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2010/08/07

編笠山~権現岳~赤岳の日帰り縦走@八ヶ岳

7月の三連休はどこに行こうか?直前に梅雨も明け、好天が予想される。交通機関は車を持っていない私は電車かバスだが、金曜日の夜出は既に予約が一杯。一日遅れの土曜日の夜出にして、八ヶ岳で繋がっていない未踏の権現岳から赤岳を繋げるべく、出没決定!左肩を1月に痛めて以来、山に全く行っていないの大丈夫?と思ったが、途中に山小屋は一杯あるので、日帰りできなければ泊まればいい・・・と思っていた。基本装備は山小屋1泊の感覚で準備した。

山行の記録は↓からどうぞ

【2010年7月18日(日)】
前日の土曜日の夜、新宿駅前発の「毎日アルペン号」に乗る。このバスは南アルプスの芦安と甲斐駒の登山口の竹宇神社を経由して、観音平に向かう中型バスだ。元々は車酔いしていた私
(最近は大丈夫のようだが)だが、今では公共交通機関は激減。バス利用しないと何処の山に行けないし、バスの安さを踏まえての利用となった。でも、あちこち引き回された上で観音平は勘弁・・・というのが正直な感想。バスは満員で特に芦安までは結構揺れて、正直ほとんど眠れなかった。

バスは予定通りの4時半に観音平に到着。降りたのは私だけだった。観音平には2度来たことがあるのに、自販機もトイレもないことを忘れていた!ペットボトルで1.3L位しか水分がないのに焦る 駐車場はかなり広いが、3連休なので観音平の大分手前の車道までぎっしり路駐あり。

5時過ぎに出発。数パーティーが先行している。ツキノワグマの出没看板があるので、念のために大きな鈴を鳴らす。寝不足でもあり、久しぶりということもあってペースは全く上がらない。信州の山らしく爽やかで、朝でひんやりとした山は嬉しい。トレッキングシューズを去年の夏に壊して以来買い直していないので、本日はトレランシューズ(=ジョギングシューズの山版)だ。もう少し軽快に登りたいが汗も一杯でて、雲海という場所で一休み。若いカップル、中年ご夫妻、単独の男性等、結構抜いてもらう。

その後も淡々と森の中をひたすら緩やかに登っていく。押手川を通過して、いよいよ急な登りが始まる。石の堆積の斜面が多い。以前、雪山で来た時は本当に苦しかったけど、今日は7キロ程度の荷物なので楽と言えば楽だけど、それなりにやっぱりシンドイ。振り返ると大変立派な雲海!そして向こうには南アルプスの山々。思わず1本立てる。

2010_7_18minamiyatsu_010 雲海にうっとり (写真は全てクリックで拡大)

最後の急登では多少なりとも岩を掴んで手でバランスを取って登るが、<やっぱり、未だに左腕は痛む>という事実でしょぼん・・・・  たどり着いた編笠山の山頂(2523.7m)は素晴らしい360度の大展望だった。そして、予想以上に一杯の人人人・・・。目指す赤岳は他人事のようにすごく遠い(苦笑) この日見えた山は富士山、奥秩父(金峰の五丈岩も判別可能!)、鳳凰三山から北岳等の南アルプス、中央アルプス、木曽御岳、乗鞍から北アルプスのほとんど全ての山々・・・・。特に槍からキレット、穂高の白い雪の模様が印象的!立山あたりも大分雪が見えていた。

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編笠山山頂より赤岳方面。(右が権現岳、中央が赤岳、左が阿弥陀岳)

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南アルプス(北岳、甲斐駒、仙丈岳)、北アルプス(北部 槍穂が見える♪)

2010_7_18minamiyatsu_020  北アルプス北部

青年小屋へは大きな岩の堆積の下降。特に今日はジョグシューズなので要注意。ようやく青年小屋に到着。ペットボトル500cc×2本(400円×2)を購入して水分補給できてヤレヤレ。少し食事をする。高温でおにぎりはぱさついて食が進まないので、他の物を食べる。それにしても、虫が多い。アブが巡行して刺すのを待ち構えている。 タイツの上からも平気で刺すので油断大敵だ。

2010_7_18minamiyatsu_033 青年小屋から編笠山を振り返って

先が長いので、権現岳は向かう。途中でコマクサに遭遇。樹林帯を抜けると懐かしい風景に遭遇。のろし場だ!ここから先は雪山で登った感じと、夏山はどんな感じか違いが楽しみ!最初はガレ場を急登。鎖場もあり、ザレている。自分レベルのアイゼン技術で登るにはそれなりに急登だった。その後は足場は50センチから80センチ程度のトラバースで全部左側にしっかりと鎖がついている。あの時は先行トレースがなければ敗退確実だったと改めて感謝する思いです。(興味がある方は2003年の冬の記録のこちらのリンクをご参照くださいませ。) 

2010_7_18minamiyatsu_062  トラバースはしっかりした鎖がずらり。

夏山で足場も乾燥しているので、あっさりとトラバース通過。(濡れていたら、怖がりの人は怖いと思う)権現小屋の先の分岐にザックを置いて、権現岳山頂をピストン。山頂はこれまた大混雑!東の三ツ頭から登ってきた人達も多く、順番待ちで写真撮影。ゆっくりと余韻に浸ることもできずに戻る。ここまでで疲れていたら、そのまま戻る選択も準備していたが、調子はまずまずなので前進決定!ここまでが足慣らしという感じだったでしょうか?

2010_7_18minamiyatsu_065  権現岳山頂

いよいよ、ここから先が初めての場所だ。初めてというのは、わくわく♪ 有名な61段の階段ってどんなかなあ?一旦やや下ってから、いよいよ鉄ハシゴの登場 ちょうど下から男性1名が登り始めたところなので上から観察。本当に長い長い長い・・・・・・。一気に登るには息が完全に上がりそうだし、手を離したら一発でアウトだし。心して行かねば 登りきったおじさまは、ハシゴが終わってすぐには私の待機している場所には来れないほどやっぱり辛そうでした。雨の日だったら、まじに怖そうです。

さて自分はというと、しっかりと1つ1つのハシゴを握り締めて、慎重に慎重に下降。荷物も軽いのでよかったが、痛めている左腕が下りなので負荷があまりかからないので助かったが、登りならばかなり辛かっただろうと推察した。アーーーヤレやれ。終わった後も緊張しているので、直下では写真撮らず、少し行った安定した場所で撮影。(高所恐怖症の方は、真剣に辞めた方が良さそうです。お勧めできません。)

2010_7_18minamiyatsu_078   2010_7_18minamiyatsu_081 権現岳直下の名物鉄梯子

ここが終わるとキレット小屋までは稜線散歩。人がずっと少なくて、たまにパーティーや単独の人がいる程度なので、静かで本当に良いです。ややアップダウンはあるものの気にならない程度。キレット小屋が見えると、ほっとします。小屋に着くと30秒先にあるというトイレを拝借。小屋の前には天水が置かれて冷たくてほっとします。(飲料不可らしいけど、飲んでも大丈夫でした。)手拭を水に浸してジャブジャブ。今日は山頂方面の小屋は大混雑なので、小屋番さんが客引きです。既に予約を入れている方達が多いので、同グループ内で・・・・ということです。10数名の団体グループや、結構人数の多いパーティーがここで泊まることになったよう。水場も近くにあるようで、テントを張るには良い場所みたいです。コマクサの大密集群生地が小屋の隣にあります。小屋で保護を兼ねて育てているようです。

2010_7_18minamiyatsu_094 2010_7_18minamiyatsu_096 コマクサの群生が見事!

ここでしっかり休んで赤岳へ最後の登り。コースタイムでは2時間。見上げると赤岳が正面で、ダイナミックな景色です。やっぱり赤いです。天狗尾根が右から突き上げている様子が男性的です。日差しが暑くて嫌だと思っていたら、ちょうどガスが出てきてほっとします。あまり上を見ないで登るけど、既に大分歩いてきているのでピッチは上がりません。ルンゼ状の瓦礫の急な登りで若い男性の単独者と前後する。テントを置いてピストンしているとか。こういう若者が増えるといいなあ・・・。天狗尾根の合流点付近に到着。

2010_7_18minamiyatsu_111  2010_7_18minamiyatsu_109 

左:赤岳南面、 右:天狗尾根 

今年の冬、ネットの山関係者で名前はよく存じて居た方がこの近くのバリエーションルートで命を落とされた。私とは2006年の十石山の山スキーの際に一瞬だけお会いした彼女の姿が思い出される。あそこまで登って来たんだな・・・・・しばし黙祷。

ここから先は赤岳をやや右に回りこむような感じで登山道が付いていて、まだかまだか?と思う。ガスで山頂がどれか?イマイチよく分からない。さすがにバテバテしてキレット小屋から2回ぐらい小休止しながら登る。最後の右に山頂小屋、左にピークがある姿を見つけてようやく安堵。ただし、そこまでには渋滞があることも見て取れる。雪山でも登っているのに、こんな道だっけ?結構適当な記憶です。 小学生や集団が前に居るので直下で待機。

2010_7_18minamiyatsu_121 赤岳まであと少し

やっと赤岳山頂(2899.2m)に到着!13時5分、真っ白な景色と大混雑の山頂でした。人を掻き分けて山頂の標識に到着。順番待ちで写真をなんとか1枚撮ってもらいました。実は赤岳は高校生の時に大きな山としては最初に父親に連れられて登った大変に想い出のある山なのです♪ご来光を見た朝に南に連なる山を全部登ろうと思ったのですが、ずっと後回し。今まで2回計画して1度は権現岳まで、1度は編笠山で敗退。ようやく3度目の正直なのでした。ウン十年ぶりでの達成です! 

2010_7_18minamiyatsu_125 赤岳山頂 

でも、そういう余韻に浸ることは全く許されない雑踏の山頂 を後に、小屋のある山頂に移動。こちらの方も人だらけで、やっとスペースを見つけて休む。次々と登ってくる人、下っていく人の波が凄いです。若い人を山で見なくなって久しいのに、山ブーム? ここ八ヶ岳はかなり多いです。賑やかで良いです。

さて、このペースならば美濃戸口からの最終バスの4時台に間に合うかもしれません。正確な時刻をメモしていなかったのがネックです。 間に合わなかったら乗り合いでタクシーで下山するか、登山口に2500円で素泊まりできる小屋があるので、それでもいいかも。

2010_7_18minamiyatsu_147 一段下がった場所にある赤岳天望荘はハイテク小屋?

13:35に下山開始。地蔵尾根、行者小屋経由とします。大変ザレて下りにくい。人は凄いし、こんな所に鎖あったけ?風化が進んでいるのかもしれません。地蔵尾根に入ると階段や鎖などに手間取っている様子がありありの人達が多く、パスさせてもらう。行者小屋に1時間ほどで到着するが、大テント村は活況。冷たいジュースを購入して喉を潤す。

2010_7_18minamiyatsu_159 赤岳を振り返って 

美濃戸口まではコースタイムで2時間半。時計は14:50。まともに行動していたらバスは4時台のたぶん半ばごろなので、1時間半前後しかない。 トレランシューズを履いていることもあり、とにかく走れる所は走る・・・という方針で、気合で走り始める。それにしても本当に若い人達で真新しい装備一式のグループが多い。雑誌から抜け出たような人達や山スカ女性も結構多い。こんなに暑いのに生地の厚い長袖の暑そうなジャケットを着て登りで苦しそうにしている女性もいるのでびっくり。(思わず老婆心ながら「脱いで歩いた方が楽ですよ」と声をかけてしまいました。 

八ヶ岳は最新装備の見本市?そういう景色を横目にしながら、自分はバスの時間と競争です。でも私の走りはせいぜい男性の早歩き程度なので大したことない。最初はかなり走りやすい道で、後半は美濃戸近くになるにつれ沢沿いの道となり、自分では走れるレベルの道でないので、普通に歩くように・・・・。それでも1時間40分のコースタイムを1時間弱でクリア。

美濃戸の小屋でバスの時刻を確認。16:34発ということで、あと45分ほどあると分かり、ヤレヤレ大丈夫圏内。 5分だけ休憩して再びランニング。ところが、少し走り始めるとアブに取り付かれてしまった。 しばらくはアブに取り付かれているな・・・と思いながらも走っていたが、自分だけか?と思いきや、他の方達も同様に振り払っている。でも、一旦止んだか・・・と思っても、次から次へと夢でうなされそうです。

最初は気分良くジョグしていたけど、後半は手拭を振り回しながら、悲しく歩いてしまいました。虫は大の苦手。アブはタイツの上からでも平気で刺してくる。既に山の中でも膝周りなどを何回か刺されていることは分かっていたけど、あとで無防備だった頭のてっぺんもやられていたことが判明。帽子嫌いなので自業自得ですが、本当に参りました。最後は疲れよりも、大きな大きなアブとの闘いで幕が下りた感じです。前半は走ったので美濃戸口のバス停には発車15分位前に間に合いました。美濃戸口の小屋もバスの中も相変わらずアブ三昧。虫が大の苦手の私には試練でした。

帰りの特急あずさは予想に反して自由席でも悠々。やっぱり3連休の中日作戦は成功でした。久しぶりの山で12時間程度の行程をこなせて、まずまず満足な私でした。しばらく登っていなかったけど、念願の南八ヶ岳もつながって満足な山行でした。次はどこに登ろうかなあ? 

【コースタイム】
観音平発 5:05発  雲海 5:47~52  休憩 7:00~05 編笠山 7:33~45  青年小屋8:05~25頃  権現岳分岐9:30頃~山頂~9:46 キレット小屋 10:50~11:20  小休憩11:55頃、12:35頃  
赤岳山頂 13:05~35  行者小屋 14:40~50  美濃戸 15:48~52 美濃戸口 16:18 (バスは16:34発)

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コメント

MINMINさん、

こんにちは。今日はブログにお邪魔しました。
先日、八ヶ岳のアブでひどい目にあったと、ある女性が話していましたが、そんなに大変なのですね……。

アブは厄介。
タイツの上からでも刺してくるって、その女性も話していました。

長丁場の充実山行だったようで、素晴らしいですね!

投稿: Sumiko | 2010/08/07 21:21

★Sumikoさん
どうも、早速のコメントありがとうございます。
八ヶ岳でこんなにアブが・・・・ 今年は猛暑の影響で多いのでしょうか? 八ヶ岳は冬のイメージが強くて、ずっと普通のシーズンに行っていなかったので、びっくりでした。

長丁場をきちんと歩くとやっぱり気持ちよいですね。3連休では若干の時差出動とエリアの選択がポイントと痛感。権現から赤岳は人も少なくて静かでよかったです。

投稿: MINMIN | 2010/08/07 22:58

MINMINさん、おはようさん♪
八ヶ岳記録、ようやくアップですね(^^)
夏はアブがやっかいですね。特に沢の近くには
たくさんいるみたいです。北陸で夏の沢登りを
する時、林道でアブを覚悟しなきゃあいけないです。

ところで、いつの間にか画像掲示板がない!
まあ、これも時代の流れでしょうか...
ツイッターなど、ますます忙しくて人間関係の
希薄な情報化時代の産物でしょうね。と、
ロートルの独り言...

投稿: ヘロヂ | 2010/08/10 06:49

★YAMADAさん
アブは水を好む?みたいですが、やっぱり今年の夏が暑すぎるからじゃないかしら?と思ってしまう。八ヶ岳でアブって、あんまり聞かなかったので。以前はYAMADAさんは沢を結構されていたと覚えておりますが、アブ覚悟でしたか・・・・

画像掲示板はほとんど書き込む方がいないので、半月ほど告知した上で7月末に終了しました。時代の流れでやむなしです。
本当は掲示板で皆で同じ話題をぐるぐる書き込むのが好きだったんですけど。 ツィッターは気軽にできるけど、底浅い感じの文化?だけど、意外なつながりができるのは面白いところで、マンネリ打破にはよさそうです。YAMADAさんもいかがですか?

投稿: MINMIN | 2010/08/10 23:36

久しぶりの山、楽しそうな感じが伝わってきましたよ。
>アブ
私もうっかり刺されて腫れたことがあり、恐怖です。人間対自然の闘いですね。
それにしてもハードスケジュールをこなすMINMINさんはすごいです^^

投稿: ayako | 2010/08/11 08:41

★ayakoさん
ほんと、ひさしぶりの山で最初はイマイチでしたが、後半調子が出てきました。

アブは自転車の林道でも出没可能性大だから気をつけないとね。やっぱりぶつかってくるのもいるから、自転車だとサングラスは必須ですね。アブは相当刺されているので足は悲惨な状態です(もちろん蚊に刺されているのもかなりありますが)

ayakoさんの夏休みもとっても充実しているみたいですね。あとでしっかり記録拝見させてくださいませ。

投稿: MINMIN | 2010/08/11 20:56

いや~なかなか健脚スゴイね~。。

同じ日の八ツだったんで、こちらがもっとマジメに登ってれば赤岳で会ってたかもね~。
こちらはどうにもこうにも調子が上がらずあきらめでした。。

投稿: お気楽 | 2010/08/13 21:29

★お気楽さん
同じ山に目をつけたのは奇遇ですね! 私も前半はダラーっっと登ってました。県界尾根や真教寺尾根はずっと登りだから心理的に辛いですね・・・。私は途中で稜線歩きみたいな部分があって、そこで気分的に随分すくわれました。

お気楽さんはその後の北ア2連発はどちらも快調みたいでいいですね!

投稿: MINMIN | 2010/08/13 23:01

ども。

> キレット小屋(略)水場も近くにあるようで

一度、テントで泊まりました。一番で着いたのですが、ちと心細い水場だったかな。9末の渇水期だったからかも。
昼寝した後に散歩で外に出たら、水場は長蛇の列でした。危なかった。

私も夜行で入って(美濃戸でしたが)、鉱泉から硫黄・横・赤と縦走し、翌日は風雨の中、権現越えて観音平まで。
ほぼ逆ですね。それを1Day とは..!
最後はグズグズのスニーカーを捨て、サンダルで小淵沢の駅まで歩きました。あたしも当時は若かった..。

投稿: 糸屯 一@素面 | 2010/08/21 08:04

★糸屯一君
テント山行と軽い装備では体力比がたぶん2倍位違う気がします。私が今、テント泊をすればコースタイムをクリアするのは相当しんどいかな 軽い装備でしか歩かない人が「このコースタイムは甘すぎるよ」とか平気で言っているけど、通常の八ヶ岳や北アルプスはテント背負って歩くか、あるいは小屋泊りでも何泊もする人が多いエリア。だから、当然コースタイムはそれなりに余裕を持って記載しているんだけど、そういうのがわかっていない人達も世の中にはいるんだから、困ったもんです。

私の場合、前回が小淵沢駅から観音平まで繋げて歩いているので(編笠山で天候悪化でギブアップ )、これでやっと八ヶ岳がほぼつながったようです。ただ、わずかに北八ヶ岳の蓼科山エリアと横岳エリアが微妙につながっていないので、これはいつかの宿題ということで・・・。

投稿: MINMIN | 2010/08/21 21:50

> 「このコースタイムは甘すぎるよ」とか平気で言っているけど

まぁ、そんなヤツはほっといていいかと。好きに文句を言わせとけば。

> 前回が小淵沢駅から観音平まで繋げて歩いているので

「駅から」ってのが凄過ぎ! 当時でさえ、逆には登る気はしませんでしたねぇ。

> わずかに北八ヶ岳の蓼科山エリアと横岳エリアが微妙につながっていないので

私も根石山荘と東天狗の間だけが残ってて、これは気になるのよねぇ..。
喉に引っかかった小骨と言うか、歯に挟まったニラと言うか..。
#言わないって?

投稿: 糸屯 一@素面か微妙.. | 2010/08/28 00:41

★糸屯一君
>「駅から」ってのが凄過ぎ! 当時でさえ、逆には登る気はしませんでしたねぇ。
八ヶ岳に夜にアプローチしてもバスが朝までないので、歩いてつなげちゃおうか?という発想です。つなげたら綺麗じゃないかって。
でも、登ることよりも夜道が超怖かった。

>喉に引っかかった小骨と言うか、
ニラは使わないけど、小骨は使うと思う。微妙なエリアが残ってますね。。。そこだけ行くのも・・・。私は双子池のあたりが残っているので、アプローチ確保できれば1回の山行としてはまあまあの感じには仕上げられるはずですが。

投稿: MINMIN | 2010/08/30 13:10

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