この土日は上高地から入って、蝶ヶ岳~大滝山~徳本峠~上高地と縦走してきました。1番の目的は蝶ヶ岳から徳本峠の道を繋げたいこと、2番目は久しぶりにテントで歩きたいということ、3番目は徳本峠~島々の道を歩きたい(未踏)ということ。
徳本峠越えは伝統の道なので、島々から入るのが正統派でしょうけど、今の時期に車持っていない私としては夜行バスのさわやか信州号の利用では、朝の3時頃からいかにも熊が出没しそうな道を一人で歩くのは怖すぎる・・・・と思い、逆コースを選択。
テントにあたっては実に4年ぶり
若い頃は「小屋の利用なんて軟弱な・・・」なんて思っていた私ですが、すっかり普通の中高年登山者になりましたので、最近はむしろ山小屋使うとテントだと亀足な私の場合、1.5倍位歩けるんじゃないか?という機動性で山小屋ばっかり使ってます。(大苦笑) でも、たまにはやっぱりテントの味わいもいいかな?と思ったもので・・・。本当に担げるか心配だったので
、事前に近くのハイキングの山でボッカ訓練もどき(15キロではボッカ訓練とは言えないですが)、一応やっておきました。
初日は朝の特急あづさで昼に上高地入りし、横尾でテントを張りました。水もここだと大して持たなくて済むのでザックの重さも12キロ位なので楽勝?
(写真は全てクリックで拡大)
左:入山時点の河童橋からの穂高 この時が一番お天気良好 右:自分のテントはオレンジ。この日のテントはこの写真の写っている3張りだけ
昨日は朝5時15分発で夜明けないうちに登り始めて、ほぼコースタイムぐらいで蝶ヶ岳へ。その後比較的平坦な縦走路(だけど距離は長い)を徳本峠へ。ここでテント張る積もりだっのですが、雨が降り出したので、上で降られるのはこの時期寒いので急遽、小梨平のキャンプ場(上高地)まで移動。さすがに最後は真っ暗で、ヘッデン持っているものの雨が酷くて受付もどこかわかりません。キャンプはどこに張っていいかもわからないので、屋根のある下の某所で張っちゃいました。12時間行動をテントでやるのは本当に何年ぶり?
稜線からは槍穂高の見放題! 展望を楽しむなら最高の立地。 小屋の写真は新しくなった徳本峠の小屋。
今の装備は昔に比べると恐ろしくなんでも軽量化されていて、3分の2位の感じなんですね。改めて軽量化って凄いことだなあと思った次第です。たまにはテントもいいなあ・・・って。
雨の上高地もしっとり風情あり。
休暇は火曜日まで取ってあったので、島々谷を歩けなかったのは残念ですが、またの機会にできれば登りで越えてみたいものです。
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