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2013/03/09

某業界駅伝

先週の土曜日は、私の勤務している「某業界」の駅伝大会で皇居を走ってまいりました。これは恒例毎年春に開かれているもので、なんと58回! 伝統の大会です。

3年前に初めてこの大会に参加して駅伝の楽しさと責任を実感しました。2年前は東日本大震災の翌日だったので中止。去年は別のマラソン大会に出ていたので参加せず。今年は職場でメンバーが5名揃ったので参加になりました。

幹事は大学体育会陸上部OBの人達が運営しており、今回は計測もプロの会社に頼んでおりました。参加メンバーは一般で100チーム以上、女性だけのチームなど各種も合わせると、相当な人数です。最近は皇居周りの大会が安全のためにかなり規制されており、1分ごとのウェーブスタート。応援方法もスタート・ゴール地点に人が集中しすぎないような配慮が求められております。

さて、当日は

 

お天気がよく日差しが温かいというものの、凄く風の強い1日でした。ゼッケンの配布場所は桜田門。そこから、第一、第二走者だけはスタート地点の千鳥ヶ淵公園に行くことを許されており、他の人達は桜田門の広場で応援。第一走者が桜田門を通過した時点で、第三走者が千鳥ヶ淵公園に行くことを許される・・・という仕組みで、第四、第五走者も同様な形で移動します。桜田門と千鳥ヶ淵は1キロ位は離れているので移動で20分位かかります。私は第二走者でした。着替えたのは千鳥ヶ淵公園近くのジョグリスなので、この日は桜田門と千鳥ヶ淵公園の間を何度も歩いたり走ったりしたのでしょう・・・・という感じでした。

12時半スタート。うちらのチームは第2ウェーブスタートなので、12:31スタートでした。結構最初の頃なので盛り上げります。若手君がいつになく真剣な面持ちでスタートしました。
(いつもはちょっと斜に構える感じの奴なんだけどね、こういう表情の方がいいね。)

うちの会社の人達は陸上部の本気狙いメンバーだけは社名入りランニングシャツとランパンですが、それ以外は自由。それに比べて、某社は御揃いのオレンジのTシャツが妙に目立ちます。この大会はうちの会社が皇居ランにもっとも馴染み深いこともあって全体の半分近く?と圧倒的に参加者が多いのですが、オレンジ社の方がある意味インパクトありました。宣伝上手ですね。

さてうちらのチームの第一走者はマイナー球技の体育会出身入社2年目君だけど、走るのはそんなに得意というほどではなく、25分切るのはちょっとしんどいと言っておりました。そうは言っても予想通りマイナス2分の23分で戻ってきました。最初飛ばし過ぎて、だいぶ後半バテており辛そうでした。 足ももつれんばかりでタスキリレーとなりました。

さて、今度は自分の番です。タスキをもらうと斜め掛け。計測チップがタスキについているにはびっくり。最初は勢いよく下り坂を走りました。これが最後まで仇になりました・・・・・。いつもは自分は緩いペースで走っていき、だんだんと調子が出てからペースが上げられれば上げるのが本来のペース。ところが、最初からスピード出してしまったので、息が苦しくて苦しくて堪りません。走るのはまるで苦行。  

さらに風が強くてまともに走れません。向かい風とも横風ともいえる強い風でまっすぐ走るのもしんどいです。時には前進を阻むほどの風も舞いました。平坦になる桜田門まで大した距離でもないのにずいぶん遠く感じました。こんなにハアハアしてしまって後が怖いです。 桜田門には知り合いの人達も数人いて応援してくれるので力がでます。 桜田門までは3,4人抜いたような気がするのですが、ここから先はだらだらとペースをちょっと落として息を整えます。かなり多くの駅伝の人達に抜かされてしまいます。男性だからしようがないです・・・・。大会なのにだらしないジョグペースです。

せめて風よけとなる体の大きい人でもいれば陰に入って走りたいですが、よりによって全然該当する人がいません。たまにいても自分より速いので抜かされてしまいます。皇居自体を走っている人たちはかなりいるので、ペースのあう人がなかなか見当たりません。やっと東京駅の真ん前あたりぐらいの時だけが一瞬だけ(たぶん距離にすると300m弱位?)は風の影響がなかったですが、気象庁のあたりまでくると、また別の方角からのビル風が執拗にスピードを削ぐ方向で加わります。

さて、後半の登りが近づいてきます。だいぶペースを落としたので女性にも2、3人抜かされました。なんとかあまり辛くならない程度に登っていきたいですが、風がや弱くなって大勢低めにして無難に坂を登ります。駅伝なのに途中で歩いてしまっている女性も発見しました。(その方は第一走者がかなり早くゴールに着いたのに、どこか行っていて、相当何度も呼ばれてやっとタスキを受け取ったというちょっと???な方。)

登り切った場所で左折しますが、その角でゼッケンのコールを無線でゴールに連絡してます。あ・・・・なるほど、こういう仕組みだったのですね。ここから平坦になってほどなく公園の中に入ろうとすると、後ろから凄い荒い呼吸の音。ゴール前で負けてはならじと必死にかわして、ぜーぜーぜー。やっとゴールで第三走者の後輩のトライアスロン女子君にタスキを渡しました。

あーーー、超疲れた。皇居は1周5キロというけど、風の影響なくて走れた距離はんとうに僅かで、長くて2,3分ぐらいの感じだった。通常は向かい風があれば追い風があるのが普通なんだけど、そこが都心のビル風の関係か、風が一定ではなくて、いろんな方向に舞っているので、結局得した気分の場所が実質ゼロって感じでした。また、登りが前半にある方が走りやすいのですが、千鳥ヶ淵公園スタートだと、どうしても最初が下りでラストが登り。タイム的には速く走りにくい設定でした。走っている最中でもあまりの苦しさに、駅伝レースなのに普通の練習程度かそれ以下ぐらいの感覚になって走っておりました。

うちらのチームは第四走者は婚約が決まったばかりの可愛い後輩女子、ラストは元体育会ボート部の30代ギリギリ氏。最近コソ錬をずいぶんしていたみたいで、第一走者よりも速かったです 結局、終わってみると全体の前から70%位の位置でゴール。タイム狙いならば最初から女性メンバー入れないとか入れても1名って感じがよいのだろうけど、みんなが楽しく走ってゴールっていうのも楽しいですね。 走らないのに補助員の名でサポートしてくれるメンバーもいて、皆でタスキをつなぐ楽しさが味わえてよかったです。なお、タイムには自分はお恥ずかしいレベルですが、26分半ば位のタイムでした。せめて25分台では走れるかな?って淡い期待ありましたが、風強しで皆もタイムが伸びていなかったので止むをえません。

 

しかしながら、当日は汗をかいたあとで2時間近く結構寒いなかを応援して、それからシャワー浴びて、飲み会3時間・・・・・・ それが影響してか、翌日よりA型インフルエンザにかかってしまいまして、会社を木曜日まで出社停止となってしまいました。 それだけならまだしも、そこで4日間も休んでしまったので、当然、翌週3日間会社を休んでスキーに行く予定がパーになってしまいまして、哀しくて哀しくて・・・・・・。     

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コメント

お大事に~
休み時には遊びたい。でも資本の体は大事にね!

投稿: ayako | 2013/03/13 16:32

ayakoさん
いつもコメントありがとうございます。
最近はあれこれやらなければならないことが多くて、自転車だけでなく、山やスキーさえも活動停止傾向なんで参ります。早く復活したいなあ。

投稿: MINMIN | 2013/03/13 19:32

この記事へのコメントは終了しました。

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