ちょっと「大山」へ
ずっと事情あって山に登っていなくて、やっと約1年ぶりぐらいに6月に山に登りにいったのが用事のついでに登った丹沢の「大山」。
ちょうど午前中は用事があって小田急線沿線の近くに行くことがあったので、昼前に用事を済ませて、ウン十年ぶりに大山に行ってまいりました。
興味のあるかたは↓へ
【6月1日(土)】
大山ならばロープウエイもあるし、バスも駅から頻繁に出ているので昼から登るのでも大丈夫だろうと思って決めたのでした。(本来は山は朝から登るが基本なので、あまりマネをしないでください。)
午前中の予定が無事済んで、マクドナルドでたっぷり昼食をいただいてから、電車で移動して伊勢原駅に着くとちょうどバスが到着。スムーズに乗って20分ちょっとで終点。トレランの人が手前のバス停で降りて登って行く様子もみられる。そうだ、大山も登山マラソン大会が開かれる山ですね。
こんな昼からの時間でも乗客はそこそこ多い。トイレが見つからずに(本当はバス停のすぐ上にあった)、なし崩し的に出発。結構急な参道の道には両サイドに茶店や豆腐料理店があって、昔の記憶と変わっていない。ケーブルカー駅のトイレに入って、さていよいよ登るぞ!
男坂女坂の分岐では左の女坂を選択。ずっと石段が長く続くのが結構シンドイ。昔からの大山信仰、大山詣りの伝統を感じさせる道だ。幸い木陰の中なので思ったよりも暑くないのが幸いだ。ケーブルカーで登る人が多いが、歩いて登る人も結構多い。2名位?トレランの人に追い抜かされた。また、さっそうと下ってくる女性ランナーもいた。約1年ぶりの山登りの割には荷物が軽いこともあって、まずますの感じだ。たまにジョギングしているのも多少の効果を感じられる。
大山阿夫利神社に登りつくと、再びケーブルカーの観光客の人達と合流。石段を上った神社の広い境内からは相模湾も眺められて気分も良い。お参りしてから山頂へと進む。この上からは幾つか道があるようだが、とってもきつい急斜面の石段を一歩一歩登っていく。転落しそうで怖いぐらいだ。それが済むと、やっと山道っぽくなって、途中富士山が綺麗に見える所も通過して、ヤビツ峠からの道を合わせると大山山頂(1252m)に到着。標高差で約900m位を登ったのかなあ?
山頂は昔のおぼろげな記憶通り、ごちゃごちゃと茶店やら神社やらがあって、普通の頂上っぽくない。人も結構15時前という遅い時間の割には多い。茶店が締まりそうな時間だった。ここから見た相模湾や江の島、三浦半島はややもやっている感じだけど、なかなか素敵だ。やっぱり山の上から海を見るのが自分は好きだ。
奥社にお参りした後で、ご神木のそばで携帯で実家に連絡。本当に時代は便利になったものだ。午前中の用事のことや江の島が見えている等の話をしてから、またまたしばしくつろぐ。特に富士山が夕方の光景になりつつある中を雲から7合目位から上が見えていて立派だ。雪も細くかろうじて見えている。今年は雪の富士山に滑りに行けなくて残念だったなあ・・・・。
下りも無難に参道を下る。以前大山に登った時は、ヤビツ峠から山頂に登って、それから表参道を下ったという記憶だ。バスの便を考えると一番便利な表参道往復は時間が遅い時でも安心だ。神社の境内まで下ると安心。ところが、この下りでついつい男坂を選んだのが運のつき? この男坂は「夜遅い時間は暗いのでご遠慮ください」みたいな表示が出ていたけど、ホント泣きました。
急な石段とは思っていたけど、急すぎて転落しそう。シャレになんないぐらい身の危険を感じました。一般的にメジャーな山の石段には手すりがあるのだけど、ここには全くなし。バランスを間違うと、頭からくるんとくるんと何回転もしちゃって落ちていきそうです。心の底から「今地震とか起きないでくださいね」と念じたほどです。石も老朽化していて、欠落す可能性もありそうだし。階段の数も何箇所にもわたって、急なのが続き、本当に心臓に悪かったです。かなり多くの山を登ってきた私でも、これは一番嫌なクラスの階段でしたね。
やっと女坂と合流して、のんびりとお店の続く参道を歩いてくだり、無事バスに乗って終了。バスの便数が多いのがとにかくうれしいですね。また、ふらっと登りたくなるような新たな魅力を感じました。
◆コースタイム◆
12:30 バス停を下りて歩きはじめる。 12:50ケーブルカー駅でトイレ休憩
13:25~30 大山阿夫利神社 14:50~15:20 大山山頂 下山(16:40頃バス停)
写真はデジカメを持参したけど、午前中の用事で電池使い果たしてしまい、スマホで代用して撮ったけど、まだPCに移していないので省略。
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