりもトレースですね。ちょうど、スノーボーダーの大部隊20数名と7,8名グループと2つも近くにいたが、私はシールなので別のルートで登ろうとしていた。

私は、ハイキングの人ならば鳩待峠から山の鼻あたりへの尾瀬が原への往復と思っていたので、鳩待峠は数時間前に二人は通ったはずなのに、変なこと聞くなあと思った。「私はシールでツボ足の人と少しルートの取り方が違うから、あのボーダーさん達の後ろを歩くといいですよ。あの中にはガイドさんもいるから」と答えた。

その後、二人とは戸倉のバス停乗り場で再会。彼らは至仏山に登ってから、そこからなんとなく降りてきて、鳩待へ登り返してきたのだという。私は二人がワル沢のスキートレースの方から来ていたことがなんとなく見えていたので、時間からみて違うなって思った。11時にバス停を出発して、山頂に登って2時過ぎには鳩待峠に戻るってことはありえないと思ったからだ。彼らが登頂したと勘違いしたのはたぶん私らが間違って登った小ピークのようだった。私がデジカメの写真で至仏山の山頂の写真を見せてあげたら、びっくりして、全然違うって。

彼ら二人は前の日に急に思い立って、GWだから旅に出ようと各駅停車とバスを乗り継いで、ハイキングの人が思い描く尾瀬の夏のイメージで来ていた。こんなに雪が一杯で超驚いたってことでした。それでも、若い男性で体力もそれなりにあるので、滑る雪道を何気なく1時間位は登ってしまった(雨具持たず、フリースだけで寒そうだった・・・・)のだからびっくりだ。尾瀬側に道なき道を(たぶん、ワル沢方面へ)降りたようだが、逆側の谷に降りていたら命はなかっかもと思うから、大変怖いお話です。

私が山の中で会って道を教えてあげたことで、何度もお礼を言われて、かなり礼儀正しく、好感の持てる若者達で無事で本当によかったです。次は、ちゃんと調べてから山には登ってね。

【その2】

GWの後半、初日の白馬大雪渓での話。葱平あたりの休憩ポイントで休んでいると、中年の男性が一人。あとどれぐらい?って感じで道を聞いてきたので、あと2時間ぐらいはかかるかなあ?みたいに話を始めた。(高度計もなく、場所の把握もできていなかったようだ。)このおじさん、夏山でも白馬岳を登っていないし、このエリア自体も初めてみたいだった。話の感じで、雪山自体をほとんど登っていないことがわかる。誰でも初心者の時はあるけど、ここは3000mの世界。天候の悪化もあるし、「この大雪渓を降りるのは怖いので、栂池の方に縦走したいんだけど、どうでしょうか?」なんて私に聞かれても。。。。。 逆に、大雪渓はよっぽど変な滑落の仕方をしなければ、雪が柔らければ怪我はしないと思うけど、稜線を縦走する方が何倍も危ないと思うんだけど・・・・・・。滑落したら、稜線からお空へダイビングしちゃうものね。

天気が悪ければ、登らなかった・・・・と言っていたけど、一瞬にしてガスがかかれば高山特有の景色になったときに、このおじさんはちゃんと対応できるのかなあ?単独でもあるのだし、せめて夏山で登ったことのある山を雪山で登ってみる・・・というようなステップアップの仕方はできないのかな?と思うものです。

【その3】

5月3日の白馬山荘。夜の消灯時間は8時半のはずだった。もし、この小屋に当日泊まった方は気づいたかもしれないけど、実際は9時ごろまでは消灯しなかった。

というのは、実は夜の8時過ぎ頃!!に到着した3名位のグループがいたからだ。私は寝る前にトイレに行っていたら、玄関の戸口から数名が入ってきていて、今、到着って。びっくり、しまくり annoy 夏山ならば、結構最近は見かける光景なのかもしれないけど、雪山ではびっくりでした。当日は月明かりの星の輝く夜だったからよかったでしょうけど、ヘッデンつけて登ってきたとは、まあ、何とコメントしてよいのやら・・・・・

それが、女性1名と男性が2名位?のグループだったので、それまで私だけの個室状態だった女性部屋に、彼女が加わることになった。こんなに夜遅くまでかかって、無事に到着できたことは本当によかったとしか言いようがないが。

同室になったので、事情を聞くともなしに聞くと、東京方面を朝の4時に出発したけど、中央高速が大渋滞で、猿倉を昼の12時に出発。さらに、いつも強い仲間の男性がその日は大不調で登るか下るか悩みながら協議しながら登っていたという。結局、大雪渓に出てから(話の感じで猿倉から2時間~3時間程度登った地点で)、その人だけ下山となったという。以前登った時に、6時間で登ったことがあるから、なんとか夕食ぐらいの時間には到着すると思っていたそうだ。予定通りに登ることができる時と、できない時があるんだということは、山をある程度やっていればわかるとは思うけどね・・・・。だからコースタイムで目一杯で予定を組まずに、ある程度の余裕の時間を残すのがセオリーだと思うけど。

まあ、夜は私はすぐに寝付けないので、彼女が荷物をごそごそやろうとも、全然気にはならないけど、だけど、うーむ、自分だったら、こういう状況ではどういう選択をしたのだろうか?って思う。(私的にはゲレンデも好きなので、この時期やっている八方か栂池ゲレンデで昼から軽く滑って、翌日に大雪渓を登る選択とするか、振子沢ならば蓮華温泉まで到着できるかな? ただ、彼女達の感じからすると、ツアースキーって感じではないので、白馬乗鞍岳のみならば行けたかなあ? やっぱり、12時から大雪渓登る選択は自分はしないだろうなあ)

翌日、起きてみたら、女性はボーダーさんのようで、ウエアや装備を完全にりバッチリ決めた美人さんでした。仲間と話をしている様子を見ても、いわゆる山屋さんではなくて、ゲレンデでの滑りがメインで、そこから入った感じの人のようでした。私に話をかけてきた何気ない喋り方からしても、「あ~、多分この人は、いわゆる登山はしない人だなあ・・・」という話し方だった。

★人間ウォッチング、特に一人で山に行くと暇なんで、あれこれ観察するともなくにしてしまいます。。。。。他人の振りを見て、我が身のことも考えるものです。

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コメント

私が御岳山であった小母様方なんぞは序の口だった訳ですね。
そして、尾瀬の例で、私の迂闊な燧ケ岳発言にご忠告を下さったという事ですね。

それにしても、遭対関係の人には怒られるでしょうが、無謀な人はそれなりの失敗を経験してもらった方が、むしろ良い気がします。 
結局、どんなに雑誌やwebサイトで注意を呼びかけても、こういう人達は絶対見ないのだから。

至仏の話は、正月の白根山の事故を思い出しました。
無事で良かったです。

投稿: REI | 2008/05/23 10:58

★REIさん
御岳山の出来事は、日常生活の延長の感覚の話での危ない話で、それはそれで皆に身近に感じる問題だと思います。私の今回書いたのは雪山なんで、一歩間違うと凍死、滑落等にも結びつきやすい話ですね。。。。

誰でも山を知らないうちは「何処が無謀か?」「何処が危ないか?」ということ自体が理解できないのだとも思います。今回挙げたケースは、大事に至らないドッキリで、きっとそれぞれの胸には貴重な体験として将来に役立つのではと思います。

投稿: MINMIN | 2008/05/23 20:38

MINMINさん、こんにちわ。
尾瀬の話はすごいですねぇ。水芭蕉は低地の公園なんかで、4月から咲いているのをTVなどで風物詩?として紹介しているから、尾瀬を知らない人は、GWはとってもいい頃なんて思っちゃうんでしょうね。

大多数の人が、駐車場でマイカーを降りたら、水芭蕉が咲き乱れる湿原が目の前に現われると思っていますもの。

ま、私がそうでしたからね^^;;

投稿: たけさん | 2008/05/24 12:34

★たけさん
尾瀬フリークのたけさんも、山をやらない頃にはそういう風に思っていらっしゃったんですね。NHKの朝のニュースでの尾瀬放送を見ていれば、一面の雪世界だってわかったんでしょうけど、放送のほうがあとだったかあ・・・・。

GWには滑るにはいい季節だけど、水芭蕉は赤ちゃん水芭蕉ぐらいがちらほらだから、そのあたりをしっかり報道でもしないと駄目ですね。HPなんかも、そのあたりをPRして・・・(見てたら行かないかな・・・)

投稿: MINMIN | 2008/05/24 20:56

白馬のボーダー美人にお会いしたかったな~(笑)
山ヤさんではなく滑り屋さん・・!?12時過ぎて登り出す・・
ん~~自分もそうするかもしれないんで、まるで自分のこと言われてるようです・・。

投稿: お気楽 | 2008/05/25 21:09

★お気楽さん
美人さんのボーダーは、恐らく多くの人が見ても美人と思うだろうなあ。彼女はたぶん滑り屋さんから転じて、バックカントリーに進出した感じですね。持ち物は完璧に今風で決まりすぎているぐらいで、ハイドレーションも使ってましたね。

確か、夏山では白馬尻の小屋の所に午後からの登山はやめてくださいって表示がでていたような?

投稿: MINMIN | 2008/05/26 00:32

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