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2014/02/11

八甲田スキー覚書

今年も酸ヶ湯ベースの八甲田スキーに行ってまいりました。
このために?、板&ブーツ&シールも全て新調
板を太くして、TLT仕様にしました。本当に驚くほどお金がかかってしまいましたが、どうだったかというと・・・・

以下、ご興味のある方のみ。ほとんど自分のための備忘録。

朝一番の羽田⇒青森便。南米に行った時のマイレージの有効期限が切れる寸前で気づいて、あー――良かった。実は初めてマイレージ使いました。 500円位足りなかったので、少し現金使いました。Jクラスしか残っていなかったので初Jクラス席利用。

■1日目 2月3日(日)■
・青森空港から2500円で各宿に行けるシャトルバス、自分しか予約客がおらず、スムーズに11時前には酸ヶ湯に着いて超ラッキー。
・ロープウエイ駅で1か月券を買おうと思ったら、窓口で「12時55分の便を最後に、ロープウエイは強風のため運行停止しますが、それでもいいんですか?」と言われる。前日まで4日間はほとんど動いていなかったので、どの券を買うべきか悩んでいたら乗れなくなってしまった。

・去年もお会いした常連さんのMさんと遭遇して、ゲレンデで3本ほど一緒に滑走。
・東京も暑いほどの春の陽気だったが、八甲田ではありえない雨が降り始めた。そのため、13:50のバスで帰る。

■2日目 2月4日(月)■
・午前 銅像コース  Ski 25名前後、Bord 7名位
・午後 中央コース  S  20名位、B1名

午前中は前日の雨でカリカリでつまらないが、無難に皆にくっついて行動できた。

午後は、板が外れまくり。最初に右が外れた。この時は親切なテレマーカーのおじさまが助けてくれて、なんとかセットできた。ところが、濃い濃霧で皆から取り残されて、一瞬どこに行けばいいか途方に暮れる。しばらくしたら、やっと左手に集団を発見。白い世界は本当に怖い。

皆に合流しようとして滑走したら、今度は左足が外れる。ちょうどガイドの徳さんが来てくださり、ちょうどつるつるの斜面で超つけにくい状況。なんとか板をつけるのを助けていただく。ガイドさんに板をつけてもらうなんて、本当に情けない。 初心者に戻った気分。やっと滑走再開と思ってわずかに進んで、また左板が外れて、板が斜面をゆっくり滑りだしてしまった。きゃーーーー!ちょうど右前方に徳さんがいてくれたので、板を拾っていただき、超反省。まだ流れ止めをつけていなかったので反省。(ストッパーはついているけど、アイスバーンで効きにくかった)

本当はいけないんだろうけど、こんなに外れるのは困るので、とりあえず前ビンディングを2,3段目まで上げた。

ところで、やっと自分のビンディングは落ち着いたけど、なぜか徳さんが出発しない。そうしたら、Mさんもビンディングが5,6回以上外れてしまって、さらにゴーグルも曇ってしまって視界不良の模様。全然こちらに合流できない。Mさんには津川ガイドがマンツーマンでついていて、やっと4人が合流する。徳さんには「本隊とは別の隊と思って行動してよい」という無線連絡が入っていて、若干本隊と違うノートラックのルートを進めて、板が外れなくなると結構楽しかった。夏山で歩いたことのある見覚えのある湿地帯の台地を進む。きれいな景色だ。

酸ヶ湯の近くまで来て、やっと本隊と合流。中央ルートは実はたぶん初めてじゃないかなあ? 本当は正面の湯坂を滑りたかったけど、雪のコンディションが悪すぎるので無難な迂回路で降りた。TLTの厄介さを痛感した一日だった。

■3日目 2月5日(火)■
・午前 温泉コース  S 22名位   B 4名
・午後 銅像コース  S 20名位   B 2名?

ロープウエイ駅で最初からシールを付けるように指示された。この時期にはなかなか行けない温泉コースなんで、嬉しい。至福の一本。だけど内心はまたビンディングが外れないか心配心配。 1本滑って次の斜面に行くうねりの斜面で、思い切り前転したが、実は板が外れるのが怖くて少しビンディングを上げていたので板は外れず。やっぱり少しだけ脚に負担きたので、それからは、やっと通常位置に戻す。この日は前日に大量に雪が積もったので、前日までのアイスの上なので、底つきありパウダー。でも、なかなか素晴らしく。(およそ50センチ位積雪)

午後からの銅像も、ややメローな斜度を選んでくれたので、自分的には余裕もって滑れたので最高に気分良かった。 やっぱり、パウダーには太い板が楽というのを実感した一日だった。ほとんど、サーフィン気分。

■4日目 2月6日(水)■
・午前、午後ともに変形モッコ沢  S 21,2人位  B 4名

雪が一杯降り過ぎ。簡単に腰位には入ってしまう。ほとんど身動きできないほどの深さ。視界も悪いので、当然に近所しか行けない。午前中はガイドの跡を中心に少しだけトレースを外して滑走。それなりに樹林を間を滑走するのは楽しかった。

午後は、さらに雪が重たくなってきて、全くトレースを外すと止まってしまい、完全な下りラッセル。転倒すると起き上がるのが大変なので、前の人のトレースだけ。これではつまらないなあ・・・・。果敢に外すと、ドツボにはまるので、大人しくする。(TLTでなかったら、もう少し攻めたかもしれないが。とにかく板が外れたことを考えると・・・)

■5日目 2月7日(木)■
・体調不良のため休養
・一日中、豪雪(一日で60センチ降雪)

お腹風邪(胃腸炎)を起こしたようだ、お腹が下って大変。  少し熱っぽく、フロントで体温計を借りたら37度2分だった。

■6日目 2月8日(金)■
・ゲレンデで遊ぶ。 ダイレクトコース2本、リフト7本

ゲレンデに行くバスがツアーに入らないと8:20しか午前中はないのがシンドイ。(ツアーだと9時発) この日も視界は上の方は悪く、ほとんど見えない。ダイレクトコースは細くて、後半しか楽しくない。

ゲレンデのリフト周辺がこの日は楽しく。ふっかふっかの雪を一杯滑走できて嬉しい。 平日なので滑走人数が少ないので、昼ごろまで楽しく滑れた。樹林の間も思いのままに楽しめる。12:40戻りのバスで酸ヶ湯に戻る。体調が大分戻ってきてほっとした。

■7日目 2月9日(土)■
・一日箒場コースのはずが、午前カモシカコースに変更
・全部で29名(Bはそのうち6,7人位か?)

・ラストにフォレストコース1本 (滞在中、初めてオープンしたみたい)

半日コースを前日に申し込んでおいたが、当日のロープウエイ駅で希望者は箒場で1日ツアーという其田隊長の一声で、一日コースに変更 箒場は1度しか行ったことないが、楽しくて長い。ただ、「これだけ雪が降ったあとなので、どうなるか全く未知数」ということだった。

八甲田に来て初めて山の形を見る。やっと陸奥湾、下北半島、青森市内、岩木山などが見える。最初に斜面を歩いてから、1本滑走。ふわふわの雪! あっというま。それからシールを付ける。ちょっともたもたしてしまうが、雪が深すぎると、ツボ足になるとすごく足を摂られるのでシールつけるのも大変。

シールつけてしばらく歩いて、見覚えのあるコルを目指す沢筋まで到着。ガイドさんが3人前に集結する。ラッセル交代しながら進むが、目指す方向と逆に進む。どうやら敗退みたい・・・・・。しばらくすると、カモシカコースに明らかに転進したようだ。

平地に来て山を振り返ると、見事なまでに山の向こう側は凄い風雪が渦巻いていて、あっという間に天気が上空は悪くなっている。撤退正解でした。ロープウエイ駅の近くの路上に降り立つ。結局半日コースに変更になり、このまま解散。

食事をしてからラスト1枚残ったロープウエイ券ほ消費で上がろうとしたら・・・・、運悪く観光客のご一行がたくさんいて、すぐに上がれない。13:50の酸ヶ湯行のバスに乗るためにはかなりギリギリ。やっと13:25頃に滑り出し。今季初めて滑るフォレストコースはさすがの土曜日なので、既に美味しいところはズタズタになっており、さらにチャレンジするほど時間の余裕もないので、単に滑り下りるだけになってしまった。長かった!時間ぎりぎりにやっと戻って、バスに乗り込む。

去年もお会いしたOさんが従業員バスの15:45発に乗った方が安全では?ということで、頑張って準備。温泉も入って間に合った。余裕を持って青森駅に到着。

東京は記録的な大雪で交通機関マヒしているので、Oさんは青森にもう一泊するという。自分はとりあえず駅ねっとで既に新幹線の件を発券しているので、予定通りとする。Oさんと一緒に夕食を共にしてからお別れ。雪の空に花火が上がっていて素敵だった。

その後、予定の電車すべてが遅れ、青森駅からはやて20号に乗ったものの、盛岡までくるのもやっと。福島駅でポイント故障もあったようだ。完全に諦めの境地でのんびり。23:08着だったが、東京に着いたのは翌日1:55頃か?恐らく3時間弱遅れ。そのまま別のホームに設置されている新幹線ホテルに移る。女性専用車両もあり、照明も落としてあるので暗くて暖房もガンガン。2時半ごろから寝始めて、気が付いたら始発が動き始めている4:55。

電車は通常通り動いていた。最寄駅から歩いて帰ったが、雪の街は街路灯に照らされてやっぱりきれいだった。

1週間のスキーは良い雪に恵まれた日が多く、ロープウエイも初日しか止まらず、かなりラッキーだった。もともと1日位は休養日にしようと思っていたので、体調を崩したのは残念だったが、まずまず。パウダースキーの楽しさ、やっぱり太い板は楽しいなあ。

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コメント

うーん・・・1週間の八甲田~お金持ちで羨ましいーー。

投稿: お気楽 | 2014/02/17 23:47

お気楽さん
おひさしぶりです。
このところ、全然遊んでいなかったので、久しぶりに楽しみました。
湯治棟は旅館部とは違ってリーズナブルです。1泊4000円で自炊の人も多いです。
休暇を取る方が大変かも。

投稿: MINMIN | 2014/02/18 23:58

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