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2009/06/17

第44回六無月東京喜多(北)マラソン  暑くてたまらん大会

↓の記事に書いたように、とくかく前日まで体調イマイチにて参加するかどうしようか・・・と悩んでいた大会なので、目標は完走。数日前の天気予報では当日は雨か雨が残った状態なので気温が低ければ・・・・・と期待していたが、予想よりも早い時間に雨があがり、朝から晴天    

実は私が最初にマラソン大会に出場したのは

2005年6月の多摩川での10キロの大会だった。当時はまともに練習もせず、少し走ると決まって膝が痛むので足を引きずりつつ悲惨だった。でも、一番の記憶は大変に蒸し暑くて光化学スモッグも発生していて、救急車で何人も搬出されていたということだ。 

それなのに、なんで今回も6月の大会なんかにエントリーしたかって? 走ることが以前よりだいぶ楽しくなってきているもののやはり大会という目標がないと練習に弾みがつかない。10月のハセツネの大会まではずいぶん時間があるので、弱い自分を少し追い込む?ためかしら・・・・
  でも、実際は体調不良で予定の数分の1しか練習しなかったので、とほほ・・・です。

【スタートまで】

大会というのに全く気合が入らずゆっくり会場へ。舎人ライナーという新しいモノレールみたいな電車に乗る。乗り換え駅の日暮里駅付近も高層ビルが立ち並び、あまりの変貌にびっくりでした。駅に降りると警備員さんが「会場までコンビニも自販機もありません」と言うではないですか!この日の暑さを考えると待っている間にも喉が渇きそうなのでペットボトルをちょうど買おうと思っていたのでないのは困る。参加者はぞろぞろと河川敷を歩いていきますが、私は土手を歩いて約1キロ。会場少し手前の住宅街の中に自販機を発見。すでに歩いているだけなのに喉渇きました・・・・・。 大会ではどうなっちゃうのかしら?

2009_06_13_068 晴天の荒川河川敷と参加者の列 (写真は全てクリックで拡大)

受付時間をやや過ぎてますが、まだスタートまでは50分ぐらいはあった。着替える場所はテントがあったのですが、これが狭い上に足元にシートも敷いていないので、前日までの雨で土や草の匂いがぷーんと漂ってくる状況。こりゃあ、いくらなんでも・・・・。 着替えている間に開会式が始まったのですが、北区ラジオ体操連盟という東京ローカルな大会なので会長さん?もほのぼのです。。。 さらに、次はスポンサーの近くの日帰り温泉施設の宣伝、次もアイスクリーム会社の宣伝・・・とローカル色全開。荷物を置く場所もテントの下で、貴重品は持ってきていないけど、いつ盗難されてもOKみたいな状況でびっくりです。

2009_06_13_063 15分前にフルマラソンがスタート

トイレは定番の長蛇の列だけどかなり酷い。20分近く待ってようやく済ませたけど、列に並ぶ前にスタートの音が スタートラインにはどうやっていけばいいの?駐車車両の間を縫って横入りみたいな形でスタートの門のすぐそばで列に入った。本当は良くないけどここしか入れない。まだまだ相当長い行列だったようで、自分はスタートから約30秒遅れぐらいだったので、参加者がそれなりに多い大会としてはまずまず有利に入れた。

【スタートしてから】

コースは江北橋付近から最初に掘北橋(下流)に向かって約6.2キロ、その後折り返して江北橋に戻って、次に岩淵水門先(上流)に向かって約4.3キロ、そこで折り返して江北橋に戻る21.0975mのハーフのコース。給水所は大体2.5KMおきに設置されているという。

まずは荒川河川敷なのでひたすら平坦な道だ。少年野球があちこちでプレーしている。その脇を走る感じ。サイクリングの人もいっぱいいるが、交通規制はあまりきっちりやるかたちではないようだ。最初の4キロは5分半ぐらいだった。練習も大してしていないのまずくない? 私はいつもキロ6キロなんだけど  距離表示もあんまり見かけない。私みたいに半分練習気分でのんきに参加している人はいいけど、タイムにこだわっている人はこの大会は困るだろう。

2009_06_13_057 この写真は自分がゴールしてから。ロードバイクもママチャリも一緒?

初めての給水所が現れたが、自分でコップでバケツから汲み取る・・・という素朴すぎるやり方。すでに水は少なくなっていた。まだ後ろから大量に人が来るのにね・・・・・・ 2番目の給水所は混んでいて水をとらなかった。そしたらそれから先が辛くて、やっぱり水飲んでおけばよかったと反省。やっと5キロほど走って8キロぐらいの場所で給水を摂る。ここまでも約1キロが5分30秒ぐらい。水を飲んだらほっとしてヤレヤレ。ほっとしたら少し疲れが出た。10キロ通過地点ではちょうど60分ぐらいで経過。(私って本当にキロ6分がマイペースなのです。帳尻あわせがうまいです)トイレに再び行きたくなった。

相当に気温が上がってきて暑いので、スピードを上げると熱射病で倒れそうだ。スタート地点のトイレが一杯ある所に戻る。ここでトイレ休憩と水を腕にかけたり、手ぬぐいを水に浸たす。水で塗らした手ぬぐいを首周りにかけるとひんやりして気持ちよい。たぶん約3分程度ロス。しばくするとまた給水所。ここもしっかり水を補給するがいくら飲んでも暑い。その後土手に上がる。やっと少し風が通る感じがする。割と道が狭く、対向で折り返してきた人達がフルもハーフも入り乱れているのでなかなか抜けない。岩淵水門のそばの給水所では長蛇の列。水待ち1~2分。

さらに進んでようやく最後の折り返し。再び給水所に戻ると、給水待ち3分ぐらいか? ボランティアの若者は一生懸命やっているが、とにかく水が少ないから、役員の人が携帯で水の手配を必死で電話しているようだ。かろうじて私は水にありつけたけど、もっと後ろの人やフルマラソンの人たちはどうなってしまうのでしょうか?  

もともと速く走っていないので後半になっても大して変わらずにテクテクと走っているので、歩いている人など結構たくさんの人を追い抜く。そうこうしていると、酸素吸入を受けて救命士が付き添っている顔面蒼白な倒れた人を見かける。無理すると怖いですね・・・・。 あっという間に2時間を過ぎてしまい、目標の一つの2時間6分(これは完全にアベレージで1キロ6分で走る場合)は越すのは確実。給水所のロス時間がかなりあって、それにトイレタイムあるので。最後の給水所は皆が固まってすごい感じだ。水が無い無いと・・・・ それで、私はすぐコース脇の野球場の水飲み場があるのを見ていたので、すかさずそちらへ。ちょうど給水のための大きなポリバケツに水を入れていた。私は水を頭にもかけてとにかく給水と冷却。

2009_06_13_054 2009_06_13_058_2

左:救急車がゴール付近で待機。何度サイレンの音を聞いたことやら・・・・

右:完走後の写真 参加賞の袋と一緒に写る。

最後までスパートする気持ちも無く、淡々と無事完走。脱水症状にならなくてよかったという感じです。完走証を発行してもらい、ポカリ1缶、マンゴーシャーベット、バナナとりんごをいただく。マンゴーシャーベットを橋の下の日陰食べたけどおいしかったあ

【おしまいに】

かなり遅いタイムだったけど、2年前に初めてハーフを走った時よりも速かったし、終わってもまだ余裕で走れそうな余力を感じたのは少しは成長したのかな?こんなに遅いタイムでも、女性の中ではエントリー数との比較で上位4分の1ぐらいの順位で今までにないぐらい好成績?(いつも後ろから数える方が断然早いのだが  )自分も走るのは初心者だが、それ以上にもっと初心者が多かったせいか? 謎・・・・。 

ネットでのこの大会の評判は調べてなくて参加してしまったが、かなり酷評に近いもので、値段が高い割りにサービスが良くないと思った。自転車との接触事故も起こっているようだし、参加者が全部であわせて5000名も参加する割には安全面や盗難面などセキュリティが甘く、よく言えばローカルでほのぼの?って感じでだが、普通に書くと大会運営がこなれていない部分が多い。水が本当に切れてしまった場面が後半になるほど多く、28度にも達した6月の大会としては何故もっと対策しないのかと不満の声があがるのも当然だろうな。来年参加するかというと、ちょっとご遠慮願いたいものだが、コース自体は本当に平坦で走りやすい。私が参加したことある彩湖のハーフよりもさらに走りやすいので、1月にも同じコースで大会はあるので、その季節ならば良いかもしれない。

★この大会の口コミ情報はこちら

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コメント

お疲れ様でした。暑かった1日、大変でしたね。
日焼け大丈夫ですか?給水ってほんと大切ですね

投稿: ayako | 2009/06/17 09:29

完走おめでとうございます!
って、給水、バケツから水を汲む…?
そんなところあるんですね。勉強になりました。

投稿: てる | 2009/06/17 11:15

★ayakoさん
よりによって、この日は暑くて参りました。
顔は日焼け止め塗ったけど、脚と腕を塗り忘れて、靴下跡がきっちりついてしまって、参ってます。
自転車だと私はのどがあまり渇かないので給水を怠り勝ちなので注意しないとなあ・・・。

投稿: MINMIN | 2009/06/17 21:01

★てるさん
ランネットの口コミを見ていただくとわかるけど、こんなに酷い給水はめったにないらしいです。
紙コップも足りなくなって、人によっては他人の使い古しで飲まなくてはならなかった方や、河川敷の砂利まじりみたいな感じもあったのでした。ハーフはまだよかったけど、あとに残されたフルマラソンの方達がお気の毒でした。

投稿: MINMIN | 2009/06/17 21:04

MINMINさんが前回参加なさったのは2005年ですか!
私の記憶では去年位なのですが・・・。

私は6月は札幌のハーフしか出た事がありませんが(観光を兼ね)、札幌でも暑くて参りました。
東京の6月だと雨の方が走り易いでしょうね。
給水の問題は前回もあったのでしょうか?
だとすると、大会運営にかなり問題がありますね。
私の場合はハーフ2時間以上かかるファンランナーだったので、
観光兼ねた大会しか出た事ありませんが、概ね良い大会ばかりでした。

これからは奥多摩で試走でしょうか?
梅雨時は蛙が沢山いるから、気をつけてね。
(いきなり足元でズルズル動くので、驚きますよ)

投稿: REI | 2009/06/19 12:10

MINMINさん、おばんですぅ♪
この時期のフルマラソンは厳しいですよね。
まさしく酷暑との戦いになります。今は
北海道で走ると気持ちよいでしょうね。
お疲れさま~♪

投稿: YAMADA | 2009/06/19 23:15

★REIさん
初めての大会が2005年の6月の大会で10キロ、ハーフの初めては2007年11月です。ちゃんと定期的にまともに走り始めたのは去年の9月です。

大会にエントリーすると走るようになるかな?と試みていたのですが、本当に駄目な私でした。やっと去年からはペースを守って、一応それなりに走れるようになってきたかな?って感じです。良い大会、悪い大会等がいろいろあるんだなあ・・・ということが最近やっと、私なりにわかってきました。 

奥多摩の試走は今日行こうと思っていたのですが・・・。

投稿: MINMIN | 2009/06/21 00:14

★YAMADAさん
さすがに、この時期フルマラソンには挑戦するほどの実力はないので、ハーフ参加でした。ほんと、ハーフでよかったです。フルの方は大会運営のまずさもあって、相当に水分補給ができなかったりで大変だったようでした。(補給食もバナナぐらいで、1箇所だけとか?)
よい勉強になりました。

投稿: MINMIN | 2009/06/21 00:17

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